■“EMOTION”の方はいかがですか?
いとくとら ある意味新しいかなって。リバイバルをテーマにしているけど、それだけに留まらず、キチンとQ’ulleらしさも入れ込めたので、懐かしさもあるけど、新鮮さも入れ込めました。ラップやデスボも入っていますからね。(笑)
まなこ 今の感情をゴリゴリにぶつけて爆発させています。もうこの曲は「私は圧倒的王者になります!!」と拳を天に力強く突き上げながら歌っているイメージです。「俺についてこい!間違いないから!!」そんな気概で歌いました。
やっこ いやー、ラップも今回は難しかったです。今まではかっこいいラップを目指していましたが、この曲に関しては、また今までとは違ったタイプのラップだったので、ある意味新しい挑戦的でした。Q’ulleの曲はどんどん難しくなって進化しているんですよ。ファンからも言われますもん。「段々難しくなってくる!」って。(笑)
まなこ カラオケではけっして一人で歌えないのが私たちの歌の特徴ですから。(笑)5人だからこそ歌えるし、5人じゃないと歌えない。それはカラオケで挑戦するたびに自身で感じます…。(笑)
まぁむ 今回はわりと一人で歌うパートが多いんですが、逆に最後の最後にユニゾンでみんなで歌う、その合わさった時の強さと無敵感は凄いですよ。「きたー!」ってなります。
やっこ 分かる。分かる。徐々に盛り上がってきて、最後に「きたー!」って。(笑)
ゆずき デスボも感情に任せて入れさせてもらっています。もう、これに関しては、あえて何も考えずにシャウトしました。楽曲のエモさに任せて「ウォーッ!」って。(笑)
■“EMOTION”の「ついてきな!!」感に対して、“Survival”は、みなさんで一緒に作り上げていく感があります。
まなこ こっちの曲は肩組んで歌っているイメージかな。
まぁむ この曲、実はけっこう凝っていますよ。ボーカルのトラック数もめちゃくちゃ多いんで、ミックスも大変そうでした。(笑)かなりこだわりましたね。
いとくとら この曲はその対象さも魅力の一つで。ライブでは盛り上がって一緒に歌って欲しいけど、作品は作品でキチンと聴いて欲しい。ホントこの曲は細部にまでこだわっています。この曲の振りつけは、まなこ自身がつけたんです。これまでも「踊ってみた」等で、まなこがふりつけてくれたこともありましたが、Q’ulleの曲自体への振りつけは意外と初で。
まなこ プレッシャーでした。楽曲がこんなに良かったんで、振りつけで絶対に台無しにしたくなくて。私たちは歌もダンスも両立させているんで、ここはより気合も入りました。是非MV等で確認して欲しいです。
■振りつけで気をつけた箇所はあったんですか?
まなこ 各人の感情に合わせて踊って欲しくて、あえて行間や余白を多めにとりました。でも、この曲はやはり歌詞が一番刺さるかなって。
やっこ うんうん。お客さんもみんなこの曲を歌っている時っていい表情をしているんです。あとは後半に現れるロングトーンも聴きどころで。そこにラップも入れているんで、あの箇所はかなりモリモリです。しかも歌にかぶせていたり。それも初の試みでしたね。もう、この箇所は酸欠寸前までいきました。(笑)
ゆずき 最後、ロングトーンのデスボもあるんですが、これ、ライブではきっと酸欠になって真っ白になるでしょうね。もうこうなったら燃え尽きるしかないです。(笑)
まなこ その為にも是非お客さんにも一緒に歌ってもらわないとね!(笑)
Interview & Text:池田スカオ和宏
PROFILE
ニコニコ動画内から「踊ってみた」というムーブメントを生み出した5人がスタートさせた、歌って踊れるロックダンスユニット。日本だけにとどまらず、これまで韓国や台湾など、大規模なアジアツアーも成功させている。
RELEASE
『EMOTION』
初回生産限定盤(8cmCD)
RZDD-86625
¥1,080(tax in)
CD+DVD
RZCD-86626/B
¥1,944(tax in)
CD Only
RZCD-86627
¥1,296(tax in)
mu-moショップ・イベント限定盤(ワンコインCD)
RZC1-86628
¥500(tax in)
Cutting Edge
9月5日ON SALE