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大ヒットドラマ『Empire/エンパイア 成功の代償』 LIMITED WEB INTERVIEW

タラジ・P・ヘンソン(タラジ)
ジャシー・スモレット(ジャシー)
ブリシャー・グレイ(ブリシャー)

『Empire』に対して感謝の気持ちでいっぱい!
今起きている変化の時代に少しでも貢献できたら嬉しいね!

sabu全米視聴率記録を塗り替えた、空前の大ヒットドラマ『Empire』!富と名声、家族の愛憎と裏切り、芸能界や音楽業界の表と裏側、黒人社会や同性愛に対する偏見等、現代社会が抱えるあらゆる問題をリアルに追求し、鋭く描いた衝撃作。そんな話題作が4月2日にDVDリリースとなる!更にシーズン2がFOXチャンネルにて1月26日(火)より放送をスタートすることを記念してメインキャストであるクッキー役のタラジ・P・ヘンソンと、ジャマル役のジャシー・スモレット、ハキーム役のブリシャー・グレイの3名が来日!その魅力について話を訊いた。

■それぞれの役どころについて、演じてみて難しかったところや楽しかったところなどありますか?

タラジ クッキーは母親なので、一回母親になってしまうと常に母親でいなければならないの。だから演じてない時でもやはり母親のような気持ちになってしまうのよ。特にこの子はね!(笑)(ブリシャー・グレイを指差して)

ブリシャー (笑)。誰もが悪ガキの部分があると思うんだよね。だからそういった部分だったり、もちろん音楽的なところや、ラップもそうだけど、ハキームって本当に頑固なところがあるんだよね。だからそういう部分を引きずり出すために、あえてゴッド・ファーザーやジェイ・Zだったりに成りすましたりするんだよ。

ジャシー ジャマルは、すごく忠誠心もあるし、あと繊細すぎるところがあると思うんだよね。僕自身、ジャマルとすごく似ているところがあると思うんだけど、ただ、現実的には、みんなあそこまで裕福な生活の中で育ってきたわけではないからね。ライオン家の兄弟は非常に才能はあるけれど、恵まれているし、下積みがないので、ハングリー精神でのし上がっていくというのがないので、その辺はちょっと違うかもしれないね。でも忠誠心だったり、繊細すぎる面とかは共感できるよ。

■作品中、多くの大物アーティストがゲスト出演していますが、誰が一番印象的でしたか?

タラジジャシー アリシア・キーズ!

ブリシャー アリシア・キーズ!(笑)

全員 (笑)。

タラジ 彼女とは『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』で一緒に共演させてもらって、長年の知り合いなんだけど、そのときからすごく俳優としての志が本物だということがわかっていたの。残念ながら今回は一緒のシーンはなかったけど、撮り終わったエピソードを見て、〈本当に素晴らしいし、役者としてすごく成長したんだろうな〉と思ったの。すごく繊細なニュアンスだったり、壊れやすさや脆さみたいなものを的確に演じていたのが素晴らしかったわ。

ジャシー 彼女は、すべての面において自然なんだよね。本当に真面目だし、やさしい人で、人間として素晴らしい人だよ。仕事には時間通りに来るとか、我儘とか言ったりしないし、そういうところも見ていて素晴らしいなと思ったんだよね。こんなにも才能のあるアーティストで成功しているにも関わらず、近所の知り合いの友達みたいな感じで普通に接することができる人なんだよ。

タラジ あとはコートニー・ラブね。彼女も素晴らしくって、彼女との仕事は本当に楽しかったわ。あとはエステルも本当に素晴らしかったわ!

ブリシャー あと、ナオミ・キャンベルもね!

タラジ あなたは、ナオミとのキスが良かったんでしょう?(笑)ちゃんと言って!(笑)

全員 (笑)。

■シーズン1がはじまって1年くらい経ちましたが、この1年間でまわりの反響も含めて、この『Empire』という作品がそれぞれ俳優人生をどのように変えましたか?

タラジ 私の場合は、映画のオファーが5本もきたり、業界の中でより高いレベルで本当にいろいろな選択肢が与えられるようになったわ。そういう意味では本当にクッキーに対しても、『Empire』に対しても感謝の気持ちでいっぱいだわ。

ブリシャー 僕は、これが俳優としてはじめての本格的な役になったんだけど、その中でもテレンス・ハワードや、タラジのような素晴らしい役者さんたちと一緒に仕事ができるのは本当に嬉しいことだね。

ジャシー 僕も同じようにいろいろな選択肢が今まで以上に増えたということと、今後も俳優業や歌っていく中で、より幅広い分野で活躍できると実感したよ。今回、自分が本当に心から強く思っているようなテーマについて役を演じることや歌うことができるのがとても嬉しいし、何よりも請求書がちゃんと支払えるようになって最高だよ!(笑)

全員 (笑)。

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