「愛と青春のアトリエ 洗濯船と蜂の巣」が名古屋松坂屋美術館で開催!

main展覧会「愛と青春のアトリエ 洗濯船と蜂の巣」が名古屋松坂屋美術館で2016年1月23日(土)から2月23日(火)まで開催されます。

「洗濯船(Le Bateau-Lavoir)」とは、ピカソ、モディリアーニ、ヴァン・ドンゲンなどの巨匠たちを生み出したモンマルトルの長屋のことで、1900年に、パリで万国博覧会が開催され、その後世界中から芸術家が集まってきた拠点です。

一方の「蜂の巣(La Ruche)」は、モンパルナスの集合アトリエ、シャガールやスーティン、レジェなどが集結した芸術家のコミューンでもあります。モンマルトルが観光地や高級住宅街となってしまい、金のない画家の居場所が、モンパルナスへと移っていった経緯があるというのです。

彼らの若き日々や芸術に対する情熱、そしてふたつのアトリエを中心に繰り広げられた交友関係と、そこの住人と彼らの仲間たちの作品約60点が一堂に展覧されます。

sabu暖房や水道もまともになかった状況での創作活動や、才能を見出したものを広く迎え入れる風土など、今や数億円で取引されるような作品が生まれた「洗濯船」と「蜂の巣」の模型も展示されます。アトリエの様子から当時の画家たちの生活を想像してみてください。

【概要】
展覧会「愛と青春のアトリエ 洗濯船と蜂の巣」
会期:2016年1月23日(土)〜2月23日(火)
開催時間:10:00〜19:30
休館日:会期中無休
会場:松坂屋美術館
住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1
入館料:一般1,100円(900円)、高・大生900円(700円)、中学生以下無料、( )内は前売り・団体割引料金
※団体は10名様以上