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FlowBack WEB LIMITED INTERVIEW

FlowBackからの“挑戦状” ニューアルバム『VERSUS』の魅力とは

夢を追いかけながらも、数々のオーディション落選を繰り返す中で奇跡的に出会ったメンバーが意気投合し、結成したダンスボーカルグループFlowBack。困難な壁に何度も当たりながらも歩みを止めず、2016年9月にメジャーデビューを果たす。これまで3枚に及ぶシングルをリリースし、2017年5月31日に待望の1stフルアルバム『VERSUS』を発売。そこで、結成までの経緯やアルバムに込めた想い、番外編として好きな女性のタイプを訊いてみた。

■VANITYMIX初登場となる皆さん。楽曲はもちろんのこと、スタイリングやグッズの考案までグループで手掛けているんですよね。まずは作詞作曲を担当しているMASAHARUさんから、担当になったきっかけを教えてください。

MASAHARU FlowBackの結成当初、5人だけで活動していたので自分が歌詞を作ろうと。それまで作詞作曲の経験はなかったんですが、グループを始めて作るようになったのがきっかけです。元々自分の想っていることを曲に乗せて伝えたいという気持ちはあったので、担当することに抵抗はなかったですね。今では自作曲以外に提供曲にも挑戦しています。

■作詞といえば、MARKさんも担当されているんですよね。ほかに衣装担当もされているとか。

MARK 僕は小学校から高校まで、私服の学校に通っていたんです。なので、昔から洋服に対してこだわりが強くて。友達と買い物行って「この服のほうがいいよ」とかアドバイスしていくなかで、スタイリング術というのを探っていき、グループでも衣装スタイリングを担当するようになりました。

■なるほど。TATSUKIさんは?

TATSUKI 僕はずっとダンスをやってきたので、その経験を活かして振付・構成担当になりました。

■バックダンサーとして活躍されているときは、数々の有名なアーティストさんのライブに出ていたとか。

TATSUKI ジャンルを問わずいろんなアーティストさんのダンサーをしていましたね。ドームツアーを回らせて頂いた経験もあります。

■さまざまなダンスのジャンルを踊られていたんですね。REIJIさんはグッズデザインの考案などを手掛けているそうで。

REIJI 気づいたらいつも落書きしているほど、絵を描くことが好きなんです。グッズを作ることになったときに、メンバーが僕の落書きとかしている姿をみて「やってみれば?」と言ってくれて。それをきっかけにどんどん作ってみようと思い、グッズ担当になりました。

■JUDAIさんはグループ内最年少で、現役大学生。ラップ担当ですが、元々経験者だったんでしょうか?

JUDAI グループに入ってからですね。それまではラップ経験もなく、聴いたこともなかったので。当初はMASAHARUくんに歌詞を書いてもらっていたんですけど、途中からラップは自分で書くようになりました。今のところ、音源が出ている曲はすべて書いています。

■最初は戸惑いもあったんじゃないですか?

JUDAI そうですね。周りに聞ける人もいなかったので、独学で勉強しました。日本だとAKLOさん、海外だったらA$AP RockyやTravis Scott、Tygaとかいろいろ参考にしましたね。

MASAHARU メンバーを集めた当初からラップは一人欲しいなと思って、僕はJUDAIがいいと思っていたんです。

JUDAI 結成当初、カラオケで<MASAHARUオーディション>みたいなの受けさせられて。(笑)そこでMASAHARUくんに「JUDAI、ラップっぽい曲を歌ってみて」と言われて、Hilcrhymeさんの“ルーズリーフ”を。そしたらラップ担当になりました。

■MASAHARUオーディションに合格されたということですね。(笑)そもそもFlowBackが結成された経緯とは?

TATSUKI 元はみんな他人同士だったんですけど、同じオーディションを受けていたときがあって。そんななか僕とMASAHARUくんが仲良くなったんです。そのあと僕がREIJIと仲良くなったり、MASAHARUくんがJUDAIと仲良くなったりして。でもそのオーディション、最終審査がなくなっちゃんですよ。

■オーディション自体が中止となってしまった、と。

TATSUKI でもMASAHARUくんと話して、「自分たちでグループを作って上がっていった方が早いんじゃないか」という結論になって。そのオーディションを受けていた人たちに声をかけて、集まったメンバーが今の5人です。MARKはそのオーディションには参加していなかったんですけど、REIJIの友達の友達っていうことで誘いました。当時、MARKもソロシンガーとして活動していて、<グループを組みたい>思っていた最中だったということで。

■結成してからも、メジャーデビューに至るまでかなり苦労もあったとか。

TATSUKI 苦労だらけでしたね。僕は歌ったことがなかったし、MARKはダンスを踊ったことがなく、JUDAIはラップも歌もダンスも未経験。そんな5人がライブをしていたら、共演者やお客さんから笑われるわけですよ。もっと言えば、最初の頃なんてお客さんもいなかったので。そういう毎日でしたね、結成当初は。

■よく挫折しませんでしたね。

TATSUKI どこかで<なんとかなるだろう>と思っていました。たくさん挫けてはいますが、なんだかんだ5人がすごく仲良しなんですよ。みんなで傷のなめ合いをしてました。(笑)そこから絆が深まって、辛いことも一緒にやっていこうという気持ちに変わり、乗り越えていけたんだと思います。

MARK 周りには僕らのやっている音楽やダンスはまだまだだし、ダサく見られていたかもしれないけど、僕らはFlowBackが一番カッコイイって初めから思っていたので。<周りはまだ認めてないだけ>って勝手に解釈していました。でも映像とか振りかえってみるとひどいんですよ。(笑)

全員 (笑)

■そういった経験を積み重ねて、去年9月にソニー・ミュージックからメジャーデビューが決まったんですね。その後シングル3曲をリリースし、今回初のフルアルバム『VERSUS』が完成しました。今の気持ちはいかがですか?

TATSUKI 僕ここに来る前からずっとワクワクしていて。初めてインディーズで出したミニアルバム『SHAKE THE WORLD』と、メジャーデビューシングルの『Come A Long Way』が出来たときと同じ感覚なんです。素直にめちゃくちゃ嬉しいです。

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