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白濱亜嵐&関口メンディー VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

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思い切って一歩踏み出すことで見えてくる景色や、積極的に動くことで成長できるということを今作で感じて欲しい

11月30日(金)21:30~配信がスタートしたドラマ『ハピゴラ!』。21:30~22:59までの間にYahoo! JAPANのトップページで配信され、この時間帯であればいつアクセスしても頭から観られるようになっているという新しい試聴方法(映像配信サービス「GYAO!」でも無料配信)で始まった、白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)主演でおくる、笑いあり、涙あり、友情ありのドタバタ騒動を描くオリジナルドラマだ。そのドラマで主演の多忙を極めるサラリーマンの拓也役を演じる白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と、幼馴染のマンズ役を演じる関口メンディー(GENERATIONS from EXILE TRIBE)に、ドラマの役どころについてや、現場でのエピソードなどについて話を訊いた。

■オリジナルドラマ『ハピゴラ!』についてですが、まず率直な感想をお伺いできますか?

白濱 オリジナルのネットドラマということで、普段テレビでドラマを観る習慣の少ない方にもつながれる機会になると感じています。スマホなどで動画を観る若い世代の方も多いと聞く中で、こうやって配信ドラマにチャレンジできることに対して自分自身もすごく可能性の広がることだなと思っています。また、ドラマは最後まで観続けて欲しいものであり、この作品も1話~5話まで通して観ていただきたいという想いがあるので、今作が久しぶりのドラマという意味も含めて、純粋に幅広い層の多くのみなさんに届いて欲しいと思っています。

■今回ご自身の役を演じるにあたって意識したことはありますか?

白濱 僕の演じた拓也は開発に携わるエンジニアの仕事をしているんですが、本当に一般的なサラリーマンのひとりだと思いますので、そこをしっかりと意識して演じようと考えていました。実際にサラリーマンを経験したことはないのですが、だからこそセリフの言い回しもお芝居にするんじゃなくて、実際に話しているのと変わらないテンション感でナチュラルにということを考えていたと思います。セリフひとつに対してもあまりつけ足さないというか、普通にしゃべっている感覚で演じるようにしていました。

関口 僕が演じたマンズは日雇いの仕事をしていて、ある程度の収入があって、楽しく生きていければいいという性格だと思うんですけど、実はそれって個人的にはすてきだなと思っているというか。今回であれば、幼馴染のジャッキー(白濱亜嵐演じる拓也の子供のころのあだ名)のために身体を張るじゃないですけど、周りの人を大切するという優しい心の持ち主であり、個人的にもマンズはいいやつだなぁと思いながら演じていました。あとは、下町出身の役なので特有のべらんめい口調というか、そこも台本にはあったんですけど、難しくてできなかったです。(笑)

■メンディーさんはドラマの現場は今作が初とのことですが、撮影に臨むにあたっての想いを教えていただけますか?

関口 今回の役はキャラクターが見えやすかったので、マンズだったらこう考えたり、こう行動するのかなというのはイメージしやすかったです。泣くお芝居もあったんですが、難しかったというより、当然のことながら初体験だったので新鮮でした。基本は自分と重なる部分のあるキャラクターだったので、全体的にやりやすさはありましたね。

■亜嵐さんは演じられた拓也との共通点などはありましたか?

白濱 あまり共通点はなかったかもしれないです。拓也は人生に絶望まではしてないんですけど、特別な生きがいを持たずに毎日を淡々と過ごしているというか、それをイヤだとも思っていなくて、かといってそんな生き方が好きでもないみたいな。夢や目標を持たず、社会の波に流されて生きていってしまう拓也の性格は演じるにあたって意識していた気がします。

■なるほど。何か現場でのエピソードはありますか?

白濱 監督の熊坂さんの演出は自由演技というか、俳優としてはやりやすい環境だと感じました。熊坂さんは「世の中にバミリなんてないじゃん」というスタンスで、本当に立ち位置なども決めず、段取りも作らない撮り方をされるんですが、僕自身としてもすごく新鮮であり、新しい経験になりました。

関口 自分の場合はそれが初めての現場だったので、ある意味で最初のスタンダードになったというか。別の現場に行った時に「あっ、こうやってバミリとか決めるんだ」と、その後いろんな撮り方があると知ることになるんですが、最初に自由な撮影を経験できたのは、現場ごとにやり方が違うと学ぶ意味でも財産になったと思います。

■ヒロインを演じた須田アンナさんとのお芝居はいかがでしたか?

関口 現場で一緒にいる時も常に明るくて、周りに気を遣わせない感じであるとか、これまで仕事で接する機会があまりなかったんですが、すてきな人柄だなというのを感じました。ナチュラルに演じているように感じた今回の役は、彼女にぴったりだったんじゃないのかなと思います。

白濱 確かにアンナちゃんはリアルというか、すごくナチュラルに演じるタイプだったのでやりやすかったです。役柄の持つ天真爛漫なキャラクターもとてもよく出ていたので、パフォーマーとしての彼女とはまた違う一面が観られる作品なんじゃないかなと思います。

■西田尚美さんや田口トモロヲさんとも出演されていますが、何か刺激を受けたことなどはありましたか?

白濱 実は西田さんとは2度目の共演で、1回目は映画『ひるなかの流星』の時に永野芽郁さんが演じた女性のお母さん役として同じシーンもあったんですが、本当に経験豊富な方で一緒に演じていると自然とレスポンスしたくなるんです。西田さんとかけ合いすることによってすんなりセリフが出てきたり、自然な表情もいい形で生まれたように感じます。また、幅広いお芝居をされる田口さんとの共演も本当に勉強になりました。ひとつのセリフに対して100通りくらい返す能力を持っている方で、こんな風に自由に演じていいんだと感じさせていただきました。

関口 ベテランの方々のお芝居を見ていると、より自分の役も引き立ててもらえるというか。その方々の演技から感情をもらってセリフを言えたりもするので、そうやってドラマにリアルさを加えていくんだなと改めて勉強になりました。

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