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HKT48 WEB LIMITED INTERVIEW

■ちなみにセンターをやるとしたら、どんな曲をやりたいですか?

宮脇 私、かっこいい曲をやりたいです。HKT48のシングルでは、まだそういう曲もないので。

兒玉 私はバラード曲がいいです。しっとりした、大人っぽい曲。もうHKT48のなかでは大人メンバーになるので、若い子には出せない凛とした感じ、艷やかな感じを出せたらいいなと思います。

■1期生は昨日(取材日は7月11日)でオーディションから丸6年だったんですよね。改めて感じたことはありますか?

宮脇 自分のなかで、こんなに続くものは初めてなんですよ。みんなのことが好きすぎるので、ずっとこのままがいいなと思いますね。だから、同期の卒業があると、いちばん精神的に来るし、いまだに慣れないです。

■21人いた1期生は、まだ半分くらい(移籍メンバー含め13人)残ってますよね。

宮脇 はい。けっこう残ってます。

兒玉 しぶといよね。(笑)

宮脇 そう、しぶといんです。

兒玉 根性ある子が多いので。

■辛かったことも、たくさんあったと思うんです。

宮脇 そうですね。特に初期のほうは。いまは精神が鍛えられすぎて、何が辛いとかわからなくなっちゃって、何かあってもすぐ乗り越えられるようになりました。

■兒玉さんは6年経ってみて、いかがですか?

兒玉 気付いたら6年も経ってたなという感じで、本当にあっと言う間でした。ちょっと記憶が飛んじゃってるんじゃないかなと思うくらい、目まぐるしい日々でしたね。

■今年2月には体調を崩され、一時休養されてました。(4月14日に復帰)

兒玉 そうですね。でも、体調を崩したことで気付けたこともあったし、もっとがんばろうって前向きな気持ちになれたので、これからは大丈夫だと思います。

■新しいメンバーもどんどん出てきてますが、いまのHKT48はどんな状態ですか?

宮脇 意外とピンチかな。『おでかけ!』(2013年から今年6月までTBS系で放送された『HKT48のおでかけ!』)が終わっちゃったし、最近はコンサートもやれてないので、みんな「どうしよう!?」という意識はあると思います。

兒玉 いまは劇場もない(専用劇場は施設の再開発に伴い2016年3月で閉館し、現在は西鉄ホールで公演を開催)ので、この有り余ったエネルギーをどこにぶつけたらいいのかなって感じはあると思います。

■今年は上半期だけで5人が卒業して、卒業生の数も過去最多になっています。

宮脇 そうですね。最近は続いているし、愛ちゃん(AKB48からの移籍メンバーで、チームKIVキャプテンを務めていた多田愛佳)も卒業しちゃったので。でもまだHKT48としての夢は叶えられてないから、これ以上仲間を失いたくないなと思うんです。

■おふたりが在籍している間に叶えたい夢とは?

宮脇 もう一度紅白歌合戦に出たいというのが、みんなの意識のなかでは、いちばん強いかなと思うので、その夢に向かってがんばりたいなと思ってます。

兒玉 私も一緒です。2014年に“メロンジュース”でトップバッターを飾ったときが、本当に夢のような時間すぎて。

宮脇 よくわかってなかったよね。

兒玉 そう。すごいことなんだとか、難しいことなんだとか、実感する間もなく立っていたので。次に立つときは、また違った感情が込み上げてくるんじゃないかなと思うんです。

■メンバー同士で、そういう話をすることもあるんですか?

宮脇 個々ではありますが、メンバーみんなといると楽しくなっちゃって、マジメな話はしないよね?

兒玉 うん、しないね。

宮脇 でも、みんな思っていることはあると思うんです。意識は一緒かなと思います。

■おふたりはHKT48の2トップとして見られることも多いと思いますが、お互いを意識することはありますか?

宮脇 私たちはお互いのがんばっている姿を見て、お互いを刺激し合う感じなんです。初期の頃は「こうやってがんばろうね」みたいなことを話すこともありましたけど、いまは「はるっぴ(兒玉)ががんばってるから、私もがんばらなきゃ」とか、お互いに背中を見せ合って、切磋琢磨し合う感じですね。

兒玉 フィーリングでね。(笑)

宮脇 言葉で語らずとも、なんかわかるようになりました。

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