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SHE’S VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■歌やリリックはいかがでしたか?

井上 今回は3曲とも共通して、いま歌いたいことをうたいました。いま見つけた自分の中の答えを各楽曲に落とし込んでみたし、それが出来たかなって。

■そんな中“The Everglow”に関してはいかがでしたか?

井上 ずっと“The Everglow”というタイトルの曲を書きたかったんです。と言うのも、このピアノバンドを始めたキッカケも、アメリカのMae(メイ)というバンドの『The Everglow』という作品にすごく影響や感銘を受けてのことだったし。訳すと「永遠の輝き」じゃないですか。その「永遠に輝くものってなんやろう?」「それを自分に当てはめるとどんなものなんやろう?」「そんなものってあるのかな?」という気持ちを持ってここまで来たところもあって。僕らのインディーズの時に出した“Change”って曲では、「ずっと変わらないものなど ここにはないだろう」「ずっと変わっていくんだろうな あなたも僕でさえも」「自問自答の中で不変を探していくよ」と歌っていたんですが、その答えが今のタイミングで見つかった気がしたんです。それを書き残したくて書いた曲でもあるんです。

■その結論を冒頭からバシッと明示していますもんね。曲が進むにつれそれを紐解いていっているその流れも面白いです。

井上 もう冒頭のフレーズが全てやと思っているし。サビの部分を頭に持ってきたのも、この言葉とメロディのハマり具合にすごく力強さを覚えたからなんです。逆にそれは共感を呼べる歌やメロディになるやろうなって。なので、4回サビが表れるうちの3回は同じことを歌っていたりもします。

■その自分が今でも大切にしている光はもちろん、私は今はもう離れて各々の人生を送っている、かつて一緒に素晴らしいものを共有した仲間との今でもの心の中での繋がりも歌っているように響きました。

井上 そこも描こうとしていた大事な部分です。それを描いているのがAメロの箇所で。ただ自分の中での永遠の輝きとは、胸の中でずっと忘れられないような記憶や想い出だったりが答えで。そんな大人になって変わっていってしまった自分の心と当時の対比、お互い大人になったところで、互い今どう過ごしている?というのを描きたかった面もあります。その辺りはきっと聴いている方も経験があったり、リンクするものがあるんじゃないかな。聴いて下さる方々のそんな場面たちと共有できたら嬉しいですね。

Interview&Text:池田スカオ和宏

PROFILE
メンバー全員大阪出身の次世代ピアノロックバンド。2012年「閃光ライオット」ファイナリストを契機にその高い音楽性が一気に注目を集め、2016年6月にメジャーデビュー。全作品のソングライティングを担う井上竜馬が奏でるピアノをセンターに据え、エモーショナルなロックサウンドから心を鷲掴みする珠玉のバラードまで、壮大かつ圧倒的な存在感を放つ。2018年8月8日にリリースされた3rdシングル『歓びの陽』は、全国ラジオ29局のパワープレイに選ばれ各所で話題に。11月14日には4thシングル『The Everglow』をリリース。

http://she-s.info/

RELEASE
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