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WHITE JAM WEB LIMITED INTERVIEW

■確かに約束は生きていく為のモチベーションや原動力の一つに成りえますもんね。

NIKKI 私は逆に当時は特に何も誰とも約束はしませんでした。なので、今さらですけど、ファンの子たちと6コ約束をしたんです。この約束だけは何が何でも果たさなくちゃなと。逆に私は自分に何か約束をしないと動かないタイプなんで。(笑)都度都度自分といろいろと約束をしています。

■ちなみにこの歌は、みなさんいつの時代の卒業を思い浮かべ歌いましたか?

SHIROSE 僕は中学時代ですね。

NIKKI 私は上京をする際の家族との別れの場面でした。親とケンカしたり、口うるさく言われることが学生の頃はすごく嫌で。習いごとも嫌で泣く泣く行ってたんですが、今、ステージに活かされたり、音楽に活かされたりしていて、〈あの時、ああ言われたり、嫌だと思っていたけど、やっぱり辞めずに続けて良かったな……〉とか、感謝することも多くなってきたんです。あの時の小言にしても、今になって気づいたり、大人になって分かったことも多々ありましたからね。〈ああ、あの時はああいった気持ちで言われていたんだな……〉と、いろいろと思い出しながら自分のパートの歌詞は書きました。

SHIROSE この曲って、聴いている人それぞれの節目が浮かんでくると思うんです。大人になっても卒業って何度もあるわけで。これからもあるでしょうし。

GASHIMA 僕の周りでも、音楽という夢に向かいながらも、様々な理由で途中で諦めてしまう方もいて。今でもそんな途中で夢を諦めざるをえなかった方たちの分まで、自分は走っているつもりだし、そういった方々も、この歌をどこかで耳にしてくれたら嬉しいですね。

■ちなみにGASHIMAさんのラップパートのシチュエーションは、やはり小学校時代の……?

GASHIMA ですね。国内の引っ越しでさえ寂しいのに、海外でしたから、僕の場合。ホント、あの時は一生会えないと思ったし、これから知らない世界に自分一人で飛び込んでいかなくちゃならない不安もあったりで、ホント嫌だったし、寂しかったんです。その時の気持ちを素直に綴りました。

■最後に、最近みなさんが〈卒業>したものを教えて下さい。

SHIROSE 僕はコンビニですね。行くのを一切やめたんです、コンピニ。僕、一年の頭に生き方をいろいろと新ためるんです。それが今回はこれで。意外と行くじゃないですか、コンビニって。用もないのに寄りたくなっちゃう。その時間ってけっこうもったいないし、コンビニに奪われている時間ってかなりあるんじゃないかって。コンビニに行かないことで多くの時間とお金を節約出来ますから。その分、時間もお金も有効に使います。

GASHIMA 僕は物質を卒業しました。(笑)引っ越したこともあり、全てをクラウド化したんです。僕、めっちゃ物を持っていて。で、部屋が狭く感じ出して。今の新居はそれこそミニマリストの家ですよ。(笑)物質や物にしばられない生活をしてみて、なんか自由になれた気がして。その代わり世界中のサーバーがクラッシュしたら僕の財産は全てパーになりますが。(笑)そうなった時はそうなった時かなって。

NIKKI 私は無駄なものを食べないようになりました。この2人(SHIROSE&GASHIMA)って、めっちゃ健康指向なんです。無駄な時に無駄なものを食べないし、お菓子も食べない。そんな2人に感化されて、私もお菓子を食べなくなったし、夜中にけっこうラーメン等を食べていたのも行かなくなったし、ファストフード等も食べなくなりましたね。ストイックになったというか。おかげさまで食べたい欲求を、だいぶ我慢出来るようになりました。(笑)

Interview&Text:池田スカオ和宏(LUCK’A Inc)

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