■日本のファンについて
K ファンの中でも日本のファンには特別思い入れがあるわ。日本人の可愛い彼氏も探しているくらいにね!(笑)とにかくいろんな形で私に関わってくれてとても愛おしく感じるのよ。それはCDなり、ダウンロードなり、物販にしろ、ライブでもね!全力で私を支えてくれるのをすごく感じるから特別なの!
Y キャットの日本のファンへの気持ちが伝わって、返ってきているのでしょうね!
K そうだったら嬉しいわ!日本はなんだろう……何か私が好きなエッセンスが散らばっていて、他の国にはないものを多く持っていて、知らない間に惹かれていったの。他の国との違いは、基本どの国にいても忙しいんだけど、そういった忙しくしているふとした瞬間に自分が日本に住んでいるイメージがパッと浮かんでくるのよ。そんな感覚は他の国に長く居ても味わったことがないわ!日本だけなのよ!
Y 本当に日本の良さを理解してくれているので、ファンとして、ひとりの日本人として嬉しいですね。
■この先どんなジャンルの音楽が流行りそう?
K 難しい質問ね……今の流行りといえばEDMだけど、とても変容しやすくて、様々なジャンルが取り入れられるから流行る曲が多い分、廃れていく曲も多いジャンルだと思うわ。
Y クラブミュージックに関しては前からあるもののジャンルが進化していく形が主流になるのかなと思います。ヒップホップしかり、トラップしかり、ポップスしかり。これってヒップホップ?みたいな感じでジャンルがクロスオーバーしていくと思いますね。
K 私はその点、ヒップホップ、R&B、ポップス、ラテンなど、昔からある根本のジャンルは廃れないと思うの。もちろん私は新しいものを取り入れつつ、ラテンを追求していくつもりだけど。流行りはやっぱり作るものだから、その上で流行る楽曲を作れたらいいかな!
Y 確立されたジャンルは確かに廃れないと思います。さらにラテンの要素は様々なジャンルに取り入れられていますし、陽気で楽しくなれる音楽ですから。
■好きな食べ物について
K 植物由来のラーメンが大好物よ!最近はお粥が気に入ってるの!朝食として一緒に昆布とかわかめとか梅干しで食べたりするのが好き。あとレンコン!それと食べ物じゃないけどウーロン茶も好きでよく飲むわ。コンビニは行きつけよ!(笑)ちなみに日本の男性が好物ってことも付け加えといてね!(笑)
Y お粥は意外ですね。日本の男性が好物なのは分かりますが!(笑)
K あと、ドミニカ料理をおすすめしたいわ!「Le Soleil」ってレストランがとても良いドミニカ料理を提供しているわ。
Y 行く機会があったら必ず行きます!
K あとはアメリカのニュージャージー州で私の母親がベーカリーを営んでるから、良かったら行ってみて! 美味しいドミニカンケーキが食べれるわよ!(笑)
Y すごく食べてみたいです。(笑)
■今後の目標は?
K 私は、人との繋がりってとても大事だと思っていて、世界中をツアーで回ると様々な出会いがあるでしょ?その中で新しい発想は生まれるし、知らない自分の側面とかを学ぶことが多いのよ。
Y 僕も海外でDJプレイする機会がふえているので、いろいろな人との繋がり、特にアジアの交流は深めたいと思っています。
K もちろん世界中のファンと交流するのも大好きだし!だから疲れ果てるまで世界中を巡ってツアーの毎日を楽しみたいと考えているわ。それと、もちろん音楽家としてグラミー賞やオスカーなどのタイトルは積極的に狙って行きたいわ!
Y キャットが賞を取れたら自分の事の様に嬉しく思えます、応援しています!
PROFILE
DJ yaksa
2000年にDJとしてキャリアをスタートし、数々のビックネームと共演を果たす。さらに『Million Dance 2』に自身の楽曲“Cocky”を提供するなど、クリエイターとしても精力的に活動。現在は麻布十番のELE TOKYOにてサウンドプロデュース兼レジデントDJとして活躍し、2015年には「ULTRA KOREA」に出演するなど新たな世界観を構築。
KAT DELUNA
米NYCブロンクス地区でラテン系の家庭に生まれ、ドミニカで育った後、再びアメリカへ戻ったというバックグラウンドから、ダンスホールとR&Bを中心に幅広いサウンドと強力な歌声をアピールしてデビューした女性シンガー。2007年、エレファント・マンをフィーチャーしたシングル”Whine Up”が大ヒット。抜群の歌唱力を持つ歌姫。