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板野友美 WEB LIMITED INTERVIEW

セクシーなMVも話題沸騰中!
ともちん流パーティーソングを追求した2ndアルバムが完成

板野友美の2年4カ月ぶりとなるセカンドアルバム『Get Ready♡』が完成した。前作『S×W×A×G』のリリース以降、積極的にパーティーチューンを発表してきた彼女が、おでかけ前の準備をしながら聴いてほしいと言う今作は、ドキッとする歌詞やセクシーなMVも話題の“OMG”(オーマイガー)をはじめ、テンションの高いアッパーな楽曲を連発。一方で後半にはピュアなラブソングが並び、ちょっぴりやんちゃだった女の子が、純愛に目覚めていくようなストーリー性も楽しめる展開になっている。変幻自在にイマドキの女性像を歌う彼女に、随所にこだわりを詰め込んだ制作エピソードを話してもらった。

■アルバムは約2年ぶりになりますけど、前作から今作までの間はどんな期間でした?

板野 ファーストアルバムでは、パーティー系の新曲をいくつか入れていたんですね。もともとそういう曲が好きだから、自分の曲にもあったらいいなと思って、挑戦の意味も込めて歌ったんですけど、そこから今作までの間に“COME PARTY!”をリリースしたり、カップリングにもゴリゴリのパーティーチューンを入れたりして、それをライブやイベントで披露していくうちに、少しはモノにできたかなという感覚があって。

■確かに、この2年でリリースしたシングルには、毎回1曲はアッパーな曲が入ってましたよね。

板野 そのなかで「もうちょっとこういう曲があったらいいな」という意見を出していって作ったのが、今回のアルバムなんです。テーマとしては、楽しいとか、ワクワクとか、ドキドキとか。おでかけ前に準備しているときって楽しいと思うんですけど、このアルバムを聴いて、ワクワクしながらメイクや着替えをしてもらえたらいいなという気持ちで作りました。

■だからタイトルが『Get Ready♡』なんですね。

板野 そうですね。「準備する」という意味なので。フォトブック(初回限定盤TYPE-Bに付属)も、朝起きてからパーティーに行くまでの女の子をイメージして撮ったので、寝起きっぽい写真から歯磨きしている写真、メイクしている写真など、おでかけの準備をする過程が見られる内容になっているんです。だから、女の子メインにはなってますが、おでかけ前に限らず、テンションを上げたいときに聴いてほしいなと思っていて。お父さんが会社に行くときに、満員電車で聴いてもらうとか。

■1曲目から“COME PARTY!”ですよね。(笑)

板野 朝早いときって、テンションが下がるじゃないですか。「これから仕事かよ」っていうときに、大きめの音でゴリゴリのナンバーを聴いたら、意外と「やってやろうかな」みたいな気持ちになると思うんですよ。私、学生のときは通学に1時間半かかっていて、「いまから学校でテンション上がらないな」というときに、満員電車でノリノリのヒップホップを聴くのがブームだった時期があって。そうすると「やってやろう!」みたいな感じで強気になれて、嫌な気持ちもプラスに考えられたんですよね。

■アルバム前半はアッパーな曲が続くので、聴いていくうちにテンションが上がりそうですよね。それに流れで聴くと、シングルで聴いていたときよりかっこいいなと思ったんです。

板野 えー、うれしいです! 曲順はすごく考えました。アッパーな曲といっても、1〜2曲目の“COME PARTY!”と“OMG”はアゲアゲだけど、3〜4曲目の“You Should Try HARDer”と“Belly Dancer”はテンポ感を下げたゴリゴリな曲で、5〜6曲目の“Triple “O””と“Gimme Gimme Luv”で再びアップテンポになって。ジャンル的にもパーティーチューンだけではなくて、EDMやヒップホップもあって、飽きずに聴けるのではないかと思います。

■8〜10曲目にはラブソングが並びますけど、7曲目の“HIDE & SEEK”がいいつなぎになってますよね。ホラー映画『のぞきめ』の主題歌だったこともあって、置きどころに困る曲かなと思っていたんですけど、いい感じに転換の役割を果たしていて。

板野 “HIDE & SEEK”はどこに入れようか、ディレクターとも悩んだんですよ。アルバム全体でひとつの恋愛として捉えたときに、最初のパーティーチューンはライトな恋愛で、そこからどんどん純愛になって、最後の“One Last Kiss”は大人な恋になるという、恋愛も成長していく流れになったなと思います。

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