ついに私の魅力に改めて気づく時がやって来た! みなを魅了すべく熱弁と共にROLLY降臨!!
VANITYMIX読者のみなさんにも、ようやくROLLYの魅力に気づいてもらえるタイミングがやって来た!現在公開中の話題のディズニー映画『モアナと伝説の海』の日本語吹替版にて、タマトア役として声や歌で話題のROLLY。そんな彼が2枚組のライブアルバム『ROLLY COMES ALIVE!』を発売し、そのプロモーションも交え遂にVANITYMIXに降臨した!!主に彼が学生時代に愛聴し、現在の彼を音楽性・精神性共に形成したとも言える70年代の日本のロックや歌謡曲の数々のカバーが、当日のMCと共に眼前で繰り広げられているかのように楽しめる同盤。そんな今作への想いも含めVANITYMIX読者をも魅了すべくROLLYが熱弁をふるう!!!
■初めまして。VAMITYMIXです。
ROLLY お待ちしておりました。実は私、VAMITYMIXの読者のような層には、自分はまだまだ開拓の余地があると踏んでいるんです。これまでのすかんちやローリー寺西の頃からの実績や活動等で、比較的30代～50代の方は、自分のことを知ってくださっていて。片や今、子ども向けの音楽番組に出ていることもあって、小さい子供たちにも案外知られている。そんな中、20代の女性が現在の私の中では、ファン層はいらっしゃるのですが、まだまだ薄いんです。
■では今回は是非VAMITYMIX の読者をも取り込みましょう!!
ROLLY いいですね。なんか自分で言うのもおこがましいんですが、何年周期かの好調期が、いま来ていると感じているんです。だけどそれって、ほんと永く活動を続けてないと味わえないことでもあるんです。追い求めていれば、いつか夢は叶う。そんなことを実感する出来事がここ最近、幾つかあって。
■具体的には？
ROLLY 最近だと念願のディズニーの仕事に携われることが出来ました。『モアナと伝説の海』で、海底に潜む蟹のモンスターのタマトアの声優に抜擢されたんです。タマトアはデビッド・ボウイをイメージしており、その雰囲気を汲んで歌える人を探しているところにお声かけいただいて。オーディションを経て晴れて射止めることが出来たんです。おかげさまでかなり評判がいいようで。「誰だ、あのタマトアの声や歌っている人は？」「どうやらROLLYという人らしいよ」とか、私のことを全く知らない人たちの間でも話題になってくれているようなんです。そこからROLLYや、そのROLLYの演っているグラムロックに興味を持ってもらえるキッカケになってくれたら嬉しいなって。
■ROLLYさんの擁しているそこはかとないファンタジーさと、ディズニーってすごく通ずるものがあると私も思います。
ROLLY すかんちのデビュー時のキャッチフレーズは、「ディズニー風のオペラミュージカル風ロックバンド」でしたから。いわゆる<ファンタジーをロックで演奏する>というコンセプトで。当時の曲のテーマは、重症ぎみの恋の病やそこからの妄想を歌にしたものばかりなんですが。(笑)
■逆に若い子たちの方がROLLYさんの音楽性やファッションセンスに共感を持てるかも。
ROLLY 当時は若干コミックバンド的な見方をされていた人も居たでしょうが(笑)、あのバブルガム感は逆に今ありかもしれない。すかんちの“LOVE LOVE HOLIDAY”なんて、それこそきゃりーぱみゅぱみゅさんのロック版みたいに捉えてもらえるんじゃないですかね。当時のshima-chang(すかんちのベース＆ヴォーカル)のファッションなんて、今のきゃりーさんに通ずるものがありますからね。
■そんな中、今回、ROLLYさんが学生の頃に影響を受けた、愛して止まない70年代の日本のロックや歌謡曲の数々をカバーした2枚組のライブアルバム『ROLLY COMES ALIVE!』が発売されます。
ROLLY 普通の70年代ロックのカバーアルバムの選曲じゃないですよ、これは。(笑)よっぽど詳しい人じゃないと知らない曲も多い。だけど、「好きな曲、選びましょう」とメーカーの方に言ってもらえたので、“よし!!”と。ここぞとばかりに出しました。(笑)
■確かに選曲に関しては、ROLLYさんのルーツや形成されたファクターを感じさせてくれる曲ばかりです。
ROLLY それこそ中学や高校の頃の多感な時代に聴いていた、当時の光景や状況が想い出される思い入れのある曲たちばかりです。いつかこの方々(オリジナル楽曲を制作/歌い/プレイした方々)に、「自分がこんな風にあなたの音楽を聴いて、今こうなりました!!」と伝えたくて選曲しました。これを機に原曲に興味をもって、聴いてくれる人が増えたら、それはある種の恩返しでもあるんで嬉しいですね。
