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たこやきレインボー WEB LIMITED INTERVIEW

■そんな春名さんは真面目で努力家だと言われてました。まわりのメンバーから見てどうですか?

彩木 その通りです。(笑)レッスン場とかでも、めちゃくちゃメモとってるし、次の日までに自分の魅力を出せるように改善してくるんです。やっぱりスタッフさんも見てるんやなって。

■ドキュメントのなかでも、メモをとってるシーンがありましたよね。

春名 (今年4〜6月に開催された)「CLUB RAINBOW」ツアーで、(7公演目の)北海道までのメモを数えたら、全部で15枚あったんですよ。それだけ毎回思うことが出てきて、その15枚のメモが自信にもつながりました。

■どんなことをメモしているんですか?

春名 ツアーが始まる前は、ここはどういうふうに見せるとか。ツアーが始まったら、毎公演のライブの音源を聴いて、思ったことを忘れないように、ライブの前に見返せるように、ここはもうちょっとこうしたほうがいいとか。自分のなかでネックやった公演もあったんですけど、それが終わったあとは、もう一回セットリストの意味とか、この曲はどうやって見せるとか、自分がどう見せたいかっていうのを書いてました。

 ホテルで同じ部屋のときがあったんですけど、ひとりでずっとテレビの横で何か書いてて。はじめは勉強してるんかなと思って近くに行ったら、ライブの録音を聴きながらメモしてたんですよ。私はその横でずっとゲームしてましたけど。(笑)

春名 おーい!

■さっき上がった株が台無しです。(笑)

清井 でも、ちゃんと最終的には聴いてるもんな。

 そうそう。ちゃんと聴いてるので。

■彩木さんはクリエータータイプと言われてました。

春名 天才肌タイプだとはめっちゃ思う。

彩木 恥ずかしい!恥ずかしい!

■最年少だけど、意外と全体をよく見てるとも言われてました。

清井 わかる!

春名 咲良って、自分が最年少なのが嫌って言ってる時期があったんですけど、最近大人の部分がすごい出てきて、それが私はうれしくて、最近いちばん甘えてます。

彩木 ほんと恥ずかしい……。でも、スタッフさんに心を見抜かれてるというか、そこまで見てくれてるんやっていう驚きはありました。自分より自分をわかってくれてて、恥ずかしいけどうれしいです。

■クリエータータイプの彩木さんに対して、清井さんはプレイヤータイプと言われてました。求められていることを的確に汲み取って表現できるっていう。

春名 わかるー!めっちゃわかるー!

清井 自分ではわからへん。

彩木 全部自分のものにするっていうか。

 うまいこと消化するよな。

春名 さきてぃー(清井)ならやってくれるみたいな安心感はすごいあります。それを言っちゃうとプレッシャーになるから、いつも言わへんけど。

清井 ……。

■なんでそんなに浮かない顔してるんですか。(笑)

清井 あんまり自分に自信ないから。

■それもドキュメントのなかで言われてましたね。(笑)

清井 うわー、そうなんや!もう嫌やわー!

■全部見抜かれてますね。

春名 でも、それがステージで見えないのがすごい。

■自信がなくてすぐ落ち込むけど、最近は立ち直りが早くなってきたと。

清井 確かに、昔は何かあるたびに凹んでて、毎回「ムリ、もうムリ」と思ってたんですけど、最近は減ってきました。自分に「大丈夫や!」と言い聞かせて、ちょっとずつがんばってます。

■そして根岸さんは、みんなが口を揃えて「天然」だと。(笑)

根岸 そうなんですよ!みんな真っ先に「天然」って。

 でも、いざというときの爆発力は誰よりもすごいんです。

春名 天然っていうとぽーっとしてるイメージがあるけど、そうじゃない天然というか。

 予測不可能っていう感じ。

春名 グループとしても、絶対にいなきゃダメな存在やと思うし、れんれんがいることでチームのカラーが一気に濃くなっていると思うんです。

彩木 感性が豊かで、そこに助けられてる部分はありますね。

 「CLUB RAINBOW」ツアーでも、スタッフさんからクラブっぽい煽りをしてほしいと投げられたんですけど、クラブなんて行ったことないから、どうしたらいいのか全然わからなかったんですよ。でもれんれんはクラブとか知らないはずなのに、「そういうことか!」っていうアイディアを出してくるんですよ。

春名 狙ってできひんおもしろさとか、そういう武器があるから、うらやましいです。

■でも、本当はいろいろ考えていて、それが表に出せるようになってきたと言われてましたよね。そういう意識は自分でもあるんですか?

根岸 いや。正直ないですね。

 まさかの。(笑)

春名 それはそれですごい。

 でも、最近はレッスンのときに、ここをこうしようって言ってくれることも多くなったと思います。

■それぞれ違う個性があって、そこがたこ虹の魅力ですよね。よくまとまったなと思いますけど。(笑)

 ほんとそうなんですよ。同じ学校におったら、絶対に仲良くならないよねって話をよくしてるんです。

春名 この活動をしてなかったら、一緒のグループにはいない5人が集まってるけど、それでチームワークができてるのがたこ虹の魅力やなって思う。

 よかったね、この5人で。

彩木 ほんまに。

■これ以上話すとネタバレしすぎるかなと思うので、このへんで止めておこうと思いますが、リリース後の予定は?

 7月28日にSTARDUST planet(所属事務所)のお祭りがメットライフドームであるんですけど、ももクロちゃん(ももいろクローバーZ)の10周年で、後輩グループみんなでトリビュート選手権をするんです。

春名 各グループがももクロちゃんの楽曲を歌ったり、全員参加のメドレーがあったり。シャッフルユニットもやるので、私たちも楽しみです。

 それから私たちの主催イベントとして、夏は毎年「オオサカアイドルフェスティバル」というお祭りをやっていたんですけど、今年は8月11日に大阪、12日に東京で「RAINBOW SONIC 2018」という新たなイベントを開催します!

春名 略して「虹ソニ」です。

 決して某ソニックをパクってるわけじゃないです。(笑)

彩木 ゲストにDJ KOOさんと、なにわンダーたこ虹バンド(ユニコーンの手島いさむ率いるバックバンド)が来てくれるので、すごい豪華です。

春名 たこ虹の夏のライブって、本当に熱いんですよ。それに日暮れの時間を計算してセットリストも作っているので、最高の夏の思い出になると思います!

彩木 あとは夜のペンライトもね。

 昼のタオルに夜のペンライトみたいな。

春名 野外ならではの演出もあるので、楽しみにしていてください!

Interview&Text : タナカヒロシ

PROFILE
スターダストの最終兵器として大阪から生まれた次世代アイドル。2012年9月17日に結成。 2016年4月13日にエイベックスよりメジャーデビュー。前作アルバム『ダブルレインボー』に収録のクールなダンスナンバー“虹⾊進化論”のリパッケージミュージックカードとMusic Video+ドキュメンタリーDVD/Blu-rayを「イベント・ライブ会場/mu-moショップ限定盤」として発売!

http://www.tacoyaki-rainbow.jp/

RELEASE
『虹色進化論』
ミュージックカード(イベント・ライブ会場/mu-moショップ限定盤)
card a
(Type-A)
AVZ1-94080
¥1,000(tax in)

card b
(Type-B)
AVZ1-94081
¥1,000(tax in)

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