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Leola WEB LIMITED INTERVIEW

新たなる歌表現を用い、主人公の心の奥底までも伺える
秘めたエモさも魅力的なLeolaの新曲!

待望のファーストアルバム『Hello! My name is Leola.』のリリースや、ファーストワンマンライブツアーの大成功等、2017年もアクティブに駆け抜けたLeola。それらを経て得、さらに芽ばえた「まだまだ!!」「もっともっと!!」との表現意欲は、2018年も彼女を更に次の高みへと引き上げてくれそうだ。そんな中、2018年第一弾シングル『Puzzle』が届けられた。ミディアムで人恋しさ溢れる今回のタイトル曲は、これまでになかったタイプの楽曲。ナチュラルで自然体、それでいて彼女ぐらいの齢にならないと歌えない、経験値を経たからこそ描ける恋心や想い、乙女心や秘めたエモさが滲み出ているかのように歌われている。シンプルなサウンドと楽曲構成ながら、この上ない秘めた熱さや想いが込められ歌われている同曲。去年までで一度打ったカンマ(,)のその先や今後の幅の広い表現へのポテンシャルへの期待値をますますアップさせてくれること間違いなしな逸曲だ。

■振り返ると2017年もファーストアルバムを発表したり、ワンマンライブツアーを行ったりと、かなり目まぐるしい活動でしたね。

Leola   そうですね。ただ、自分が予想していたものとはまた違った1年だったところもあって。ファーストアルバムにしても、ワンマンツアーにしても、2016年から思い描いてはいたものの、それぞれ行った後、このような心境になるとは想像していなかったんです。

■その、「このような心境」とは?

Leola   それぞれ終えてみて気持ちが変わったんです。更にその先に向かいたくなったというか。「ここまで来れた!!ここまでくるのに、間違いがなかった!!」と確信できたのと同時に「まだまだだ!!よし、次の高みを目指そう!!」といった具合に、直後に新たな段階に向かいたくなって。だから2018年は、私自身、「これから私は何が出来るんだろう…」とワクワクした気持ちでいっぱいなんです。

■それはきっと、それらを経たことで何かが見えたからでしょうね。ちなみに、そこで何か見えましたか?

Leola   ここまでで私がまずやりたかったビーチミュージックはある程度形に出来た実感がありました。当初は私にとっても得体の知れないものでしたからね、ビーチミュージックって。定義があるようでないし、あまりにも広義だったし…。そんな中、あのアルバムとワンマンライブで、ひとまず私にとってのビーチミュージックは提示できたかなと。なので、今思い描いているのは、その先なんです。

■それは、例えば?

Leola   2018年は自分の限界や制限を持たせずやってみたいんです。去年までの活動がキャンバスの素地だとしたら、今年からは、そのキャンパスに絵を描く作業や色をつけていく作業をしていこうと。おかげさまで、去年までビーチミュージックを掲げて活動をしてきたことで、「ここまでだったら出てもいい」「ここは守らなくちゃいけない」、そんな境界線が自分の中でも明確になりましたからね。今では、「もっと自由になっていいんだ!!」と、思いも移ってきました。

■その辺りをもう少し詳しく教えて下さい。

Leola   どんなタイプの歌を歌おうが、どんなタイプのサウンドだろうが、私が歌うことで、そこに海を感じてくれたらなって。今後はあえて、それらを口に出したり、歌として表さなくても、形にしていくことで自然と、そう感じてもらえたら嬉しいです。私の歌や表現の中からは、今後もそれらは自然と滲み出たり、現われたりするでしょうから。

■まさに今回のニューシングル“Puzzle”は、その次のタームへの突入を感じさせてくれる作品ですね。

Leola   そうですね。曲もそうですが、ビジュアル面も含めて。実は今回、これまでのビジュアルのチームから一新したんです。魅せ方もちょっとずつ変えたかったので。

■これまでよりもすごく素のLeolaさんに近いビジュアル印象を受けました。

Leola   今の自分の年齢、そのままが写し出せたかなって。自然で普段の私とでも言うか…。もっと聴いてくれる人たちに近づきたかったんです。私の人間味までも感じてもらいたかったし。そんな雰囲気が出せたかなと。夏はTシャツですが、私も冬はやはりみなさんと同じくニットを着るよって。(笑)

■今回のタイトル曲は、それこそ「歳ごろなので、人恋しい歌の一曲も歌いますよ」って内容ですもんね。

Leola  そうそう。「私もたまには、ほっこりとした気持ちになれる歌を歌いますよ」って。(笑)

■(笑)。今回の2曲はタイプは違えど、愛しい人であれ、マイベストフレンドであれ、それぞれ傍らにいる人の横顔を見ながら歌われている光景が各曲で浮かびました。そんな中、“Puzzle”はミディアムナンバーにして、これまでに無かったタイプの楽曲ですね。

Leola   この曲では、「私の生身さ」を伝えたかったんです。以前のミディアムナンバーは、わりと神秘的だったり、どこか影のあるタイプだったじゃないですか。それに対して今回は、整えない良さを出してみようと。それが人間っぽくていいかなって。そんな気持ちを込めて、歌詞を書いたし、歌いました。

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