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GIRLFRIEND WEB LIMITED INTERVIEW

MINA(Ba)、MIREI(Dr)、SAKIKA(Vo&Gt)、NAGISA(Gt)

新生代ガールズバンド・GIRLFRIEND 集大成ともいえるニューアルバムへの想い

メンバー全員が作詞・作曲を手掛け、平均年齢17歳とは思えない「音楽性」や「パフォーマンス」で話題を呼んでいる大阪出身の新生代ガールズバンドGIRLFRIEND。2016年11月にメジャーデビューした彼女たちは、3枚のシングルリリースを経て、2月21日に待望のメジャーデビュー1stアルバム『CHOCOLATE』を発売する。そこでVANITYMIXでは、バンド結成からアルバム収録曲の制作秘話まで、彼女たちの素顔を探ってみた。

■VANITYMIX初登場ということで、まずはリーダーのMIREIさんからメンバーの紹介をお願いします。

MIREI じゃあ、NAGISAから。NAGISAはメンバーのなかでも末っ子キャラで、3人の姉(メンバー)が見守っている感じです。しっかりした部分もあるんですが、基本的に天然で、不思議ちゃんのような子ですね。

■なるほど。なんとなく掴めました。

MIREI 続いて、MINAは超絶オタク!

MINA あはは。そうやね。

MIREI 見た目からは想像つかないくらい、かなりのオタク気質なんです。一度好きになると、とことんのめり込むタイプ。一方で、バンドメンバーとしてはストイックな部分を持っていて、とても真面目な子なんです。また、違う視点でモノを言ってくれる。GIRLFRIENDのなかでも中立な立場におるメンバーですね。

■MIREIさん一押しのアニメや漫画は?

MINA 最近だと「ラーメン大好き小泉さん」ですね。私、グルメ系が好きで「食戟のソーマ」とかも読んでます!

■なるほど。姿勢が少し前のめりになって話をする感じから、すごく愛が伝わってきます。(笑)

MIREI SAKIKAはミステリアスな雰囲気を持っていて、ライブでもクールな印象があるんですが、メンバーのなかで一番おっちょこちょいかな。普段は頼れるお姉ちゃん的な存在なんですが、たまにドジな部分が出ちゃうんよね?

SAKIKA うん、自覚はある。(笑)

MINA 1日1ドジみたいな。

■見た目からはあんまりイメージできないですね。

SAKIKA 最近だとコピー機に保険証を忘れちゃって。この前はパソコンを電車に忘れたりも…。

MIREI 携帯なんかしょっちゅう忘れるもんな?

■ほおっておけない感じですね。(笑)では、3人からMIREIさんの紹介を。

NAGISA いい意味で、見た目からは計り知れない中身を持っている子ですね。私がMIREIに対する第一印象は「ちょっと怖そう…」だったんですけど、打ち解けていくうちに「めっちゃ優しい子やん!」って。あとは一番乙女ですね。

MIREI いや、NAGISAの方が乙女やし!

■やはりMIREIさんがグループを引っ張っていくという感じ?

NAGISA そうですね。グループのことを決めるときはMIREIが率先してくれる。みんなも相談するときはまずはMIREIやんな?

SAKIKA うん。あとはMIREIにはグループを和ませる力もある。

■そんな4人がバンドを結成したきっかけはなんだったのでしょうか。

SAKIKA 元々みんな同じ大阪のダンスボーカルスクールに通っていたんです。ある時、スクールの先生が“バンドという道もある”と教えてくれて、周りに楽器をやりたい人があまりいないなかで、集まったのがMIREIとMINAだったんです。NAGISAは少し後から加入しました。

■みなさんが音楽の世界に興味をもった背景には、どんなアーティストの影響があったのでしょうか。

SAKIKA バンド全体でいうと、同じスクールの卒業生でもあるSCANDALさん。同じ境遇というところで親近感や憧れがありますし、今でもみんなでライブ映像見たりして、勉強しています。ただ、私の原点はチャットモンチーさんでしたね。アレンジもすべて聴きつくしたくらいハマっていて。最近だとThe BeatlesやOasisの影響もあるかな。

MINA 私は椎名林檎さんと東京事変さんですね。アルバム『勝訴ストリップ』が大好きなんですけど、実は発売されたのが2000年で、ちょうど私が生まれた年なんです。それにすごく驚いて。リリースされてから18年経つ今でも、まったく色褪せないのがすごいなぁと感動したのを覚えています。

NAGISA 私はBON JOVIさんですね。もうギターがめちゃくちゃカッコよくて、衝撃を受けました。最近だとKiroroさんや西野カナさん、いきものがかりさんなどのJ-POPもよく聴いています。私たちYouTubeでカバー動画を公開しているんですけど、そのためにもアレンジを極めたいと思っていて、ギターが入っていない曲にあえてギターアレンジを加えたりしながら聴いています。

■なるほど。MIREIさんはありますか?

MIREI 私は米津玄師さんがめちゃくちゃ好きで。それとは別にボカロのハチさんの“マトリョシカ”という曲がすごく好きだったんです。「ハチさんってどんな人なんやろ?」と思って調べてみたら、実は米津さんだったということを知って。そこで私は「米津さんの曲がすべてにおいて好きなんだな」ということが分かりました。(笑)

■メンバーによってジャンル問わず、さまざまなアーティストの影響があったんですね。さて、ニューアルバムについてお聞きしていきます。1曲目からMINAさんが作詞・作曲を手掛けた“甘い誘惑”が収録されていますが、これはGIRLFRIEND史上最も古い楽曲なんですよね?

MINA この曲は私が中学2年生のときに作った楽曲で、今回のアルバムでリメイクしました。ライブでも昔から披露していて、ファンの方にとってはお馴染みの曲です。元々はかなりシンプルなメロディだったので、リメイク時には声質にこだわり、ハモリの部分にディレイを加えたりして、録り直しました。

■独創的なメロディの“甘い誘惑”は、アルバムを通して聴いてもかなり印象強く残ります。いい意味で癖があり、かつ中毒性の高い楽曲だなと。歌詞もチョコレートへの愛を歌った曲かと思いきや、恋愛に振り回される女の子の心情が思い浮かんだりもして…。聴く人によって聞こえ方がまったく異なる楽曲ではないかと思っています。

MINA そう言っていただけて嬉しいです。私も初めはチョコレートの中毒性をイメージして書いていたんですけど、途中から「恋愛とかけてみよう」と思って。自分なりの誘惑に当てはめて聴いてもらえたらなと思います。

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