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May J. WEB LIMITED INTERVIEW

subあなたのその夢を叶えるバイタリティを与えてくれる新しい歌が、
またひとつ生まれた

自らの信念でもある、「信じていれば必ず夢は叶う!」を、体現を含め数々の歌の根底で伝えてきたMay J.。これまで、自身の歌声の魅力をフルに使うように、それらをダイナミックに、そしてドラマティックに、歌い伝えてきた彼女だったが、新曲“Have Drams!”での、<夢は叶う>の伝え方は、これまでと多少趣きが違ったもの。いわば、もっと身近で、希望に近い夢までも含んだ広義な夢を、すべて受け入れ、寄り沿われているように、やさしくしっとり歌われているのも印象的だ。同曲は作曲に小室哲哉、作詞につんく♂といった日本を代表する2大プロデューサーの初コラボ楽曲。あなたが大切にしているその夢を、また一歩現実に近づけてくれるがごとく、バイタリティを与えてくれる楽曲となっている。

■昨日は28回目のお誕生日でしたね。おめでとうございます! ちなみに昨晩は、どのようにして過ごされましたか?

M   ありがとうございます。昨日ですか?誕生会的なことを行なったんですが、どちらかというとそれは、「10周年ありがとう」的な会で。いつもお世話になっているスタッフさんや関係者の方々に来ていただいて、その方々の前でライブを行ったんです。DJをバックに昔の曲を歌ったり、ピアノをバックに歌ったり、この10年の私のターニングポイントになった曲たちを歌わせてもらいました。

■ある意味、貴重な一夜でしたね。

M 不思議な感じでしたよ。全員知った顔なので、〈どこを見て歌えばいいんだろう?〉と妙に緊張しちゃって。(笑)いわゆる家族に見られている感じというか。それこそ自分のこれまでの成長の発表会に近いものがありました。(笑)

■照れたり?

M ありましたね。だけど、ピアノ一本での歌は、それはそれで、これからの”私は生音でやっていく!”との決意表明的なところも見ていただけたと思うし。これからのMay J.のやりたい方向性というものを、みなさんに感じていただけたんじゃないかな。

■ここ最近は、生音と一緒に、しかも一発録りという手法もやってきてましたもんね。ちなみに子供の頃に思っていた28歳と今の自分を比べると?

M それこそ、小さい頃想像していた28歳って、もっとずっと大人なイメージでしたね。いざ、なってみると、外見はともかく、中身は全く昔と変わってないなって。(笑)もう少し大人にならなくちゃなと思ってます。(笑)

■ここからは新作の話に。今回のオリジナル楽曲2曲ですが、片やしっとりと感情移入タップリな“Have Dreams!”と、片やパーッとしたスプラッシュ感がある“Glory Wave”と、対照的な2曲ですが、それぞれ共通して、夢やゴールに向かってや、信じていれば夢は必ず叶う的なものを根底に感じました。

M この辺りは私が非常に大事にしているメッセージですからね。今回も特に“Glory Wave”の方は、歌を通じて前に進んでいく背中を押せるような存在になれたらいいなという気持ちを込めて歌わせてもらいました。

■“Have Dreams!”は、作詞につんく♂さん、作曲に小室哲哉さんという日本を代表する大プロデューサーの手による楽曲ですね。

M そうなんです。光栄です。

■夢というフレーズが何度もリフレインされているのも印象的です。

M 実はこの曲、最初は英語詞でいただいたんです。この曲は「J-MELO」という私が司会を務めさせてもらっている音楽番組の新しいオープニングソングとして、提供いただいた経緯があって。と言うのも、ちょうどこの「J-MELO」が去年10周年で、記念本が作られたんです。その際に、小室さんとつんく♂さんの対談も収められていて。そこで、「一緒に何か作ろう!」的な話が出て、幸運にも、その歌を私が歌わせていただけることになったんです。

■最初にそのお話をもらった時の感想は?

M ちょっと信じられなかったですね。お二人の手掛けてこられた曲を聴いて育って来たところもあったので。そんな方々の、しかも共作を歌えるなんて、と、非常に感激しました。ホント光栄です。

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