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山崎育三郎 LIVE TOUR 2018~keep in touch~@豊洲PIT ライブレポート1月15日(月)

ミュージカル舞台等で培った歌声とユーモア溢れるトークで
山崎育三郎の等身大を楽しめたライブ

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sub2sub3sub41月15日(月)東京の豊洲PITにて、山崎育三郎 LIVE TOUR 2018~keep in touch~が行われた。
客席は今か今かと待ちわびる女性のファンで埋め尽くされ超満員。照明が落ち、ステージに張られた幕にはライブのリハーサル風景などの写真が映され、客席のボルテージは上がっていく。映像が終わると同時に、ブルーライトでバックを照らされた山崎が白をベースにした衣装でステージ中央に登場!アップテンポの晴れやかな楽曲で、ダンサーと共に盛り上がり、「みんな!もっと!もっと!」と客席を煽り、爽やかな笑顔と甘い歌声で会場を魅了していく。

カバーアルバムからの人気曲も披露され、ファンも一緒に口ずさみながら手拍子で盛り上がり、山崎はステージ全体を使い手を振りながら応えた。「みなさん!こんばんは!山崎育三郎です!盛り上がってるかー!?」の呼びかけに会場全体から歓声が上がり、笑顔を見せる。昨日のライブの様子や、衣装の話、またこの日のライブがWOWOWで放送される事が決定していることもあり、会場至る所にカメラが入っている事を報告。「今日は昨日を超える!」と意気込む山崎。

そして山崎がラジオでやっているように、リスナーから曲をリクエストしてもらい、その場で譜面を読み、キーボードで弾き語りするコーナーと同様に、しっとりとしたバラードを披露。山崎の甘い歌声の名曲バラードが続き、ファンは釘づけになっていった。その後のアップテンポな曲では、山崎の手の振りに合わせてペンライトを左右に振り、客席は一体となって盛り上がっていた。

MCでは2018年が山崎にとって子役の時代から数えて20周年となる年だということについて触れ、「自分が一生懸命頑張ると、集まってくれるスタッフさんやみなさんがいる。それが幸せ。“歌手”山崎育三郎を見せたいと思ってこのライブを作りました。これからもぜひ、ついてきてください。」と話し、山崎にとって思い入れのあるカバー曲“生きてく強さ”を披露。モノマネをして会場を盛り上げてから歌に入るなど、山崎のユーモアさに会場は幸せな笑いに満ちた。また、ミュージカル『モーツァルト!』から人気の楽曲を披露。会場は一気にミュージカル舞台へと化した。そして昨年話題になった、ディズニー実写映画『美女と野獣』から“ひそかな夢”も披露され、映画を思い出し涙ぐむファンも見受けられた。

後半はバンド演奏から始まり、山崎はジャケットをブルゾンに衣装チェンジし、カバーアルバムからのカバー楽曲を披露し、会場は手拍子やペンライトを振りボルテージは再び燃え上がる。合いの手の愛称を「いっくん」に変え、歌詞も変えたりと、会場は一体になって盛り上がり、それに応えるように曲の間奏で山崎がサインボールを客席に向かって投げ入れ、ファンは大盛り上がり!最後は山崎、ダンサー、ファンと一緒にダンスをしたり、ステージを走りまわったりと、たくさん暴れた山崎は「昨日を超えた!走っちゃダメって言われたのに走っちゃった。今日は反省会!」と笑った。そして1月17日リリースの2枚目のシングル“Beginning”を披露し、本編は終了した。

すぐに会場全体からアンコールの拍手が鳴り、しばらくするとグッズのTシャツに衣装チェンジした山崎が再登場。ダンサーと共にセクシーな振り付けで踊りながら新曲を披露し、会場に来られなかったファンの為にとインスタグラムでライブ中継を少し挟み、会場のみんなと記念撮影が行われた。「楽しんで頂けたでしょうか?みなさんに喜んで頂けるステージをまた作りたいと考えているので待っててね!2018年も期待してください!本日はありがとうございました!」と最後はステージ全体を使いファンに愛を届けてライブは終了した。

ミュージカルや舞台などで培ってきた歌声、声量で会場を一気に引き付け、ユーモア溢れるトークでファンを楽しませている姿はとても素敵な空間であった。今後の活躍がさらに期待出来るものと確信を持ったライブだった。

http://www.ken-on.co.jp/1936/

Text:隅内かな
Photo:川嶋謙吾(田中聖太郎写真事務所)