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DJ yaksa VANITYMIX 2016 AUTUMN BACK to BACK TALK

DJ yaksa(Y)
DJ RYO(R)
DJ BUSTA-ROW(B)
location:V2 TOKYO
photo by: Kazunori Wataya

第四回
V² TOKYO EXCLUSIVE PARTY HITS vol.2対談

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ここから自信を持って発信できるV2 TOKYOの臨場感を詰め込んだ作品!

■今作のリリースについて

Y   前回はV2 TOKYOのレジデントをやっていたHIDEが作って、今回はBUSTA-ROWが作ったんですけど、構成とかは、同じレーベルからのリリースなのでそんなに大きなイメージの違いはないですけど、今回は本当にいろいろなジャンルのものに挑戦をしていて、聴き応えもあるし、構成もお客さんが聴きやすい感じになっているんじゃないかと個人的には思います。

B   結構いろいろなジャンルの音は入れられたなと思いますね。前作もいろいろなものが入っていましたけど、今回もHIDEさんのリミックスがたくさん入っているし、かなりバラエティに富んだ楽曲が入っています。

R   今回は、みんなのリミックスが多くて、前回と違う部分はそこだと思います。制作の部分でいうと、アーティストの見せ方がちゃんとできて良かったなと。特にHIDEは頑張って作っていたし。前に一緒に働いていたRIOくんのミックスも入っていたし。

B   そうですね。

R   今回の作品でV2 TOKYOらしい音として、今までにない表現ができているとは思います。

Y   コンセプト的にはそんなにガラっと変わっているわけではないので、前作の良かった部分もあるし、それを受け継いで、イメージしてBUSTA-ROWが作っているんだと思うので。1作目はちょっとCLASSICなトラックなども入っていたりしたから、2作目はわりと新譜中心に構成されています。あとはオリジナリティというか、RYOくんが言っていたようにV2 TOKYOらしさというか、HIDEのリミックスとかは普通にリリースされているわけじゃないし、やっぱりV2 TOKYOでしか聴けないですからね。

B   僕も結構、店で人気の曲を詰め込んだ感はあるんですけど、その中でもリミックスでこういうのが実際にお店でもかかります、みたいな提示がすごくできたので良かったですね。

R   僕自身は今回もリミックスを1曲やらせてもらっているんですけど、1作目とは完全に違うタイプのものを作ろうと思ったんですよね。前作は完全にプログレッシブ・ハウスだったんですけど、今回はちょっとポップの要素を強めに作ったんですよ。ハウスはハウスでいいんですけど、なんか違う音もいろいろな人に聴いてもらいたいなと思って、インディーまではいかないんですけど、ちょっと聴きやすい感じのものにしようというイメージで作りましたね。

B   RYOさんのリミックスは、聴いていてめちゃくちゃ気持ち良かったです!

R   まあ、まだまだできたことはあったんだけどね。(笑)

Y   確かに言われているようにポップな感じだなと思いました。ただ、僕個人的には、いいとか悪いとかじゃなくて、前回のほうも好きでしたね。(笑)ハウスがすごく気持ち良かったし。前回のを聴いていない人たちは、ぜひそちらも聴いてもらいたいですね。

R   今回の作品に関しては、海外でかかっている、かかってないということよりも、今のV2 TOKYOを表現できるようなものと考えて作りました。ここから自信を持って発信できるお店だし、最高のDJばっかりなので!

B   ありがとうございます!そういう意味で今作は、今東京で流行っているクラブの音ってどんなだろう?とか、実際に行ったことはないけど憧れ的なものがあったりする人たちにとっては、まさに実際にお店でかかっている音楽がCDで聴けるという感じですね。

R   そうだね!このCDを聴いて実際にイメージしてもらえればいいよね!

Y   本当に、お店に来たことない人たちにとっては未知の世界ですからね。だからこそ今作のCDは分かりやすさがいいんじゃないかなと思いますね。本当に初めてお店にきてくれる人とか、クラブミュージック入門としては入りやすいと思いますよ。

■今作の聴きどころについて

R   そこはBUSTA-ROWから話したほうがいいんじゃない?

Y   作った本人だし。

B   今作で一番好きなのは、唯一旧譜で入っている“I’ll be Missing”というHIDEさんのミックスした曲があるんですけど、それがすごく好きですね。昔の曲ですけど、今っぽさのあるトラックで。あと、僕がDJをやってきた中でのこだわりは、ラストをR&Bで締めくくるというのがありまして、今回のCDにも最後にスローな曲を2曲入れたんですけど、そこが自分の中でも満足の出来でした。

Y   ちなみに最後をR&Bにしたのは何で?

B   元々R&Bが好きなんですけど、昔、ずっと先輩たちにDJを教えてもらっていた環境の中で、最後はR&Bで終わるというのがあったんです。だからお店でもラストは結構スローなR&Bで終わりたいんですけど、惰性ではかけたくないんですよね。(笑)そこはやっぱりこだわりを持ってR&Bで終わりにしたい。それを今回のCDでも表現させてもらったんです。

Y   確かに、お店でお客さんを踊らせている感じだと、朝4時半からラストをR&Bの流れに持っていくというのはなかなか難しいけど、CDなら表現できるもんね!(笑)

B   はい。そうですね!実際とCDとではやっぱり違いますからね。でも、現場感や臨場感みたいなのはCDでもちょっとだしたりしてみたんですけどね。

■今作の周りの反響は?

B  今回は本当に新しいことにチャレンジさせてもらって、自分自身のこの先にやりたいことが結構見つかったので、やっていて楽しかったですね。正直にいって今回携わってみて尋常じゃなく大変でしたけど。

Y&R   (笑)。

B   すごく、難しかったです。

R   初リミックスCD!どうでした?

B   いや、本当にいい経験になりました。

Y&R   爆笑

B   今回は、いろいろ先輩方に教えてもらったり、いろいろと調べながらやりましたからね。

R   初リミックス作品、僕も良かったと思いますよ!

Y   こういうのはやっぱり場数を踏んでいかないといけないと思うので。

R   うん。そうだよね。

Y   最初から完璧にできる人というのは本当に天才ですからね。

R   実際、そういう人はなかなかいないですよね。

B   はい。もっと頑張っていきます!

R   僕もはじめて作ったころなんか、そんなにできなかったし。(笑)でもBUSTA-ROWくんもちゃんとチャンスを与えられて、今回制作してCDとしてリリースできたというのはすごいと思います。今後これの第3弾があった時には、その時のレベルアップしたBUSTA-ROWを聴いてみたいしね。

Y   そうですね。だからそれが次の糧になるしステップアップに繋がるんですよね。

B ありがとうございます。

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