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龍雅 VANITYMIX 2016 AUTUMN PICK UP INTERVIEW

天高く響く「雅龍点睛」と叫ぶファンの声が“5人”のパワーに

最強ダンスボーカルユニットを目指し結成された5人組ユニット「龍雅」。4月6日にリリースしたデビューシングル『Live For You』はオリコンデイリーチャート6位、ウィークリーチャート11位を記録。今最も勢いのある彼らがリリースする両A面セカンドシングル『FOREVER/ROCK THIS WORLD』はどんな楽曲なのか?

■前回のインタビューがデビュー前だったんですが、デビュー後に何か変化はありましたか?

怜央   啓太のMCがすごく上達したことですね。元々人を笑わせることが得意だったんですが、人前に立つのが初めてで、それを隠しているところがあったんです。でも、今ではMCに笑いの部分を入れてきたり、ムードメーカー的な立ち位置にいますね。

慶太郎   一緒にいる時間が増えたので、メンバー間での信頼関係は深くなっていっている気がします。デビューという段階をしっかり踏めたので、成長は日に日にしていることは実感できますね。

■成長が垣間見えるセカンドは両A面ということで、今作はどのようなシングルになっていますか?

卓也   デビュー曲の“Live For You”は割と女性向きだったんですが、今回はターゲット層には捉われずに、龍雅という世界観を提示している2曲が出来上ったと思います。“FOREVER”に関しては、〈永遠をもう語るのか〉と思われそうですが、大きなテーマを背負うという捉え方をすれば、ドームクラスの楽曲をセカンドでリリースできたのは良かったなと。

■今までにないスケールを感じさせる“FOREVER”には、どのような想いが込められているんですか?

勇太   この曲を通じて、何が永遠なのかをいろいろ考えたんですけど……。日頃からインストアライブで様々な場所を回らせていただいて、その一瞬一瞬のステージを全力でパフォーマンスし、お客さんに伝え、それを汲み取ってもらう、その繰り返しなんですよね。でもこの毎日のつながりが、結局永遠になっていくのかなと思ったんです。歌詞に「約束のあの場所へ」というフレーズがあるんですが、僕自身はこの場所は“東京ドーム”だと思っていて、目標の場所に辿り着くまで、永遠を辿っていく過程を大切にしていこうという想いがありますね。

■卓也さんもこの曲に対して、何か思い入れがあるとか。

卓也   そうですね。FOREVER(永遠)って抽象的なものなので、歌詞を書くときに〈目的があっての明日〉を考えながら書きました。でないと、目標が定まらないまま「明日頑張る」と言う方が、俺はすごく弱いと思うんです。先に決めている未来のために、「今日何ができるか」または「明日何ができるか」を決めて動く方が、より現実的に「約束の場所」に辿りつけるんじゃないか、というイメージがあるんですよ。

■その「約束の場所」へ繋げていくために、具体的に決めていることは何かありますか?

卓也 ありますね。例えば、「5年後に東京ドームでライブやりたい」と決めたときに、メンバー全員に何が足りていないのか、明日実際どういうライブをしたいのかっていうことを、目標を見据えたうえで決める方が、その時その時のステップアップに必ず結びつくと思うんですよ。ただ「明日来てくれるお客さんを楽しませよう」とか、「このあいだできなかったところをできるようになろう」っていうのは当たり前の話。もっと僕たちは約束していることが先にあるので、掲げた目標のために、何するかをメンバーで具体的に話し合ったり、自分たちで気づき合っていくことが「約束のあの場所」に繋がると思っています。

■きっとその考え方は、アーティストの方だけでなく、夢を持つすべての人に当てはめられることですよね。ちなみに、この曲ではどういったパフォーマンスが見られるんですか?

怜央 ぜひMVをチェックして欲しいですね。MVでは雨を降らし、全員がずぶ濡れのなかでダンスしています。飛び散る水しぶきがかっこよく仕上がっていて、どこを切り取ってもCMの様な、インパクトが残るシーンがたくさんあると思います。

慶太郎 前作よりパフォーマンスがしっかり見れるような映像になっていますし、もちろんボーカルも目立つところもあって、見ていておもしろいと思います。あとは、勇太の歌い出しのあとに「シュ~ウッ」って音があるんですが、その音にあわせて首を上げているところもポイントです。

メンバー全員 (笑)

卓也 いやいや、ほんまかいな!

慶太郎 ここの部分のタイミングがずれるとその勇太の歌声や、伝えたいことが上手くいかないというか……。

啓太 ここは命がけでやっています。(笑)そこを間違えると、そのあとのモチベーションに影響しますね。

慶太郎 意外とキーポイントなんです。伝わりづらいですが、MVやライブでぜひ注目してほしいです。

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