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Leola WEB LIMITED INTERVIEW

main2様々なタイプのビーチミュージックをあなたに。
Leola、ニューシングル&1stアルバムをリリース!!

昨年春にデビューし、季節毎のビーチミュージックを自身の解釈とエッセンスを用い歌として伝えてきたシンガーLeola。そんな彼女からニューシングル『コイセヨワタシ。/Mr.Right』と、待望の1stアルバム『Hello! My name is Leola. 』が届けられた。ニューシングルの方は、これまでになかったタイプのポップな感じや可愛らしさ、同世代や同姓に向けてのメッセージも伺えるダブルタイトル曲集。またアルバムの方は、彼女の歌う様々なタイプのビーチミュージックのアプローチや側面が満載となった、タイトル通りのまさに<まるごと“Leola”を感じさせてくれる1枚だ。

■まずは初のアルバムを完成させた今の感想から教えて下さい。

Leola 自分でもかなり手応えのある、納得のいく作品が出来ました。いろいろなところにこだわらせてもらって、レコーディングも納得のいくまでやらせてもらったんです。おかげさまでかなりギリギリの進行になっちゃいましたけど……。(苦笑)実は私、毎度トラックダウンまで立ち会わせてもらってるんです。

■そこではどんなことを?

Leola 主に強調して欲しい部分を伝えています。「この部分をもう少しだけ上げて欲しい」とか。

■「歌のこの部分の音量をもう少し上げて欲しい」とか?

Leola いえ、逆に歌に関しては、ほとんど言わないですね。もっぱら楽器の音量に対するリクエストが多いです。楽曲全体のバランスについて、けっこう考えていたりするので。私、後悔したくないタイプなもので、それもあって少しでも違和感がある時は伝えるようにしています。

■では、歌のみならず完成した作品は丸丸自分の作品って意識も?

Leola 高いですね。最終的に必ず納得のいく形で届けたいと常に思っています。

■6月28日にはニューシングル『コイセヨワタシ。/Mr.Right』が発売になりました。

Leola “コイセヨワタシ。”は、ホーンやパーカッションもフィーチャーしていて、今までで最も音数が多く豪華な楽曲になりました。この曲でもトラックダウンの際に、「ウキウキするようなミックスにして欲しい」や、「それが心臓の鼓動とフィットするようにして欲しい」等、かなりリクエストをさせてもらいました。(笑)

■“コイセヨワタシ。”はこれまでのLaolaさんの歌には伺えなかった弾んだポップチューンですね。

Leola キラキラしているでしょ?可愛くてキュートなんだけど、それがいきすぎないように気をつけて歌いました。こういった曲調でもこれまでの曲と同様にキチンと歌の中に私が居ることを意識して歌ってみたんです。

■その「歌の中に私が居る」とは?

Leola 最初はもうちょっと可愛い感じの歌い方だったんです。だけど聴き返して、可愛らしすぎるかな。これってちょっと私っぽくないな……って。あえてそこに自分らしさや自分ならではを交えて、再度歌ってみたんです。

■「恋をすれば周りの景色も変わって見え、何もかも輝いて映る」的な歌詞も特徴的ですね。

Leola この曲は映画(『兄に愛されすぎて困ってます』)に合わせて書き下ろさせてもらったんです。ヒロインの女の子がいろいろな恋のかけらから本当にどれを選ぶか?そんな内容の映画ということもあり、「やっぱり、この人のことが好きなんだ!!」と改めて気づいて恋が始まった瞬間、その時の気持ちや想いを歌にしてみました。

■分かります。この曲はパーッと開けた瞬間が訪れるのもポイントですもんね。

Leola 「これって、もしかして恋?!」と気づいた瞬間って、すごくパーッと開けたり開放的な気持ちになるじゃないですか。その際の心境を歌詞でも歌でも表してみました。それこそ、好きな人に向かって駆け寄っていく、そんな疾走感をイメージして歌ったんです。サビに向かっていくに連れ、込み上げてくる恋のワクワクドキドキ感や、上手くいくか分からないちょっと切ない感じや甘酸っぱさを感じていただけると嬉しいです。

■サビの開放感はまさに、「これよ、これ、これ!ようやく見つけた~!!」って感じがすごく伝わってきます。

Leola なので、Aメロ、Bメロとサビとのギャップ、内側で悩んだり、探ったりしているところから、開放に向かっていく歌い方には気をつけて表現しました。

■“Mr.Right”の方はテンポの良い弾んだ感じの楽曲で、Leolaさんと同世代の女性には共感を呼びそうな楽曲ですね。

Leola 私の周りの同世代の友だちにも、この曲そのもののキャラクターの子も沢山居ますからね。(笑)なので、こちらの曲は苦味の効いたポップ感を出してみました。もがいているけど信じている夢をまだ見ていたい、運命の人が居るって信じたい、みたいな。それをもう、「恥ずかしがらずに言っちゃおうよ!!」って。

■「そう言わないで、もう少し赤い糸で結ばれている存在の人が居ることを信じてみようよ」感が伝わってきます。(笑)

Leola 「もう、『幸せになりたい!!』って叫んじゃって、スッキリしちゃおうよ。私もつき合うからさ!」って歌です。(笑)「一緒に頑張って行こうよ!!」みたいな。応援歌というよりは一緒に進んでいく歌かな。メッセージ的に重く捉えられちゃう懸念もあったので、あえて軽くポップにコミカルさも交えて歌ってみました。この曲はグルーヴ感にもかなりこだわって歌いましたね。これがちょっと大変で。メロディアスでありながらリズミカルである、その両立には苦労しました。最初のコツをつかむのが大変でしたが、つかんだあとはそのグルーヴに委ねて歌ってみました。

■ある種、サーフィンと同じですね。最初の波に乗るまでが大変だと。

Leola  そうそう。乗っちゃえばこっちのものですから。(笑)

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