cc_a

Chuning Candy VANITYMIX 2018-2019 WINTER PICK UP INTERVIEW

7人で未来を開いた私たちと、この曲は重なっている

Chuning Candyは、沖縄から今年デビューした7人組ガールズグループ。平均年齢16歳ながら、メジャーデビュー前から地元で活動しており、実力は折り紙つき!デビュー1年目にして、TGCのオープンニングアクトや、韓国の人気音楽番組に出演するなど大躍進している。そんな注目の「チュニキャン」メンバー(琴音、千夏、ソフィー、LILI、ゆうり、優美香、愛子)全員に、11月21日にリリースした、サードシングル『Sugar Sugar Sweet』について話を訊いた。

■今回の“Sugar Sugar Sweet”は、まさにガールズポップ。とってもキュートなチューンですが、ぜひ聞いてほしいところは?

LILI 私が一番好きなところは、サビの「Sugar Sugar Sweet 一人ひとりオンリーワンのCandy Queen」です。自分に自信を持って前に出てほしい、という気持ちで歌っています。自分でもすごく大切なことだと思うので、この歌詞が一番好きです!

ソフィー 甘い曲だけど、歌詞は結構アツイんです。私は琴音が歌っている「あなたのフレーバー求める人が絶対にいるから」のところです。個性を持っていても悩みがあったりするけど、きっと自分を受け入れてくれる人、求める人がいるっていう歌詞がステキだなって思って。私、声質がみんなと違って低いので、悩んでいたこともありました。でも、この曲のレコーディングのとき「その声があることで、全体が引き締まっているように聞こえるよ」という意見も聞くことができたんです。ホントに歌詞のとおりでした。自分も一つの個性でいいんだなって思いました。

■それぞれの個性が集まってChuning Candyなんですね。

千夏 そうです!この曲には「みんな同じじゃないから」という歌詞があるんですけど、私たち7人もみんな一緒じゃなくて、個性とか、趣味とか好むものだったりとかが違う。そんな私たちが「自分は自分だよ」っていう思いで歌っているので、共感してもらえるんじゃないかな。

ゆうり でも、7人で一つなんです。LILIが歌っている「七色にきらめく虹のように 色とりどりの輝きが未来を開く鍵」ってところでは、全員で鍵の「カチャ」っていうポーズで踊ります。みんな一体になって、この7人が未来を開くんだよっていう思いで歌っています。

■ほかにも自分たちと重なる部分がありましたか?

優美香 私は、LILIとソフィーが歌っている「辛い時にはCalling Calling~意外にToughだよ」までのところ。すごく共感というか、今年みんなで沖縄から上京したので、一時期お家が恋しくなっちゃって。そのときみんなで励まし合っていたので、自分たちのことを言っている歌詞だなって思いました。

琴音 私もその歌詞が、「ああ、(心に)響く…」と思いました。私、普段からお家の人とあまりコミュニケーションをとっていなかったんですけど、上京してからたまたま電話したんですよ。気軽な電話だったんですが、久々に親の声を聞いて、「なんだろう、この気持ち…」みたいな。それで“Sugar Sugar Sweet”の歌詞が届いたときに、「お、最近あったことだー!」と思って。身近に感じられて心が動きました。

■今回のレコーディングはどうでしたか?

愛子 私は、イントロにもあるコーラスの「チュルルルルル…」のところ。あそこが自分的にはレコーディングで一番苦戦したところで、「ル」を何回言っているんだろう?みたいな。数えたんですよ。4回でした!

一同 (え……?)

愛子 あ!間違えました!5回です!

一同 (爆笑)

愛子 ファンのみなさんにもたくさん曲を聴いて練習してもらって、ライブに来たときには振り付けと一緒に「チュルルル…」できたらいいなって思います!(笑)

LILI 私は、サビの「オンリーワンのCandy Queen」っていうところが、めちゃくちゃ高くて、声が何度も裏返って苦戦しました。気持ちをいれながら聴いているファンの方に向けて歌わないといけないので、ちゃんと心は優しくして、落ち着きながらレコーディングしました。

ソフィー 私はもともとみんなより声質が低くて、優しく歌おうとすると「暗くなっちゃう」と言われてしまって…。そこは個人的に苦労しました。歌詞の内容も考えながら、明るく伝わるように意識しました。個性も大事だけと、グループに合わせてチューニングしました。そのおかげで自分の可能性が広がって、ありがたかったです。

■MVの撮影はいかがでしたか?

ソフィー ダンスの部分は、千夏が“ダンス番長”として、中心になって教えてくれたんです。

千夏 サビとか揃えるところはバラバラに見えたらダメなので、合わせないといけないんですけど、一人ひとりのダンスのくせや、やり方、魅せ方があるので、合わせて自分たちを一つのものにしていくまでが大変でした。特に今回は、今ままでよりもすごく移動が多くて、足のステップや動きも結構細かかったんです。7人もいるので、バーッて一気に行くと、ぶつかったり、行けなかったりして。しかも今回は練習期間もすごく短かったので、みんなで合わせるのがとても難しかったです。

ソフィー 余裕そうに見せてるだけで、ホントはみんな必死。(苦笑)

ゆうり いちばん練習期間が短かったんじゃん?当日に振りが変わったりもして。

千夏 ヤバかったです!

LILI あと、指をピーンと伸ばす「Candy Queen」のポーズがあるんです。指がツルかなって思うくらい伸ばすように言われて。

ソフィー 特に愛子は苦労してたよね?

愛子 そうそう!私は指がもともと曲がって見えるんですよ!先生に「マジで、もっとめっちゃ力入れて!」って言われて、ホントに撮ってるときツラかったです。(苦笑)

ソフィー ただ、いろいろ大変でしたけど、相手を思ってこう動くとか、決められた立ち位置にたどり着く工夫とか、先生も一緒に考えて取り組めたので、そこはまた一つレベルが上がったのかなと思います。

1 / 212