私にとってリアルな曲を書くことが大事
私は前よりも勇敢になれたわ
世界的ブレイクを果たしたガールズ・グループ「フィフス・ハーモニー」の元メンバー、カミラ・カベロ。1月に発売された初のソロ・アルバム『カミラ』が、100カ国のiTunesでデビュー・アルバムとしては史上最多となる1位を獲得、さらに全米週間アルバム・チャート「ビルボード200」でも1位に輝くという世界的ヒットを記録した。そんな世界が恋する情熱のプリンセス=カミラ・カベロに作品への想いなど話を訊いた。
■カミラさんのアルバムが世界100カ国のiTunesで1位を獲得しましたね。おめでとうございます！これはソロデビュー・アルバムとしては史上最多記録とのことですが、今どんなお気持ちですか？
K ありがとう。最高の気分よ！このアルバムについてはだいぶ前から話をしていたから、遂に発表できて本当に嬉しいわ。アルバム全ての曲が私にとって本当に大切で、思い入れのある曲なの。だから、ファンのみんながアルバムに共感してくれて、感激しているわ！
■カミラさんにとって、このアルバムに込めたもっとも大きく重要な想いや、メッセージを聞かせてください。
K このアルバムのメッセージは、タイトルを『カミラ』にした理由と同じなんだけど、これは私のファースト・アルバムだから、私のことをあまり良く知らなかった人たちにも、私がどんな人間なのかを紹介できる作品になっているの。だから、私のあらゆる面がこのアルバムで披露されていると思うわ。自信に満ちた面もあるけど、弱さをさらけだした面も沢山あるのよ。そして、過去1年半の間に経験したことの全てが、これらの曲になっているのよ。
■アルバム・ジャケットの魅惑的なヴィジュアルのコンセプトを教えて下さい。
K アルバム・ジャケットの写真は、マイアミのリトルハバナで撮影したの。マイアミは、アメリカにいるキューバ人の誰もが行く場所なのよ。だから、リトルハバナの雰囲気はすごくキューバに似ているし、キューバ人経営のレストランでキューバ料理が食べられるの。私はマイアミに住んでいるから、私の文化やルーツを表すようなアルバム・ジャケットにしたかったの。
■アルバムのブックレットに、あなたは「Making this album changed my life」と綴っていますが、アルバムを作る前と後のあなたは、どんな風に違うのですか？
K まず、さっきも言った通り私はこのアルバムで本当に様々な感情をやっと吐き出すことができたの。私を傷つけたことについて書くことで、すごくいい気分にもなれたわ。それに、今回こうやってソロアーティストとしてファースト・アルバムを制作するのも、他の人たちと組んでスタジオでレコーディングするのも初めての経験だったの。昔は私一人で曲を書いていたから、他のソングライターと共同で作曲するのは初だったの。初めての挑戦って何でも怖いものだけど、怖がっていたことをやり遂げると、怖くなくなるのよね。だから、このアルバムを作ったことで、私は前よりも勇敢になれたわ！
■自信がついたということですか？
K ええ、前よりも自信がついたわ。
■今作では全曲でソングライティングに関わっていますが、ソングライターとしてのあなたが意識したことや目指したことはありますか？
K 目標は私にとってリアルな曲を書くことだったの。ヒット曲を作ることとかが目標じゃなかったの。私が目指したのは、その時々で私が実際に感じたことを表現する曲を書くことだったわ。ユニークな視点のリアルな曲であればあるほど、人々がより共感してくれるものだと感じているからよ。
■最近、音楽以外で興味があるリラックス法や遊び、食べ物、ファッションやメイクなどは何かありますか？
K 私は映画が大好きなの！映画鑑賞が一番好き。『ハリー・ポッター』や『セックス・アンド・ザ・シティ』、ディズニー映画やアニメ映画が大好きよ。『フレンズ』も好き。映画とTVドラマが大好きなの。
■それほど好きなら、将来的には演技にも興味がありますか？
K あるかも！この先演技もやることがあるかもしれないけど、まだ分からないわね。今は完全に音楽に集中しているけど、演技もすごく楽しいだろうなって思うわ。中学時代は、演劇部に所属していたのよ。でも私ってシリアスになるのは得意じゃないのよね。コメディの方が向いている気がするわ！（笑）
