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THE BEAT GARDEN WEB LIMITED INTERVIEW

待望の2ndシングルは、“温かさ”を感じるEDM

3Vocal + 1DJという独特の編成で活動をしているTHE BEAT GARDEN。エレクトロの高揚感とロックの躍動感が融合した「エレクトリック・ダンス・ロック」サウンドを武器に、7月27日発売のシングル『Never End』でメジャーデビュー。2ndシングル『Promise you』のリリースを控えた彼らに、新曲はもちろん、クリスマスの過ごし方についても語ってもらった。

■前回のインタビューがデビュー前だったんですが、メジャー後に何か変化があったとか?

U デビュー当日に劇的に変わったことはないですが、夏フェスやTGCなどの大型イベントに参加することで、初めましての人たちに僕らの曲を聴いてもらえる機会が増えたことですね。

■この夏の思い出深いイベントは?

U 全員一致でライジング・サン・ロックフェスティバルです。開演前はお客さんが少なかったんですが、ライブが始まって音が鳴り始めると徐々に人が集まってくれたのが視覚的にわかったのがライジングだったので、それは4人のなかで一番印象強く残っていますね。うつむいて音だけ聴いてステップを踏んだり、みんなでサークルを作ってくれたのもめちゃくちゃ嬉しくて。

■アウェイのなかでも音で繋がれた瞬間だったんですね。

U 無駄な感情を省いて音だけで繋がっていて、それを観て僕らも余計なことを考えずに楽しんで歌えた時間だったのですごく鮮明に覚えていますし、そのあとのフェスも楽しい気持ちでやることができましたね。もちろん悔しい思い出もありますが、いろんなことを学んだ期間だったと思います。

■EDMのメロディは、フェスでもかなり盛り上がりそうですよね。最近ではものすごくEDMの楽曲が増えていますが、改めてその魅力は何だと思いますか?

U 魅力でいうと、トレンドであり若者のシーンでよく聴かれる音楽になっていること。僕らの“Just like strange rain”と“Dreams come true”という、がっつりEDMでサビの部分がメロディレスの曲を持っていますが、それを聴くことであまり音楽を知らない人でも健全なパーティーピーポーになれるんです。(笑)

■健全なパーティーピーポーですか!(笑)

U 普段クラブに行かない人でも、EDMは楽しくノってくれるんですよ!僕らも常に聴いていて思いますし、いま音として楽しめるジャンルはEDMだと思います。

■なるほど。そのなかでどんな差別化を?

U こうなりたくないと思うのは、EDMの音には英語がはまりやすいので、洋楽をそのまま日本語にしたような曲を出すこと。結構ありふれているので、EDMに寄せた僕らの楽曲があるとしたら、そうじゃないアプローチをしていきたい。今回の“Promise you”もサウンドにはEDMの要素が入っていますが、日本語をあえて多く入れることで想いを伝えるということに重点を置いています。それを今後の強みにしていきたいのもありますね。

■たしかに、“Promise you”はかなり日本語の歌詞が目立つEDMですよね。

U 歌詞を考える前にカラオケに行ったんですよ、僕一人で。(笑)今までのインディーズから“Never End”までの曲を、デンモクにあるヒット履歴の曲と歌い比べてみて。僕らの曲はEDMにギターリフが入っていて、かつ歌モノが特徴なので、それを代名詞にするのであれば、次のシングルはより歌詞を前面に出せたらいいなと思って。歌詞を通して、カラオケで誰かに向けて歌が代弁してくれる瞬間があればいいし、共感できるフレーズが多かったら周りの人にも聴かせやすかったりするし。カラオケの人気曲には、そういったフレーズが多いなと思って、歌詞を考えました。

■サウンドがEDMなのに、歌詞からは温かみが感じられました。

U これは<幸せと約束>をテーマに書いていて、REIのメロディから感じた温かさを表現したんです。特定の人に「君を幸せにするよ」というよりは、家族とか友達にも向けられる曲を意識しましたね。遠くに離れていても、幸せを願える人って恋人以外にもいるじゃないですか。そういった温かさが残ってくれたらいいなと思って。

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