個性豊かなトリプルA面シングル
つばきファクトリーいよいよメジャーデビュー!
ハロー!プロジェクトのつばきファクトリーが『初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア』という豪華トリプルA面シングルでメジャーデビューを果たす。かっこいいだけではなく、かわいいだけでもない、そんなグループを目指す彼女たちの意思にぴったりの表情豊かなこの3曲について、小片リサ、新沼希空、岸本ゆめのの3人に話を訊いた。
■メジャーデビューが決まっていまのお気持ちはいかがですか?
岸本 ドキドキ、ワクワクした気持ちでいっぱいです。
新沼 いま毎日ブログでカウントダウンしてるんですけどまだ実感がわかなくて、でもすごく楽しみです。
小片 結成してからメジャーデビューまで1年10カ月くらいかかったんですけど、いまこうやってメジャーデビューが決定して、ワクワクした気持ちでいっぱいです。
■メジャーデビューまで長かったですか?短かったですか?
岸本 毎日楽しかったし、初めて経験することが多かったので、すごく短く感じました。
小片 わたしはけっこう長く感じましたね。同じ“ファクトリー”がついた、こぶしファクトリーが先にメジャーデビューしたんですけど、わたしたちと結成の時期はあんまり変わらないんですよね。だからわたしたちも早くデビューしたいなって気持ちがあって、それで長く感じたんだと思います。
新沼 わたしは毎日いろんなことがあってとても充実していたので、いまでも曜日感覚がわからなくなるくらい早く感じています。
■1日1日がきっとすごく濃厚なんでしょうね。
新沼 そうですね。気がついたら、「あ、もう月曜日か」とか、そういう感じです。(笑)
■そのメジャーデビューシングルはすごく個性豊かな3曲で、バラエティに富んだ1枚になりましたね。
岸本 こうやっていろんな曲を歌わせていただけるのは本当にうれしいですね。いろんな曲を歌っていけるグループになりたいので、わたしたちのスタートにすごくふさわしいシングルになったと思います。
新沼 3曲も新しい曲をいただけたことがまずうれしくて、それに加え3曲ともまったく違う感じで、いままで歌ったことのないような曲も歌わせていただけるので、とてもいいデビューシングルになりました。
小片 3曲ともまったく違うタイプの楽曲なんですけど、9人一丸となってこれからがんばっていきたいという気持ちが、歌やダンスに詰まってるんじゃないかと思います。
■“初恋サンライズ”は、切ない気持ちをアップテンポな曲調やダンスで表現されてて、むずかしかったんじゃないかと思いますが?
小片 スピーディーな曲の中で切なさを表現しなくちゃいけなくて、特にBメロの歌詞が切ない感じになっているんですけど、そういう部分で切なさを思いっきり表現して、サビは勢いよくみたいな、歌い方に気をつけましたね。
新沼 わたしは踊るときや歌うとき表情をつけるのがすごく苦手なんです。だからこの曲の切ない感じも最初はうまく表現することができなくて、家で曲をかけて鏡を見ながら練習しました。
■表情で表現するってむずかしいですよね。
新沼 むずかしいですね。MVでは顔をアップで撮られるシーンがあるんですけど、そういうシーンは特に表情が大事なので、撮影の前の日には特に練習しましたね。
岸本 わたしもipadで撮ったりしましたね。この曲は恋の曲なので、いままで観てきたドラマや映画のシーンを参考にして、特にAメロの「帰り道で偶然に触れた指が熱い」のところとか。
■どんなドラマや映画のシーンをイメージされたんですか?
岸本 いろんなシーンを組み合わせているんですけど、小松菜奈さんの初恋を自分で勝手に想像して、小松奈々さんと誰かの恋、みたいな。(笑)
■なるほど、妄想ですか!
岸本 そうです。(笑)小松奈々さんが帰り道で「偶然に触れた指が熱い」って言っているシーンを想像して。
■あはは、それはおもしろいですね。妄想力を働かせて自分の表現につなげていくと。
岸本 はい。恥ずかしくなってきちゃった。(笑)