■歌にちなんで、自分がオンリーワンだと思うこと。変わらずに持っていたい個性はなんでしょうか?
愛子 私は、ライブでも盛り上げ隊長をやらせていただいているんですけど、ライブでの元気さと、場を盛り上げていく力は、これからも保ち続けたいし、もっと向上させたいなと思っています。
ゆうり 私は、自己紹介でも「スマイル全開」って言っているんですけど、これからも全力の笑顔で、お客さんを笑顔にしていきたいです。最初はこっちの笑顔に照れているお客さんも、もっと笑顔をやり返すと、最後は笑顔になって帰ってくれるので、「(私に)落ちた」かなって!(笑)
ソフィー 「落ちた」って。(笑)
愛子 でも、ゆうりの言うことわかる!ライブ終わりにハイタッチ会があるんですけど、そのときみんな笑顔になってくれて「めっちゃ楽しかったねー!」って言ってくれると本当に嬉しいよね!
ゆうり そうそう!それは元気になります!
LILI 私は「声が甘い」ってよく言われます。アメリカでも「あなたスイートね」って。だから、私のパフォーマンスを見てくれたファンの方が、落ち着くとか、癒やされる存在になりたいなと思っています。そういう自分になるのが理想です。
千夏 私はカワイイ系ではなくて、変顔とか、そっち系なんで。ジャケットとかではこんなかわいく写っているけど…。
一同 (爆笑)
千夏 (慌てて)違う違う!ピンクとかかわいいの着させてもらっているっていう…!
ソフィー 大丈夫!伝わってる、伝わってる。(笑)
千夏 えーと、みんなかわいいじゃないですか。そのなかでもゴリラのモノマネとか、何事にも本気でやらせてもらっているんで。
LILI Tik Tokにも上げてるよね。
愛子 千夏は変顔がヤバすぎて、規制されていたんですよ、ずっと。(笑)
千夏 3~4回は止められました。(苦笑)でも、ファンの方は好きみたいで。飾っていないというか、素というか。そういうところを一つの武器としたいし、同年代の女の子たちに近く感じてもらえたらいいなって思っています。
優美香 私はみんなよりも冷静な方かと思うので、周りを見ながら、みんなを支えていければと考えています。それと、ファッションとかメイクが好きで、みんなよりメイク濃ゆいんですよ。今日も「恋愛革命」とプリントされた黒Tをダンス練習で着ていましたけど。(笑)気分をファッションやメイクなど、見た目で表現するのが好きなのかなって思います。それも個性の一つとして見てもらえたら嬉しいです。
ソフィー 私はさっきも少し話させていただきましたけど、この曲で周りとちょっと違う自分の個性や、そのよさを改めて見つけられました。私はリーダーなんですけど、そういう意味でも“締まる存在”というか、みんなを見ながらまとめていける存在でいられるといいなと思っています。
琴音 私のオンリーワンだと思うところは、沖縄から来たので、“沖縄魂”という心をファンのみなさんに渡していければと思っています!
千夏 私たちみんな“沖縄魂”持ってるよ!(笑)
琴音 あ、そうか!
ソフィー 琴音の個性は、このキャラじゃない?わざとボケていることもあるんですけど、「今、ボケたでしょ?」ってツッコむと、「ん?」っていう真顔になって、「マジだったの?今の!?」っていうときがあるので。(笑)
千夏 すごい天然です。宇宙人とのハーフです。(苦笑)
琴音 れっきとした純日本人です!生きてます!ムードメーカーとして、心を伝えていこうっていう「オンリーワンのCandy Queen」です!
■デビュー1年目の2018年はどんな年でしたか?
