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DANCE EARTH PARTY WEB LIMITED INTERVIEW

■今作“NEO ZIPANG ~UTAGE~”は、やはり映像も重要な表現だと思います。ミュージック・ビデオでも寛斎さんが手がけた衣装の存在は大きかったのでは?

ÜSA まちがいないですね。後半、派手な衣装に変わるんですけど、それは寛斎さんがパプアニューギニアを旅している時にジャングルの中でひと際目立つ鳥を見つけて、その色に注目したらしんです。そこから、森の中のシーンでも映える色だけで衣装を作ろうってアイディアが浮かんだという、本当にすごい発想力の方なんです。今後、僕が新たなお祭りを作るにあたっても、継続して衣装をお願いしたいと思うくらい、今回は最高のコラボができました。

■ダンス、振りつけで表現したかったこととは何でしょうか?

ÜSA 今回、日本の旅がベースとなっていて、そこで気に入った動きを取り入れています。例えば阿波おどりの手と足の運び方だったり、サビではねぶた祭のハネトの動きが反映されていたり、ソーラン節の手が反映されていたり、どじょうすくいが入っていたり。それをHIP HOPと混ぜてアレンジして取り入れてました。もちろん輪になってみんなで一緒に踊れる振りつけも考えましたね。

■“NEO ZIPANG~UTAGE~”の歌の世界観で表現したかったことは何でしょうか?

ÜSA 歌詞の世界観は、裏テーマにある天岩戸神話の現代版ですね。歌詞にどうしても入れたかったのが〈オ・ド・ン・ナ・キャ、モッタイナイ…!〉というフレーズです。世界の人が知っている日本語として浸透している〈モッタイナイ〉は必ず入れたいと思っていました。

■Dream Shizukaさんに具体的に注文したことはあったんですか?

ÜSA 特になくてお任せでした。というのも、もう彼女とは何曲も作ってきたので、どの楽曲も自分のものにしてからブースに入るマジメなボーカリストなので完全に信頼してお任せしました。

■MVに参加された仲間のみなさんについても教えてください。

ÜSA DANCE EARTHの舞台に出演してもらっていたり、普段一緒に踊りに行ってる仲間を中心に、エアリアルやポールダンサーにも参加してもらいました。みんな踊りを通じて知り合った仲間です。HIP HOPでもそれぞれのスタイルを持っていて、いろんな国にルーツを持った人たちが参加しているので、そこもDANCE EARTHっぽさにつながったと思います。

■リスナーにどんな風に届いて欲しいと考えていますか?

ÜSA この曲を聴いて踊りたいと感じてもらいたいですね。心が踊るような気分になってもらえたら嬉しいです。その先にはきっと〈NEO ZIPANG〉の祭りがあるはずなので、それを楽しみにしていて欲しいです。

■カップリング曲“NEO ZIPANG BREAKS”について聞かせてください。和楽器でHIP HOPの名曲をインストゥルメンタルカヴァーしたのには、ÜSAさんのどんな想いがあったのでしょうか?

ÜSA ポーランドで、HIP HOPヒストリーっていうフル・オーケストラがHIP HOPの名曲を演奏するコンサートの映像を観てすごく感動したんです。このメロディってこんなに美しかったんだとか、新たな発見もあったり、またHIP HOPが好きになった出来事だったんです。こういうアプローチがありなら、HIP HOPを和楽器で演奏してみたら面白いんじゃないかと思って“NEO ZIPANG BREAKS”を作りました。和を感じるHIP HOPの曲ということで、WU-TANG CLANとMISSY ELLIOTとJAY-‘Zの曲をオフィシャルでカヴァーしています。自分たちが祭りを作った時には、もっとカヴァーする曲を増やしておきたいです。そんなお祭りがあったら、自分なら絶対に行きたいですから。そこで日本酒飲みながら踊りたい。(笑)まだ1曲ですが、これをひとつのジャンルとして膨らませたいです。

■リスナーにはどんな風に響いて欲しいですか?

ÜSA HIP HOP好きな人には説明不要なカヴァーだと思うので、和楽器で奏でられていることの面白さを感じて欲しいですね。HIP HOPを聴いていない人も、新しい日本の祭りでかかっている曲として捉えてもらって、HIP HOPやお祭りが好きになってもらえたら嬉しいです。

■カップリング曲“NEO ZIPANG MARCH”について聞かせてください。

ÜSA これはTETSUYAを中心に構築していった曲なんです。一緒に日本を踊る旅に参加してくれて、その中でよさこい祭りを体感して、前に進む踊りって素敵だよねって話になったんです。そこで、街を練り歩くマーチを作ろうってことで「NEO ZIPANG MARCH」の制作がスタートしました。僕もTETSUYAも港にゆかりのある町で育っていて、港って新しいものが出入りする、世界とつながる場所でもあると思うんです。〈NEO ZIPANG〉のコンセプトには、海を越えて届けたいという想いもあるので、そこも曲の世界観に入れ込みました。

■VERBALさんにプロデュースを依頼した狙いとは?

ÜSA インターナショナルなVERBALくんに僕らの気持ちを代弁してもらったら、これは素敵な曲になるんじゃないかってアイディアでオファーしました。僕らの想いだけ伝えて、あとはVERBALくんにお任せしました。イメージ的には、〈NEO ZIPANG祭〉があって、夕方あたりに“NEO ZIPANG MARCH”で登場して、“NEO ZIPANG BREAKS”で盛り上がって、最後“NEO ZIPANG ~UTAGE~”で締める流れですね。今回のシングルは実際の祭りをイメージして、そのテーマ・ソングを作っていった感じです。

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