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FlowBack WEB LIMITED INTERVIEW

■これまでの楽曲のなかでもJUDAIさんのラップがより全面に出ていて、パワーアップした歌声やリリックにグッと引き込まれます。

JUDAI   ラップのフレーズはメンバーとの会話や、自分たちをどういう風に表現するのかから考えていきました。あと、僕ら海外アーティストと間違えられてしまうことがあるので、<made in jp>や<大和魂>など、日本のグループを表現しようと思ったのがベースにありますね。

■そうだったんですね。他にも、リリックには「そろえた武器も使い方次第」とありますが、改めてFlowBackの武器はどのようなものだと思いますか?

JUDAI   やっぱり個性じゃないですかね。バランスかな?FlowBackで出会わなかったら、この5人は一緒にいなかったと思うんですよ。このグループだからこそ絆はあるけど、みんな違う音楽を聞くし、趣味も合わない。でも、<根本的に好きな音楽のジャンルは一緒>というところが良いバランスであり、安定しているんだと思います。声も見た目も踊り方も違うけど、メンバーのなかにある幹の部分が武器なのかな。

TATSUKI スタイリングやグラフティ、振り付けなど、それぞれの武器を持ってFlowBackとして集結し、それらの武器を使い方次第でここまで来た、というのもあるからね。

■そのなかで、ファンはどんな存在なのでしょうか?

TATSUKI 最も居なくてはならない存在で、僕らが一番頼りにしている存在かな。ライブする上でも、アウェイの会場に行った時も、気の弱い5人なので、必死にファンの方が応援してくれる姿を見て、自分たちも<もっといいライブをしてやろう>と思うし。そういう意味では『WE ARE!』のように、ファンと一緒になって、僕らの音楽を見せつけてやろうと気持ちがあるので、ファンもFlowBackの武器だと思いますね。

■なるほど。今回の新曲は、メジャーデビューシングルからほぼ1年のタイミングでリリースされますが、メジャー2年目に突入するにあたって、今どんな心境ですか?

REIJI 改めて1年前を思い返すと、メジャーデビュー当時は不安や期待が入り交じっていましたね。そのなかで5人が一緒になって立ち向かったり、負けてしまうこともありましたが、その時に手を差し伸べてくれたファンや、支えてくれるスタッフの存在に1年を通してより気付けることができました。僕たち5人だけじゃまだまだだと痛感したので、今回のシングルで改めてみんなで一歩を踏み出しいきたいと思います。

MASAHARU 僕は、(メジャーデビューしてから)いろんなことが果てしないと感じていて……。『WE ARE!』の歌詞にもあるように、僕たちのいる場所は「常識も公式もない世界で、答えがない世界」だし、どれが正解かも分からないなかで、メジャーデビューを決めたからこそ、これから戦って行かなきゃいけないなと強く感じました。

JUDAI   1年、早かったです。インディーズのときはメジャーデビューできるかどうか不透明ななかで、現在は4枚目のシングルで一年経つじゃないですか。学ぶことが多くあり、成長できたと思いますが、2年目もまだまだ学ぶこともあるので、気持ちはいつまでも新人でいたいです。(笑)

MARK 僕は昔から芸能界というものに憧れていたので、メジャーデビューはひとつの夢だったし、CD出したり、MV撮影したり、すべてが自分にとって夢のようなことばかりでした。ですが、実際に1年過ぎて、いろんな経験をすると、<自分が憧れていたものへの満足感>が思ったほど感じられなくて。現状で満足していないし、もっとこの先を求めていることに気が付きましたね。

TATSUKI 僕はこの1年を<学びの年>にするのであれば、次の2年目は<勝負の年>なのかなと感じますね。この1年で、メジャーデビューの良い面もそうでない面もたくさん学んだので、そこをどう変えていくのかが、2年目の課題になっていくと思っています。悪い方に感じた気持ちを、何も変えずに1年を過ごしたら、FlowBackはそこに囚われるグループになってしまう。どんなことも自分たちの手で切り開いてきたからこそ、5人でFlowBackというグループを確立していって、いろんな人に楽曲を届けて、戦っていきたいという気持ちですね。

■2年目のFlowBackも期待しています! 最後に、来年の1月から始まる単独ツアー「FlowBack LIVE TOUR2018」について意気込みをお聞かせください。

TATSUKI   Zepp Tokyoでのワンマンも単独ツアーも初めてなので、フレッシュな気持ちで挑めたらなと思います。何より、Zepp Tokyoは自分たちが憧れていたステージなので、前回の赤坂BLITZより、さらにパワーアップした演出が見られると思います。そこは自分たちの意見を入れて凝ったステージを考えていますので、ぜひ遊びに来てください!

Interview&Text:日野綾

PROFILE
MASAHARU、TATSUKI、MARK、REIJI、JUDAIからなる5人組ダンス&ボーカルグループ。自らの手で新たな波を起こすべく、”FlowBack”(意味は「逆流」)というグループ名を掲げ2013年結成。2016年5月に1stシングル『AfterRain』リリース。2016年9月メジャーデビュー。その後リリースする作品はすべて上位チャートインを果たしている。数多く台頭するボーイズグループの中でも群を抜くセルフプロデュース力を誇っている。

http://www.flowback05.com/

RELEASE
『WE ARE!』
sub

初回限定生産盤(CD+DVD)
KSCL-2956~57
¥1,600(tax in)

通常盤(CD)
KSCL-2958
¥1,100(tax in)

Ki/oon Music
9月6日ON SALE

LIVE
FlowBack LIVE TOUR 2018
2018年
1月7日(日)福岡 DRUM Be-1
1月20日(土)仙台 MACANA
1月28日(日)名古屋 BOTTOM LINE
2月3日(土)大阪 Banana Hall
2月17日(土)東京 Zepp Tokyo

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