『Burning Like A Flame』からみえる、5人それぞれの恋愛観
好きな人には他に好きなヒトがいる―龍雅初のバラードは、見守っている女性に気持ちを伝えられない男心が歌われた“失恋ソング”。1stシングル『Live For You』、2ndシングル『FOREVER/ROCK THIS WORLD』と、猛々しいエレクトロックとは一転、叶わぬ恋を描いた3rdシングル『Burning Like A Flame』は2月8日リリース。そこで、新曲はもちろん、5人それぞれの恋愛観、デビューの年となった2016年の振り返りについて話を伺った。
■昨年は激動の1年だったんじゃないですか?
卓也 そうですね。デビューして以来、ものすごい数のイベントとライブをやってきて、同じ曲を100~200回以上は歌いました。この業界では当たり前のことだけど、それってすごく考え深いです。歌い続けるうちに、楽曲がライブ仕様になっていく様も面白かったですし。こういったのは何百回と繰り返し歌っていないと、通らない道なんじゃないかな。
勇太 全国各地へ足を運んで、初めての方々に出会うなかで、どうやったら1人でも多くの人に応援してもらえるかを考えたりしました。6月までは自分のことで精一杯だったんですけど、夏を越えてからは徐々にそういったことを考えつつ、残りの月を過ごしていましたね。
慶太郎 世界大会に向けたダンス練習の時間を割いて、龍雅のパフォーマーとしての時間を優先していたので、環境がすごく変わった1年でした。リリースイベントで全国を回らせていただいて、毎日が勉強になることばかり。今までやったことがないことをすべて詰め込んだ年でしたね。
啓太 この世界で活動すること自体が初めてで、前半はとにかく分からないことだらけ。目の前のことに必死になっていたときもありました。後半は、覚えたことをどう自分に活かせるかを考えつつライブをしたりして。なので、今年は自分らしさを前面に出していきたいと思います。
怜央 より一層30歳に近づいたので、体調面に気をつけた年でした。あと龍雅になってから髪の毛が赤くなってきて、街中を歩いていると声をかけられるようになったんですよ。キャップ被ってマスクしているのにバレたりして!(笑)活動続けているとそういったこともあるんだな~と。大阪に帰ったときも、日に日に(龍雅を)知っている人が増えていて嬉しいです。
■メンバーの「ここが成長した」という部分は?
怜央 啓太は去年からアクロバットを始めて、技がすごく増えましたね。
啓太 怜央さんが紹介してくれた教室に通っているんです。1時間のレッスンで1つの技を覚えられるくらい教え方が上手くて、行ってよかったなと。僕は慶太郎さんが最初怖くて、話しかけづらかったんですけど、今では太陽のような温かい人になり…ました。(笑)
慶太郎 それお前の最初の勝手な印象だろ!(笑)人格は何も変わっていません。
怜央 「入学式はイメージ悪かったけど、今ではこんなに仲良しです」みたいな。(笑)
啓太 慶太郎さんは世界で活躍している人なので、自分から話しかけるのも恐縮しちゃって…。最近はイジってくれたりして嬉しいなぁと。お兄ちゃんっぽくなってきました!気遣いもすごいし、家族のような視線でアドバイスもくれるんですよ。
■ボーカルの2人は?
啓太 勇太くんは元々バラードを中心に歌っていた人なので、最初は龍雅の強いサウンドで喉を痛めて、ケアする姿を度々見ていたんです。でも最近ではライブでの歌い方を変えるくらいの余裕があって。歌だけじゃなくノリ方も身についてきて、そんなカッコいい姿を見ていると悔しいなと思います。
慶太郎 最近はボーカルも踊るところもあるので、そういう意味でも成長したかな。卓也に関しては元々お兄ちゃんみたいな感じだったもんね、啓太にとっては。
啓太 そうですね。卓也さんはとにかくいろいろ教えてくれて、最近になってグッと近づけたというか、より接しやすくなりました。(笑)
慶太郎 啓太は「接しやすくなった」しかないのかよ!(笑)
啓太 怜央さんは、身体を張った笑いを教えてくれました。「滑ったときはこうやるんやで!」みたいな。(笑)
慶太郎 この前(1月7日)の龍雅BESEで、怜央のネタがだだ滑りしたんです。
啓太 そのときにスケート選手のマネをして「綺麗に滑りましたね!」と掛けたオチをつけたので、「あーさすがだな!」と思いました!(笑)