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THE BEAT GARDEN WEB LIMITED INTERVIEW

■メジャー2作目でより歌詞を意識するにあたって、メロディにも変化がありました?

REI 今回のリード曲を作るにあたり、メッセージ性っていうものをメインに考えていて。それを踏まえてから制作に入り作った曲なので、みんなが聴きやすいものになっているんじゃないかな。

■なるほど。MASATOさんとSATORUさんはこの曲を初めて聴いたときの感想は?

MASATO デモの段階でもらったときに、どこか懐かしくて、温かいメロディをしているなと。対照的にトラックはEDMの良さが強くて、それだけで聴いてもいい違和感がありましたね。

SATORU トラックだけを聴くとEDMの印象が強いんですが、そこにUさんのやわらかい歌詞が組み合わさって、馴染みのある言葉をTHE BEAT GARDENっぽくはめられている印象をもちました。そこもこの曲の1つの魅力だなと思います。

■歌詞に描かれているイメージが、今回のMVでみられるんですよね。

U 1番のサビの「重なった色の日々」を、色で表現したんです。2色でも赤と黄、赤と青だと全然違う色になるじゃないですか。それがMVでは視覚的にみられるんですが、YouTubeで公開しているショートバージョンではまだ色が出てきていなくて。実は2番以降から確認できるので、ぜひCDの特典のDVDでチェックしてほしいです。個人的には2番のAメロを歌っているMASATOがすごくかっこいいので、そこも見どころですね。

■ジャケ写も色の使い方が特徴的ですよね。公式ブログでMV制作の記事を見ましたが、ロケ中は雨がよく降ったとか。

U REIが外で歌うシーンがあるんですけど、彼が外に出るたびに雨が降ったんです。1回だったら偶然だと思うんですけど、それが4回もあって。(笑)

■4回も!?

U 雨の合間に晴れたときがあって、僕とMASATOが「今いける!」って言ってREIが準備して外に出たら、また一気に降りだすっていう……。(笑)もう「REIじゃなくてrain君だね!」って。

■もともと雨男なんですか?

REI いや、違いますよ!(笑)

U 彼は自称晴れ男なんで。(笑)でも僕ら、路上時代から雨多かったんですよ。そのときはまだSATORUがいなくて3人で活動していたんですけど、「誰か雨男かもね」っていう話がメンバー間だけじゃなくてファンの間でも広まっていて。それが実はrainくんのせいだったとわかったのが今回の撮影の収穫ですね。(笑)

■(笑)続いて、2曲目“Guilty pleasure”は切ない歌詞が印象的でした。

U この曲は“Promise you”より先に完成していて、ストックだった楽曲なんです。恋愛を第一に考えた歌詞で、1曲目と対比して聴いてくれたらおもしろいと思って今回収録しました。

■1曲目とはかなりギャップがある楽曲ですよね。

MASATO 僕、この曲大好きなんですよ!少しスリリングで胸が高揚するような、人間のフックな感情が感じられて。“Promise you”とは対照的な曲なので、すごくお互いが引き立っているなと。Uさんの歌詞は共感できるフレーズが多いので、今回もかなり気に入っています。

U “Guilty pleasure”は初恋の甘酸っぱさではなく、大人になってから経験する苦い恋をイメージしています。いろいろ経験してきた恋愛のなかで、上手くいかないこともあるじゃないですか。そういった経験を思い出しながら書きました

■3曲目“Sky’s The Limit”は、初めて作詞も編曲もメンバー以外が作成した曲ですね。

U 夏フェスなど大きいイベントを経て、自分たちのグループ像が明確になってきたタイミングで、「ほかの人が描くTHE BEAT GARDENを1回聴いてみたい」という話になり、やってもらいました。僕らの今までの曲を聴いてもらって、楽曲のテイストを軽く伝えてからはすべてお任せ。結果、すごくいい楽曲ができたと思います。

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