■学ぶことが多いということですね。歌手デビュー第1弾目の『青い涙』を発売することになって、今の心境はいかがですか?
水谷 今後は人前で歌う機会がより増えていくので、私を知らない人にも『青い涙』を聴いて、<歌手としての水谷果穂>をもっと知ってもらえるように頑張りたいなと思います。
■“青い涙”は、水谷さん自身を表す1曲ということですが。
水谷 そうですね。これは「自分の幼少期に描いていた夢を忘れずに、大人に成長していこう」という想いがこもった楽曲になっていて。1番で過去を思い出して、2番で今の等身大の気持ちで歌っていて、私自身も歌詞に共感することも多いですね。
■今回はMVにも初挑戦したということで、ロケ地となったニューカレドニアはいかがでしたか?
水谷 海がきれいで、空が高くて、自然の美しさに感動しました。一週間滞在したんですが、毎日スタッフさんとご飯を食べに行ったりしてすごく仲良くなって。撮影現場もアットホームな雰囲気で進んでいきましたね。
■さらに今回の撮影では、スキューバダイビングに挑戦したとか。
水谷 ショートムービー『明日、アリゼの浜辺で』のなかで、スキューバダイビングに初挑戦しました! ただ、水の中で息を吸う想像ができなくて、練習中に「怖い!できないかも!」と思ってしまった時があって、ヒヤヒヤしました。(笑)潜ってみると海のなかが本当にきれいで、海底の砂もサラサラで、やってみてよかったなと思います。
■ダイビングって慣れてないと怖さがありますよね。さて、カップリング曲についても聞かせてください。1曲目とは対比して、明るいラブソングの“恋のレシピ”はどんな楽曲に仕上がっていますか?
水谷 初めて恋をしたワクワクした気持ちや、不安な気持ち、ドキドキした気持ちを楽しく歌っている曲になっています。
■この曲はどんなことをイメージをしながら歌っているんでしょうか?
水谷 初恋の甘酸っぱい気持ちを思い出してほしいなと思って歌っています。この曲は手を振ったり、ライブ感が出る曲なので、みんなで楽しめるというか、朗らかな雰囲気になれる曲です。
■歌詞からも初恋のような甘酸っぱさが感じられますよね。ちなみに水谷さんの初恋はいつ頃だったんですか?
水谷 記憶にある初恋は小学生の時ですね。その時は友達も好きな人ができて、みんなで好きな人を言い合って、それだけで盛り上がっていました。(笑)でも本人は私が好意を持っていたことも知らないと思います。恋バナで盛り上がる初恋でしたね。
■小学生らしい、可愛らしい初恋ですね。話は変わりますが、歌手としての自分、女優としての自分、今後どんなビジョンを思い描いていますか?
水谷 女優としてはいろいろな役に挑戦したいと思っているので、幅広い役柄をもらえるように頑張っていきたいです。歌手としてはライブをやっていくうちに人に寄り添えるような、聴いたあとにホッとできるような歌を届けたいなと思っています。
■シンガーとしての活躍も楽しみにしています。最後に読者に向けて一言お願いします。
水谷 “青い涙”は、19歳から20歳になる「大人になる前の貴重な年代」を表現している曲で、自分にとってぴったりな曲だと思っています。歌詞の内容も共感してもらえると思うので、これから夢を追いかけている人にも、夢を叶える途中にいる人にも聴いてほしいなと思います!
Interview&text:日野綾
PROFILE
静岡県浜松市出身。15歳の時、祖母が応募した芸能事務所「研音」のオーディションに合格。2013年「大原学園」のCMでデビュー。同年、テレビ東京系「リアル脱出ゲーム密室美少女」で女優デビュー。2015年の「先輩と彼女」で映画初出演し、2016年「バレンタインナイトメア」で映画初主演。その他にNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」など女優として活躍。2017年7月12日にはシンガーとしてデビューシングル『青い涙』をリリースする。2017年8月11日(金・祝)には初のワンマンライブ~Let’s Get Going~を開催。
RELEASE
『青い涙』
完全生産限定盤(CD+BD)
WPZL-31316/7
¥2,000(tax in)
初回限定盤(CD+DVD)
WPCL-12675
¥1,200(tax in)
通常盤(CD)
WPCL-12674
¥1,000(tax in)
WARNER MUSIC JAPAN
7月12日ON SALE