■ライブと言えば、デビュー10周年を記念したライブツアーも行われますね。
シェネル ぜひ見に来て!生バンドを連れてきて、前作のアルバムの曲も含めて歌うから、きっと盛り上がるはず。またこれまでと違った、初めての<シェネル>が見せられると思うわ。
■日本語と、英語の歌を両方やるんですね。どんなライブになりそうですか?
シェネル そこがインタレスティングなのよ!クリエイティブ・ディレクターが私の夫なんだけど、いろいろと企画を練っているから、楽しみにしていてね!
■今回の日本での滞在はいかがですか?
シェネル 夫と一緒なので楽しいわ。渋谷でショッピングしたり、日本のおいしいものを食べたり。でもね、ただ道を歩くだけでもおもしろいの。路地裏の道を通り抜けると、ガラリと景色がかわるでしょ?みんなが1カ所にまとまって、タバコを吸っているのも不思議。(笑)あと、街の人の服装もおしゃれだと思うわ。朝と夜で街の雰囲気が違うのも好きよ。普段仕事が忙しいから、こうやって普通に日本で過ごせるのもいいものね。
■最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
シェネル 今回のアルバムも自信作なので、ぜひ聴いてください!そして、もう聴いてくれた人はありがとう。インスタとかでたくさんの人に勧めてもらえたら嬉しいわ。よかったらよろしくね!…ということと、今、ちょっと自分は考えている時期なの。ラスベガスで悲惨な事件があったでしょう?そんなふうに世界で起こっていることに、今はみんなもっと目を向けるべきだなって思う。自分の世界だけじゃなくね。
■さっき話してくれたJ-pop作品もそうですけど、日本人は自分の世界だけを見ている人が多いかもしれませんね。
シェネル 自分のことばかりを見てしまうのは、変化するのが怖いからじゃないかな?ときには痛みが伴う、ツライものだから。でもね、人生はそういうものを経験して成長するものでしょう?いつでも大事な人、家族、世界のことを忘れないでいてほしいわ。
■このアルバムも、変化を恐れずにつくったものですもんね。
シェネル そう!当たり前でなく、常識外のことがおもしろいんだもの!このアルバムもゴールじゃないわ。たとえるなら、シェネルというアーティストの最初のチャプター。これからも伝えたい音楽を追求して、このアルバムを越えた作品を目指していくわ!
Interview&Text:石川良一
PROFILE
2007年にアルバム『シェネル』で世界デビュー。その後、“ベイビー・アイラブユー”“ビリーヴ”“Happiness”などのヒットを日本に贈り続けてきた。2017年、シェネルがデビュー10周年目を迎え、TBS系 金曜ドラマ『リバース』主題歌“Destiny”がロングヒットする中、アニバーサリーイヤー第2弾は原点回帰の洋楽アルバムをリリース。メタモルフォーゼとは“変化・変身”、シェネルの新章がスタート。
universal-music.co.jp/chenelle/
RELEASE
『メタモルフォーゼ』
UICV-1087
¥2,376(tax in)
Virgin Music
9月6日ON SALE
LIVE
シェネル 10th ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2017
11月13日(月)ビルボードライブ大阪
11月17日(金)ミューザ川崎シンフォニーホール(かわさきジャズ2017)
11月20日(月)名古屋ブルーノート