■今作の制作を通して、さらにDANCE EARTH PARTYメンバーの結束が強まったのではないでしょうか?
ÜSA 最近はTETSUYAと一緒にいることが多くて、本当に相棒みたいな感じになってますね。想いも共有できているし、具体的にどういう動きにするって時もイメージを形にしてくれるので、パフォーマーのパートナーとしても最高です。今後も旅を通じて新しい発見を共有していきたいですね。Shizukaちゃんはとにかく歌が素敵で、透明感があるんです。だから、いろんな世界の色があっても馴染みやすいんだと思います。これからも僕らの気持ちを歌で代弁していって欲しいです。
■ÜSAさんが今作を通して実感した、日本の心とは?
ÜSA 多様性ですかね。地域それぞれの誇りを持っていて、そこに音楽や踊りやお祭りがあって、みんな違うんだけどみんな同じっていうところに和の心を感じました。同時に、その和の心を世界に広げていきたいと思いました。僕らができることは踊ることやエンターテインメントを作ることですけど、それで人々の心が開放されたり楽しい気持ちになったり、そういう瞬間に関わっていけたら幸せですね。
■今作で世の中にDANCE EARTH PARTYのどんな一面を提示できると感じていますか?
ÜSA スカをやったりカントリー・ミュージックとEDMの融合をやったり、今作では日本をフィーチャーしたり、いろんな世界の音楽を表現していくグループなんだなってことが伝わればいいですね。これからアルバムも作りたいと思っているので、そのアルバムを聴いたら世界を旅した気分になれるような曲を作っていきたいと思っています。
■DANCE EARTH PARTYの今後の予定についても聞かせてください。
ÜSA アルバムももちろんですが、まだしっかりライブで見せたことがないので、近いうちにお披露目したいですね。
■ÜSAさん個人の今後の目標や夢についても聞かせてください。
ÜSA 夢としては、日本にダンスの日を作りたいと思っています。その日は祝日で、日本中でいろんな踊りが踊られていて、踊ったことがない人も踊っちゃう気分になれる楽しい祝日を作りたいです。4月22日がアースデイなので、その日をダンスの日にしたらDANCE EARTHの日になるので、日本発信で浸透していったら素敵ですよね。
■改めて、ÜSAさんにとってダンスとは?
ÜSA 衣食住と同じくらい、大切なことだと思っています。いつの時代も苦しいことや悲しいことがたくさんありますけど、歌ったり踊ったり手をつないだりしながら、どの民族も乗り越えてきたからこそ今がある。そこには踊りというものの役割があったと思いますし、この時代でも踊りは必ず必要とされているはず。踊りの力を信じて進んでいきたいと思っています。
■最後に読者のみなさんへメッセージをお願いします。
ÜSA 僕が生まれ育った日本に古くから伝わる、伝統的な和楽器を使ったダンス・ミュージックが完成しました。ぜひこれを聴いて心踊ってくれたら嬉しいです。そして僕が新たなお祭りを作った暁には、ぜひ一緒に踊りましょう!その日を楽しみにしています。ありがとうございました。
Interview&Text:馬渕信彦
PROFILE
世界中のダンスを踊りたい・・・そんな想いからはじまったEXILE ÜSAの旅。世界中を巡り、日本中を巡り、そこで経験したことは、国境を越えて、言語を越えて、ダンスだからこそできることがあるということ。その想いはダンスを通じて社会へ貢献したいというEXILE ÜSAのライフワーク・プロジェクト「DANCE EARTH」へと大きく育つ。「ダンスでアースをハッピーに」をテーマに掲げ、現在はÜSA(EXILE)、TETSUYA(EXILE/EXILE THE SECOND)、Shizuka(Dream・E-girls)の3人で活動するパフォーマンスユニット。
RELEASE
『NEO ZIPANG ~UTAGE~』
CD+DVD
RZCD-86150/B
¥1,944(tax in)
CD
RZCD-86151
¥1,080(tax in)
rhythm zone
8月3日 ON SALE
LIVE
『DANCE EARTH FESTIVAL 2016』
2016年10月15日(土)
幕張海浜公園特設エリア
出演:DANCE EARTH PARTY/DE LA SOUL and more