KOTOKO、戸松遥、エビ中・真山など、5つのコラボで個性が爆発!
春奈るなの最新作は、KOTOKOとコラボした新作ゲームソフト「アクセル・ワールドVSソードアート・オンライン 千年の黄昏(ミレニアム・トワイライト)」のオープニング曲、“S×W -soul world-”をはじめ、このほかにも戸松遥、真山りか(私立恵比寿中学)、AKIRA、三澤紗千香とジャンルを横断した共演を実現させたミニアルバム。それぞれのキャラクターを活かした秀逸な楽曲が並ぶ本作を、春奈らしい視点で解説してもらった。
■今回のコラボミニアルバムは、どんな経緯で作ることになったんですか?
春奈 まずコラボゲームのオープニング曲のお話があり、“S×W -soul world-”をKOTOKOさんと一緒に歌わせていただくことになったんですけど、どういう形態でリリースしようかという話になって、せっかくの機会なので、さまざまなアーティストさんとコラボしたミニアルバムを作ろうということになったんです。
■コラボ相手はどう選んだんですか?
春奈 5曲中3曲は『アクセル・ワールドVSソードアート・オンライン 千年の黄昏』に関連する方とのコラボで、あとは「KERA」(春奈がモデルを務めるファッション雑誌)でも仲良くしているモデルでアーティストのAKIRAちゃん、レーベルメイトで共通の趣味を持っている私立恵比寿中学の真山りかちゃんにオファーさせていただきました。
■では1曲目から順にお話を聞かせていただきたいんですが、まずはKOTOKOさんとコラボした“S×W -soul world-”です。
春奈 非常にかっこいい曲ですよね。疾走感もあるんですけど、ずっしり重厚感もあって、リスナーとして聴いてもテンションが上がる曲です。KOTOKOさんのレコーディングを拝見させていただいたんですけど、声が力強いうえに、ピッチの正確さも素晴らしいんですよ。見習いたいなと思いましたね。
■春奈さんご自身は、どんなことを意識して歌ったんですか?
春奈 「アクセル・ワールドVSソードアート・オンライン 千年の黄昏」は2つの世界が交わる話なんですけど、「今“君の思い”ד僕の願い”重ねて」という歌詞もあるように、力を合わせてというか、力強く歌いたいと意識しました。KOTOKOさんがパンチのある声を持っていらっしゃるので、それに負けないように意識しましたね。
■ゲームの発売は3月16日ですけど、それまでに曲を聴いておくと、いろいろ想像が膨らみそうですね。
春奈 それはあると思いますね。前作の“Windia”もゲーム(ソードアート・オンライン ホロウ・リアリゼーション)のオープニング曲だったんですけど、このキャラクターはどんなふうに成長していくんだろうとか、どんな人間ドラマがあるんだろうとか、想像しているとワクワクしてくるんです。きっとゲームをやる前と後では、歌詞から感じるものも違うと思いますし、発売が待ち遠しいですね。
■2曲目の“全力☆I・N・G!!”は、『ソードアート・オンライン』でアスナの声を担当されている戸松遥さんとのコラボですね。
春奈 『ソードアート・オンライン』つながりではあるんですけど、楽曲のほうは“Q&A リサイタル!”(戸松の代表曲のひとつ)のイメージに近いというか、元気なところを前面にプッシュしたものになっています。戸松さんは声優として『イナズマイレブン』とか、『妖怪ウォッチ』とか、私が見るアニメにほとんど出てらっしゃる方なので、ものすごい緊張しましたね。
■会うのは初めてだったんですか?
春奈 いや、何度もお会いしているんですけど、アニメの打ち上げとか、イベント会場とかで挨拶するくらいだったんですよ。
■それがレコーディングにまで立ち会ったわけですけど、いかがでした?
春奈 声がかわいいんですよ!まず歌う前にブースでしゃべっている声が聞こえて来て、すごく透明感があって、その時点できゅんきゅんしてましたね。
■歌のほうはいかがでした?
春奈 かわいらしさのなかにも芯の強さがあって、応援歌みたいなこの曲にピッタリだなと思いました。あと、「GO! GO!」と掛け声が入るところがあるんですけど、そこが『妖怪ウォッチ』のケータ君の声みたいで、非常に興奮しましたね。(笑)
■そこはライブでも盛り上がりそうなポイントですよね。
春奈 そうですね。ライブでお客さんと掛け合いとか出来たらいいですね。