ニコ動から生まれた次世代ガールズロックダンスユニット「Q’ulle」
ニコニコ動画の人気コンテンツ＜踊ってみた＞で絶大な人気を誇る、いとくとら・ゆずき・まぁむ・まなこ・やっこの5人。そんな彼女たちによるガールズロックダンスユニットQ’ulleから4月5日に新曲『DON’T STOP』がリリースされた。通算6枚目、avex移籍後の第1弾目となる今回のニューシングルはエッジの効いた疾走感のあるロックナンバー。新曲はもちろん、VANITYMIX初登場となる彼女たちについて探ってみた。
■VANITYMIX初登場となるQ’ulleの皆さん。まずは自己紹介をお願いします。
いくら 「いとくとら」と書いていくらです！好きなお寿司はウニですが。（笑）ニコ動の＜踊ってみた＞動画で活動していた時から使っているあだ名です。
■動画投稿をされたきっかけってなんですか？
いくら 当時私は海外にいたんですが、時間に余裕があったのと、他にやりたいことがなくて。海外にいたんですけど、引きこもりをしていたんです。（笑）そこでニコニコ動画に出会い、＜踊ってみた＞だったら私にもできると思ってやってみたのがきっかけです。
■海外在住中に始めたんですね。続いてゆずきさんは？
ゆずき ゆずきです！裁縫とか料理とか、何かを作ることが大好きです。グループの衣装も作ったりしますね。
いくら ゆずきはグループのなかで一番女子力が高いメンバーですね。除菌シートとか絆創膏をスッと出してくれる。（笑）
■除菌シートまで！女子力高いですね。ニコ動に投稿したきっかけというのは？
ゆずき 私はQ’ulleの前進のグループDANCEROIDのオーディションに受かってから投稿し始めました。それまでは観る専門だったんです。
■なるほど。続いてまぁむさん。特技は人の顔を見て好きな食べ物を当てるという？
まぁむ テレビに映っているスポーツ選手や、街頭インタビューされている方の好きな食べ物を予想したりしていますね。（笑）
■ははは。斬新な特技ですね！まぁむさんも＜踊ってみた＞動画を上げたきっかけが、DANCEROIDだったとか？
まあむ 私もゆずきと一緒でDANCEROIDのオーディションのために初めて投稿したんです。元々ニコ動は観ていてDANCEROIDっていうグループも知っていて、ファンで観ていたので。それで今のオーディションを受けたのがきっかけですね。
■続いてやっこさん。特技として書かれた“変なダンス”が気になります。
やっこ フリームーブというか、曲の歌詞にあわせて変わった動きをするのが大好きなんです。（笑）
いくら ダンサーさんのフリームーブと聞くとカッコいいイメージがあるんですけど、やっこの場合は動きが変わっています。歌詞のフレーズに細かく動きをあわせて踊るんです。（笑）
やっこ 例えば漁師がテーマだったら魚を釣っている振りをしたりだとか…。あとパンって音に合わせてお尻叩いたり。（笑）即興でなんでもやります！たまに録ってYouTubeに上げたりしています。
■チェックしてみます。（笑）一方で本業の＜踊ってみた＞を投稿したきっかけは？
やっこ 私はいくらさん達が投稿していたのを観ていた側で、元々ファンだったんです。見ているうちに自分もやってみようと思い、高校生のときに投稿し始めて。そのあとDANCEROIDのオーディションに受かって、今こうして活動しています。
■そしてまなこさん。家から出ないことが特技と書かれていますが、インドア派ですか？
まなこ そうですね。近所のコンビニに行くのも面倒な時があって、家にあるもので済ませることが多いです。家ではゲームしたり、踊っていたりします。
■でも＜踊ってみた＞の動画は外が多いですよね？
まなこ 多いです！外はきれいに撮影できるので。太陽光はピカイチ。その時は外に出ます。（笑）
■なるほど。（笑）まなこさんのテレビ東京系某アニメの振付ダンスの踊ってみた動画はメディアにも取り上げられて話題になっていましたよね！そもそも動画投稿を始めたきっかけは？
まなこ 私もDANCEROIDのオーディションがきっかけですね。オーディションを受けたときにTwitterを始めて。そのときは無名の状態で動画もあげていなくて、＜オーディションに不利すぎる！＞と思い、家の庭で＜踊ってみた＞を撮影したのが始まりです。当時はメイクやファッションにも気を留めず、ただオーディションに向けてとにかく動画をあげなきゃと思って、勢いで投稿していましたね。（笑）
■今ではロケーションや衣装にもこだわりが見えて、もう＜踊ってみた＞のプロですよね。ところでDANCEROIDではどんな活動をされていたんですか？
いくら DANCEROIDのコンセプトは踊ってみた出身のアイドルで構成するというもので。
まなこ その時はダンスを踊るグループで、歌ってはいなかったんです。
ゆずき MCのときだけマイク持って、歌が始まったらマイクを置いて踊りだすスタイルだったので、お客さんはびっくりしていましたね。（笑）
いくら 楽曲はオリジナルだったんですけど、ニコ動の歌い手さんに歌ってもらっていた音源だったり。それも一人一役、私たちのキャラにあわせた歌い手さんがいて、声優さんみたいな形で歌を発信していましたね。
