erica VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

恋愛に、夢に、自分の気持ちに……さらに告うたの範疇を広げた、
大人気「告うた」シリーズの第二弾が到着!!

<告白>をテーマに、いわゆる「泣き歌集」として人気を博したericaの『告うた』。あれから2年。再びあの『告うた』が『告うた2 ~卒業までに伝えたいこと』として帰ってきた。とは言え、今回は前作よりも更にシチュエーションや物語の幅、テーマも広く、「泣き歌」のみならず、様々なタイプの自身や他者への<伝えたい想い/気持ち>が、サウンド・アプローチも豊かに収まっている。より彼女の歌に心を重ね、自身を歌われているように響く歌たちが満載だ。

■2年ぶりの『告歌』シリーズですが、今回は告白に限らず、もう少しテーマや物語の範疇が広がりましたね。

erica  そうなんです。今回が前回と大きく違うのは、前回は全て恋愛をテーマにしていた曲だったのに対して、今回はそれに限らず、夢や自分自身、付き合っている中で、なかなか言えない気持ち等々、以前よりもラブの大きさや範疇を広げてみたところで。いわゆる恋愛の対象者以外にもテーマを広げてみたというか。

■それに伴い、ericaさんの表現力の幅も広くなったような。

erica  おかげさまでぐっと広げることが出来ました。夢を始め、様々な切り口での告うたなので、例えば、いま恋していない人や、ちょっと恋する年頃を過ぎちゃった方、また、ある意味自分の恋人とも言える、自身の夢や目標に向かって取り組んでいる方にも聴いて共感してもらえる歌が増えたんじゃないかな……。

■逆にあえて前作を踏襲しているところはありますか?

erica  <自分が好きな自分にならなくちゃ何も変わらない>ってところでしょうね。夢もそうだし、恋愛にしても全てにおいて同じことが言えるんですが、<自分自身が頑張って変わらないと相手も変わらない>、<環境に自分が流されていくのではなく、自分で環境を作っていく>というか。それは恋も夢も同じなので。

■ちなみに何故今回は、テーマの範疇を広げてみようと?

erica  実は前作を出した時点で、男女の告白ソングに対して、自分の中でやり切った感があったんです。これまで数多くのお悩み相談も受けてきたし、それにアンサーしていくような曲も沢山作ってきたし…。で、今回の作品の中でも満足する告白ソングが幾つか出来たんです。いわゆる私の中の一つの「告うた」の到達点とでも言うか……。もちろん、これからも恋愛ソングは作って行きますが、今は恋愛以外の曲も、ちょっと作っていこうと。

■だけど、どの曲にもどこかある種の共通項を宿しているのも特徴的ですね。

erica  恋も夢も結局、近いものですからね。自分に素直にならなくちゃならないし。そこに行くまでにはすごく恥ずかしい思いをしなくちゃならない。その辺りが表れているかもしれませんね。

■いわゆる正直に自分と向かい合う照れみたいな?

erica  そうそう。特に大人になっちゃうと、夢を追いかけることに対して恥ずかしく思えたり、飲まれていくうちに一日が終わっていく、そんな方って沢山いらっしゃると思うんです。<自分がやりたかった夢って何だったんだろう?>とか、<今日一日どういう風に生きていたのか……>等、自分に問いかけてみるんだけど、自分の中でも隠しているところは沢山あって。だけど、それらをさらけ出さないと前に進めない、そんな根本にあるものを書く、そんな作業にも挑んでの今作でしたね。

■自分自身と見つめ合ったり、曝け出したりするのは、けっこう勇気がいったのでは。

erica  勇気が要ったなんてもんじゃないですよ。(笑)なので、今回の楽曲はほぼほぼ自分自身に向けて歌った歌ばかりです。それが誰かの気持ちと重なってくれると嬉しいですね。

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