main

GARNiDELiA WEB LIMITED INTERVIEW

ニュービジュアルに、楽曲に、あっと驚くGARNiDELiAのニューシングルは3種3様のダンスナンバーズ!

現在、絶賛アジア・ワンマン・ライブツアー中のGARNiDELiA。ジャパンカルチャーを背負いながらも、あえて和亜折中な衣装や演出を交えた、そのステージングは各所大好評だと伝え聞く。そのキックオフとも言える日本公演のアンコールで初披露し、会場をハッピー且つ一体にしてくれたのが、今回のシングルのタイトル曲“アイコトバ”だ。同曲を始め、あえてダンスミュージックとアニソンの融合という自身の独自性やアイデンティティを、これまでとは違ったメゾッドで提示してくれた今回の3曲。楽しませ、高揚させ、横に揺らせと、聴く者に3種3様な楽しみ方を寄与してくれること間違いなしの1枚だ。

■まずは今回のアーティスト写真やジャケット写真に驚かされました。

メイリア 前作とのギャップがすごいですよね。(笑)これまでのGARNiDELiAの楽曲イメージからすると、驚く人も多いかも。でも、自分では全く違和感がないんです。実はけっこう中身はポップな人間なので、自分的には、今回の“アイコトバ”は最も素の自分に近いし、自身とのギャップが少ない曲だったりするんですよね。

■アートワーク関係は、いわゆる原宿系なアプローチですね。

メイリア そうなんです。ジャケットのロゴやデザインは、モデルの活動で関わっている「galaxxxy!」(ブランド)さんにお願いしました。

■加えて今回のタイトル曲にも驚かされました。これまでのお二人の音楽性からは想像もつかないほどポップで可愛い楽曲が飛び出してきたもので。

toku 確かに、これまで自分たちのライブを観たことのない人たちはザワついてます。振り幅も前作のシングルとは正反対なので、「いったい何をしたいんだ?!」って。(笑)

メイリア これまでMV等でしか私たちを知らない人たちからは、「どうしちゃったんだ、ガルニデ?!」ってなってるみたい。(笑)対して、ライブに来てくれたり、アルバムも聴いて下さっている方たちは、「ガルニデにはこういった部分もあるよね」と、特に違和感も無く捉えてもらっているところもあって。ここまでポップに振り切った楽曲はこれまでのGARNiDELiAには無かったんですが、先日のライブで披露した際も、みなさんメッチャ楽しんで盛り上がってくれて。とても嬉しかったですね。

■“アイコトバ”は、これまでにないほどポップで可愛い楽曲ですもんね。

メイリア かなり可愛らしいです。(笑)今回、オープニングに起用してくれたアニメ(『アニメガタリズ』)自体、今までの自分たちのタイアップには無かったタイプのポップな作品でしたからね。これまでは、どちらかといったら戦闘的なものや、歌い上げ系のタイアップが多くて、最初に今回の話が来た時は、「これ、私たちでいいんですか…?!」と聞き返したぐらい 。(笑)

toku それこそこの曲に関しては、<さて、これをどう自分たち風に表現しようか…>から入りましたから。

■そこから現在の帰着点へは?

メイリア 元々「ダンス曲がいい」との先方からのリクエストがあったんです。だったら自分たちの顔の一つであるダンスナンバーで今回はいこうと。みんなと一緒に楽しくなれて、且つ今後のライブでの定番ソングになりえる曲を目指して作りました。

toku ポップ感がありつつ、J-POPとしてのダンスミュージックとしてアサイン出来たらとの気持ちもあったし。

■“アイコトバ”には、従来のお二人の楽曲には無かったウキウキワクワク感があります。メイリアさんも今回はかなり歌いやすかったのでは?

メイリア ところが、けっこう手こずっちゃって。特に歌詞には苦心しました。ダンスものだとビート感重視な部分もあって比較的歌メロも少ないんで、いかに短く簡潔に歌詞を意味のあるように持っていくかがかなり大変で。基本的にEDMって歌の部分が少なくて、サビもあえて歌わなかったりするじゃないですか。その辺りも含め、いかにアニメの内容に添いつつ、アニメを離れてもJ-POPとして成立できるかを考えながら歌詞を書きました。

■結果、すごくBFF(ベストフレンドフォーエバー)感が表れた歌や歌詞になってますね。

メイリア 実は、この曲は親友に聴いてもらいたいソングでもあって。私の場合は親友に向けて書きました。(笑)かなり青春している歌だし。中高生の気持ちに戻り作ったり歌ったりしました。実は私たちこれまで友だちに向けて書いた曲って無かったんですよね。その辺りも新鮮で。脚本を読んで歌詞を書いたんですが、このアニメは実は深いことを言っているところがポイントだろうって。

1 / 212