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THE RAMPAGE from EXILE TRIBE WEB LIMITED INTERVIEW

■トラック的にも初挑戦なところが多かったと思いますが、レコーディングの際に意識したことは何ですか?

川村 この曲の雰囲気に近い海外アーティストの楽曲を聴きまくって、そのヴァイブスを乗せることを意識しました。今までしてこなかった表現、新たなグルーヴを楽しんでいただきたいです。

RIKU 曲と歌詞のギャップがあるので、今回はグルーヴィかつリリックに寄り添う力強さ、そして一歩前進したゆとりのようなものも出せたらと思ってレコーディングに挑みました。

吉野 今までの楽曲とは雰囲気が異なるので、歌い方にも違いが出ていると思います。たくさんアドバイスをいただきながら、前作、前々作との違いも意識しながらレコーディングしました。

■“Dirty Disco”のMVは、みなさんから観てどんな仕上がりになっていますか?

吉野 今回のMVの撮影はかなり楽しかったです。“Lightning”と“FRONTIERS”の時はカメラを睨みつけるような表情が多かったと思うんですが、今回は素の自分たちというか、今までとはまた違った表情が撮れていると思います。あと、今回は昼と夜のシーンがありまして、昼のシーンでは太陽の下で16人全員で踊っていたり、夜のシーンはクラブっぽい雰囲気の中でフリーバスケットボーラーやプロスケーターの方に協力いただいて一緒にパフォーマンスさせていただきました。

■みなさんだから語れるMVの見どころとは?

 実は撮影日の前日が大雨でゲリラ豪雨かと思うくらい降っていたので、明日もダメだろうなと思っていたら奇跡的に晴れたんです。なので、撮影は自分たちが雲を吹き飛ばしたんだってくらいの勢いで臨みました。サビは絶対に太陽が必要なシーンになっているので、どんな映像になっているのか楽しみに観ていただきたいです。

■続いて、そのカップリング曲“Shangri-La”は、どのようなイメージを持って制作に入ったのでしょうか?

LIKIYA この“Shangri-La”も、曲作りのテーマは“Dirty Disco”とほぼ同じです。デモ音源を聴いた時は、この爽やかな曲でどうTHE RAMPAGEらしさを表現するかを悩んだところもあったんですけど、“Dirty Disco”とはまた違った一体感を演出できる曲に仕上がったと思います。

■そのメッセージ性や歌詞の世界観について具体的に教えてもらえますか?

川村 さわやかな夏のイメージもあるんですけど、最後に北人が歌う「陽が沈むまで」っていう歌詞とか、どこか夏の終わりの切なさも漂わせる曲なんです。夏の夕方を連想させる、楽しいだけじゃなくて独特の切なさや儚さみたいなものも詰まった世界観があると思います。この曲がリード曲になるんじゃないかと思ったくらい、僕も大好きな曲です。

RIKU タイトルの「Shangri-La」は理想郷って意味なんですけど、歌詞には理想郷に辿り着くための後押しをするような力強さがあると思います。

吉野 夏が終わってしまう切なさとか、名残惜しさも感じさせる世界観なので、ライブの最後の曲としても映えると思います。

■トラック自体がライブ映えしそうですよね?

RIKU はい!僕はイントロのエレクトロが入ってくるところが好きですね。強さも切なさも表現できているので、このイントロに曲のすべてが詰まっているような気もしています。

■歌詞に「いま集まれ この場所がShangri-La」とありますが、THE RAMPAGEにとっての「Shangri-La=理想郷」とはどのような場所でしょうか?

 ステージかなと思いますね。僕たちはステージの上でTHE RAMPAGEを表現しているので、やっぱりそこが今までやってきたことや自分たちの想いを出せる特別な場所だと思います。ステージにはこだわりを持ち続け、感じるものすべてを吸収して、また新たなステージに上がれるようにがんばっていきたいと思っています。

LIKIYA 場所ではないんですけど、LDHだったりEXILE TRIBEの先輩なのかなと思いました。THE RAMPAGE がEXILE TRIBEの一員として〈LOVE〉、〈DREAM〉、〈HAPPINESS〉を伝えていくという意味でも、先輩グループのように自分たちの想いを世に伝えていくことが、理想郷に近づくんだと思っています。

■リスナーにはどんな風に聴いて欲しいですか?

吉野 爽やかさもあって受け入れやすい楽曲だと思うので、構えないで聴いていただきたいです。夏をさらに楽しんでいただける曲になればと思っています。あとは、自分が目指す場所を探している人にもぜひ聴いていただきたい曲です。

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