愛子 東京に出てきて、甘い世界じゃなかったし、辛いこともたくさんありました。そのなかで自分と向き合って、今まで知らなかった自分の内面とかもたくさん見つけることができました。大人に成長できた年だなって思います。
優美香 上京することは、全員不安はあったと思います。環境に慣れられるのかとか。私自身方向オンチで、しかも沖縄には電車がないので、一人で乗ることできるんだろうかってずっと不安だったんですけど…。でも、今ではちゃんと一人で乗ることできます。人って慣れるものなんだなって気づかされました。(笑)
LILI 私も、デビューが決まったときはアメリカに住んでいたので、すごく不安でした。だけど、自分を成長させたい!上に進もう!という覚悟で、日本に戻って東京に来て、みんなでお仕事ができて、1日1日を一緒に過ごせたのがホントによかったなと今思っていて。いろいろ勉強になったし、この人生でなかなか経験できないことをたくさんできました。私にとってめっちゃチャレンジできた年です。
ゆうり ただ、3月に上京してからずっと7人で共同生活しているので、沖縄のときより、相手を思うっていうのがすごく増えた気がします。ライブのときもミーティングで「こうしよう」「次回はこれで」というコミュニケーションが増えたので、7人のチームワークがもっと深まったんじゃないかと思いました。
ソフィー 沖縄とは環境がすごくガラッと変わって、仕事に向き合う姿勢や、周りとの実力の差とか、プロになることっていうところで、ぶつかった壁がみんなありました。でもそこで、どう、よくしていくか?ってみんなで考えてグループの絆が深まったと思う。だから、すごくいいデビューの年になった。何より、Chuning Candyでよかった!と思わせてもらえた年です。
琴音 私も、「自分は一人じゃない」って気づかせてくれる年だったなと思っています。メンバーがいるので、みんなに頼れる。何かがあって暗いときは、メンバーに聞いたり、悩みを言ったりできる。ソフィーも言ったように、チュニキャンでホントによかったなって。これからも私たちは、もっともっと大きくなるぞ!ってたくさん思いました。
千夏 今年はTGCのようなすごい大きな舞台でパフォーマンスさせてもらえました。まだデビューしてから1年も経っていないけど、全国を周らせてもらって、少しずつファンが増えてきています。また来年、再来年って、もっともっとファンを増やして、同じ沖縄県出身で、今年引退した安室奈美恵さんみたいに、全国から注目を集められるように頑張りたいです。
LILI 2019年はもっと盛り上げようかなって思っています!
愛子 今年の経験をバネにもっともっと成長して、単独コンサートでも大きいステージに立てるようなすっごいグループになりたいです。最近仕事の移動で代々木第一体育館のすぐ近くを通ることがあったんですが、「ここでワンマンライブするぞ!」って叫びました!
■最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
愛子 この記事で私たちを初めて知ってくれた方もいると思うんですけど、私たちの個性を知ってもらって、ライブに足を運んでいただいて、もっと興味をたくさんもってほしいです。
ソフィー 特に今回の“Sugar Sugar Sweet”は、カワイイ曲だけど、応援ソングになっているので、20代の女性の方にも共感していただけるんじゃないかと思っています。可愛さのなかに、カッコよさも出せるように頑張りました。ぜひ一度聴いてもらえたら嬉しいです。
LILI 小さい赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、どの世代の方でも楽しめる曲だと思うので、私たちのことを見てほしいなっていう気持ちがたくさんあります。ファッションも一人ひとり個性があるし、MVの王冠のポーズはプリクラとかで、ぜひ真似してほしいなって思う。そして、Chuning Candyのことをたくさん知って、世界に広めてもらえたら嬉しいです!
ゆうり 女性から憧れられる存在になりたいっていう気持ちもすごく大きいです。インスタグラムで写真を上げているときも、「カッコいい」「可愛いい」って思ってもらえるように頑張っています。一人ひとりのメイクやファッションも注目してください!
優美香 色とりどりでカワイイ子たちだな、と興味を持って検索してもらえるように、私たちももっともっとスキルアップしていきます!あと、愛子が言っていたように、一度ライブに来てもらったら、もっとよさが伝わるんじゃないかなって思うので、ぜひ間近で見てもらいたいです!
千夏 参加型のライブなので、一緒に踊ってもらえると親近感がわくと思います。ダンス番長の私が、ライブでこの曲のとき、みなさんでできるような王冠のポーズや、「チュルルルルル」の簡単な指の動かし方を教えるので、みなさんと一緒に踊りたいです。あと、カップリング曲には英語が多く出てくる歌もあったりします。外国の方や、大人な女性の方にも気に入ってもらえると思います。一回、ライブにきて、一緒に「楽しいな」と思ってもらいたいです。
琴音 ライブは、絶対フィーリングで伝わるものがあると思います。何年経っても愛されるグループになりたいので、たくさん愛を届けて、たくさん“チュニキャンの味”を知ってもらいたいです。そして海外にもたくさん進出していって、たくさんの方々に知ってもらって、「この子たち、なんていい子なんだ!」と思わせたいです。
Interview&Text:石川良一
PROFILE
平均年齢16歳の沖縄出身7人組ダンスヴォーカルグループ。リーダーのソフィ、センターのLILIなど外国語も堪能なメンバーを中心に、沖縄で数々のTVCMや、雑誌モデルとして活躍するティーンが集結したドリームチーム。韓国の人気歌番組に日本人女性グループとして史上初出演を果たすなど、海外にも進出中の注目度No.1ガールズグループ。
RELEASE
『Sugar Sugar Sweet』
初回盤(CD+BD)
PCCA-04729
¥1,800(tax in)
通常盤(CD)
PCCA-04730
¥1,200(tax in)
ポニーキャニオン
11月21日ON SALE