受け継がれるメンフィス・ソウル 珠玉の９セッション
メンフィス・ソウルにフューチャーした音楽ドキュメンタリー映画 『約束の地、メンフィス ～テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー～』が6月17日（土）新宿K’s cinemaほか全国順次公開される。
本作は、多種多様な音楽が生まれ融合し、数々の“生ける伝説”と呼ばれる世界的ミュージシャンたちを輩出してきたテネシー州メンフィスを舞台に、偉大なる先人達を今一度この故郷に呼び戻し、名門ロイヤル・スタジオ等にて、ジャンルや人種、世代を超え、レコーディングを行い、メンフィスの音楽と精神を現代の世界に再び送り出そうとする破天荒なプロジェクトの過程を追ったドキュメンタリー映画だ。
巨匠たちが次世代を担う若者らに音楽を継承する貴重なセッションの数々をかのスタックス・レコードの盛衰に象徴される黒人差別の歴史と絡めつつ綴っていく。出演者は、「アイアンマン」などで活躍する俳優テレンス・ハワードやスヌープ・ドッグなどをはじめ、ブッカーT.ジョーンズやメイヴィス・ステイプルズ、惜しくも収録後にこの世を去ったボビー・ブランドやスキップ・ピッツなど豪華な顔ぶれだ。
偉大なる先人たちがプレイの秘訣を惜しげもなく伝授してゆくシーンが印象深く、過去から現代へ粛々と受け継がれるこの地の“ソウル”がスクリーンから溢れだした、音楽の本質を垣間見せてくれる感動作。音楽を愛するすべての人たちへ先人たちから現代に届けられた名作映画だ。
すでに公式サイトでは、公開前からブルース・ギタリストの菊田俊介や甲本ヒロト（ザ・クロマニヨンズ）をはじめ、数多くの著名人がコメントを寄せている。また、本作の公開を記念して、6 月18日（日）に新宿K’s cinemaにてスペシャル・トークショー開催も決定！当日ゲストには、湯川れい子（音楽評論家 作詞家）やローレンス“ブー”ミッチェル（プロデューサー ロイヤル・スタジオ総責任者）を予定している。さらに、『約束の地、メンフィス ～テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー～』のオリジナル・サウンドトラックも公開日の6月17日に劇場で先行発売されるのであわせてチェックしてみて！
『約束の地、メンフィス ～テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー～』予告
公開情報
『約束の地、メンフィス ～テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー～』
2017年6月17日（土）新宿K’s cinemaほか全国順次公開
配給：CURIOUSCOPE
監督：マーティン・ショア
出演：テレンス・ハワード、メイヴィス・ステイプルズ、スヌープ・ドッグ、 ブッカー・T・ジョーンズ、ホッジズ・ブラザーズ（ハイ・リズム）、 ボビー・ラッシュ、ウィリアム・ベル、チャールズ・スキップ・ピッツ、 チャーリー・マッスルホワイト、アル・ベル、リルPナット、 オーティス・クレイ、ボビー・ブルー・ブランド ほか
http://www.curiouscope.jp/Memphissoul/
©2013 SOCIAL CAPITAL FILMS EGBA, LLC / PFL TRANSMEDIA, LLC
■トークショー
日時：6/18(日) ①12:40の回 上映後 ②14:40の回 上映後
ゲスト
湯川れい子さん(音楽評論家 作詞家)
Mr.ローレンス“ブー”ミッチェル(プロデューサー ロイヤル・スタジオ総責任者)
ＭＣ：Mike Koshitaniさん(音楽評論家)
■オリジナル・サウンドトラック
『TAKE ME TO THE RIVER /
約束の地、メンフィス – テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー』
￥2,170（tax in）
CURIOUSCOPE
2017年7月26日ON SALE
