■9月の初のアリーナツアーも今から楽しみです。
Hikaru 今回はリリースツアーとはまた違っているので、それらの作品に縛られることなく、より音楽の自由さを楽しんでいただけたらなと。縛りがない分、どんな曲が飛び出してくるか、今から楽しみにしていて欲しいですね。
Keiko 今までの曲も視点を変えたり、今の自分たちの歌表現を交えて歌うので、それこそきっと今の私たちとして新鮮に響くでしょうし。これまで気づかなかった新しい発見や、当時は気づかなかった本質に再び出会ってもらえると嬉しいです。
■どんな感じのライブになりそうですか?
Hikaru Kalafinaの持ち味である三声のコーラスワークを大切に、みなさんの耳に心地よい響きを届けていく、その主軸は変えずに、生のバンドとの融合感、その重なる瞬間や繋がる瞬間、そういった醍醐味やダイナミズムも堪能できるライブにしたいです。いわゆる音のエンターテインメントを歌と演奏、照明や演出で聴覚や視覚、身体全体で楽しんでもらえる、そんなライブにしたいです。
Keiko 前回は「音の色彩の旅」がライブのテーマでしたが、その流れを上手く繋げた、今の私たちならではの歌と音の新しい旅を見てもらえたらなって。歌が見えたり、各曲毎に、どこか知らない景色にいつの間にか自分たちが立って旅をしている。そんなエンタテインメント性溢れるライブにしたいです。
■年末には、これらとは対照的とも言えるアコースティックライブも控えてます。
Keiko 実は、このツアーは宮城と東京と大阪以外は、この編成では全会場初ライブなんです。
Hikaru いつもはバンドの編成でのライブを楽しんでいる方も、是非「こんなKalafinaがあるんだ?!」と、新鮮さを伴って楽しんで欲しいです。
Keiko 今回の公演では岡山にも行くんですが、実は岡山は私の母の故郷なんです。とは言え、私はまだ訪れたことがなくて。なので今回、行けるのが今からとても楽しみで。しかも初めて行くのがライブで、ですからね。もう大感激です。今回のツアーは、Hikaruの故郷の富山からスタートして、Wakanaの故郷の福岡も入っているし。各地、自分たちの出自にキチンと足跡を残せるのも嬉しいです。
■こちらはアリーナツアーとは対照的に声が中心のライブになりそうですね。
Keiko その日のコンディションがそのまま現われるでしょうから、より喉のケアに気をつけて、一夜一夜大切にしっかりと歌わせてもらいます。会場の雰囲気や地域性、空気感やお客さんとのコミュニケーションによって、各所、全く違ったライブになるでしょうから、まさにお客さんと一緒に空間を作り出していく、そんなライブに期待して下さい。
Hikaru 例え同じ曲を歌ったとしても、ライブではやはり毎度違って響くでしょうから。その違いや普段のバンド編成とは違った、より楽器としての歌声も是非楽しんで欲しいです。
Interview & Text:池田スカオ和宏(LUCK’A Inc)
PROFILE
梶浦由記プロデュースにより、2008年『oblivious』でデビュー。以後、リリースするオリジナルアルバム作品すべてがオリコンウィークリーチャートTop10以内にチャートイン。2015年にはKalafina初の日本武道館2days公演も大成功をおさめる。また、海外でも注目を浴びており、世界中が注目するボーカルユニット。
RELEASE
『blaze』
初回生産限定盤A(CD+DVD)
SECL-1956~1957
¥1,500(tax in)
初回生産限定盤B(CD+BD)
SECL-1958~1959
¥1,700(tax in)
通常盤(CD)
SECL-1960
¥1,300(tax in)
期間生産限定盤(アニメ盤)
SECL-1961~1,962
¥1,500(tax in)
SMEレコーズ
8月10日ON SALE
LIVE
Kalafina Arena LIVE 2016
2016年9月10日(土)・11日(日) 兵庫・神戸ワールド記念ホール
2016年9月16日(金)・17日(土) 東京・日本武道館
“Kalafina with Strings” Christmas Premium LIVE TOUR 2016
2016年
12月2日(金) 富山・富山県民会館
12月3日(土) 東京・東京オペラシティ コンサートホール
12月9日(金) 京都・京都コンサートホール
12月11日(日) 宮城・仙台市民会館
12月15日(木) 岡山・岡山市民会館
12月17日(土) 福岡・福岡国際会議場
12月18日(日) 山口・周南市文化会館
12月20日(火) 愛知・愛知芸術劇場 コンサートホール
12月21日(水) 大阪・ザ・シンフォニーホール
12月23日(金・祝)・24日(土) 東京・Bunkamuraオーチャドホール