HKT48 WEB LIMITED INTERVIEW

インタビュー, 音楽

■最近、お互いに刺激を受けたことはありますか？

宮脇　私は、はるっぴが休養していたときに、こんなに心に穴が開くんだというか。いつも隣にいた人が急にいなくなって、「１期生としてがんばらなきゃ」みたいな責任や負担を感じるようになったんです。知らない間に頼っていたんだなということに気付かされましたね。

兒玉　私は今年の選抜総選挙に立候補しなかったんですけど、さくちゃん（宮脇）が４位にランクインして、「おめでとう」とメールを送ったら、「来年は一緒に戦おうね」と言ってくれたので、それがすごい励みになりました。さくちゃんの活躍を見ると、自分もがんばろうと奮い立たせられるエネルギーをもらえるんです。

■やっぱりお互いの順位は意識するものですか？

宮脇　お互いを意識というよりは、HKT48としての順位を考えますね。今年はNGT48の勢いに負けた感じがあるし、私の次は28位（田中美久）だったので、そこに（昨年９位の）はるっぴがいたらなっていうのは、やっぱり考えちゃいました。来年はさっしーが出ないことも決まっているし、HKT48としてもっと上に行きたいので、一緒に戦わなきゃヤバいなという気持ちがあります。

■宮脇さんは今年のスピーチで、来年は１位になることを予言しましたからね。

宮脇　自分で自分の首を締めました。（苦笑）でも、自分で言ったからにはがんばるしかないので、言ってよかったなと思います。自分にプレッシャーをかけないと、がんばれないタイプなので、追い込みたいと思います。

■来年の選抜総選挙に向けて、今回のシングルが第一歩になるのかなと思いますけど、どうアピールしていきたいですか？

宮脇　若い世代の方にたくさんアピールしたいです。今回は青春時代の曲なので、若い方にも知っていただけるチャンスなのかなと思います。

兒玉　今回は節目になる10枚目のシングルだし、王道アイドルソングになっているので、改めて「HKT48って、かわいいグループだな」と思ってもらえたらうれしいです。

■ちなみにシングルは10枚目ですけど、HKT48はアルバムを一度も出したことがないですよね？

宮脇　そうなんです。大きな夢ですが今年中には出せたらなと思ってます。

兒玉　私たちに決められることではないので、あくまで願望ですけど。（笑）

宮脇　でも、出してほしいというファンの方も多いので、私たちも一緒に声を大にして言い続けたら、秋元（康）さんまで伝わるんじゃないかなと思ってます。今回も村重（杏奈）が勝手に選抜したメンバーで歌う曲があるんですけど、ファンの方々が秋元さんに「こういう選抜がありますよ」と言ってくださったおかげで、CDに収録されることになったんです。しかも、メンバーが作詞も作曲もしている（作詞に田中菜津美、作曲に坂本愛玲菜が参加）ので、これからもメンバーの発信がどんどん形になっていけばうれしいです。

■Type-Cに収録されている“恋するRibbon!”ですね。

宮脇　はい。センターのまいこむ（深川舞子）が、少女漫画雑誌の『りぼん』が大好きで、それでこのタイトルになったんです。本当にまいこむにしか歌えない、すごくかわいい曲になっているので、ぜひ聴いてほしいです。

■それぞれ個人として、今後の目標は？

宮脇　私は10代ラストの１年なので、10代のうちに映画に出たいです。公開はもう間に合わないので、撮影を10代のうちにできたらいいなと思ってます。

兒玉　私は復帰したてで、まだ劇場のステージに立てていないので、まずはHKT48の原点である公演からがんばっていきたいなと思います。その際はぜひ、観に来ていただけたらうれしいです！

Interview＆Text：タナカヒロシ

PROFILE
AKB48プロジェクト第4 弾として福岡・博多に発足。現在HKT48 は総勢48 名で活動中。 2013 年3 月20 日、ユニバーサルシグマより念願のデビューシングルを発売。初週25万枚を売り上げて、女性アーティスト（ソロ含む）のデビューシングル日本新記録を樹立し、デビューシングルからの連続1 位記録を更新中。2014年末には、NHK 「紅白歌合戦」に単独出場を果たす。各企業とのタイアップや、TV ・雑誌など幅広いメディアに出演しながら、2016年天神の西鉄ホールに拠点を移し公演をおこなっている。

http://www.hkt48.jp/

RELEASE
『キスは待つしかないのでしょうか?』
sub
TYPE-A（CD+DVD）
UPCH-89353
￥1,646（tax in）