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ときめき♡宣伝部 WEB LIMITED INTERVIEW

新曲は武井壮が作詞!メンバー退部のピンチを乗り越え、過去最高の自分で夢を歌う

昨秋メジャーデビューを果たしたものの、3月に永坂真心が退部し、過去最大のピンチを迎えたときめき♡宣伝部(通称:とき宣)が、新体制で初めてとなるシングル『どどどどどりーまー』をリリースする。武井壮が初めて作詞に挑戦し、ヒャダインこと前山田健一が作曲を手掛けた表題曲は、この2人ならではの圧倒的な熱量と文字量でポジティブな言葉を連発。くじけかけた彼女たちだけでなく、夢を持つすべての人を奮い立たせるエネルギッシュなナンバーに仕上がった。平均年齢15.8才という若さにもかかわらず、次々と訪れる試練に立ち向かう4人に、新作とグループの活動にかける想いを話してもらった。

■“どどどどどりーまー”は武井壮さんが作詞されたそうですね。

坂井 そうなんです! でも、レコーディングが始まった時点では、私たちは知らされてなくて。私の録る番が最後だったんですけど、途中で取材があると言われて、武井さんが入ってきたんですよ。「どういうこと?」って思ってたら、「僕が作詞しました」って。

吉川 「えええー!!!」ってなったよね。

坂井 その日は大きいサプライズが2つもあったんです。朝にヒャダインさんが作曲したことを知って、そのあとに武井さんが作詞したことを知って。しかも私のレコーディングをずっと武井さんが見ててくださって。本当にドキドキしました。

■武井さんは「過去最高の自分でこの曲を歌ってほしい」とコメントされてましたけど、歌うときに意識していることはありますか?

吉川 「夢」がテーマになった歌なので、武井さんから「夢は若者だけじゃなくて、おばあちゃんから赤ちゃんまで持っていいものだから、この歌でみんなに夢を伝えていってね」と言ってもらったんです。だから、とき宣が“どどどどどりーまー”を歌うことで、たくさんの人に夢を伝えていけたらなと思っています。

■めちゃくちゃいいこと言いますね。

吉川 ほんと武井さんの一言一言が沁みるんですよ。

坂井 それと、メンバーそれぞれをイメージして書いた歌詞があると言っていただいて。私は「ささささーんさん」から「ゆーあー おんふぁいあー!」までなんですけど、私のメンバーカラーが赤だし、太陽のようにっていうのをイメージしてくださったそうなんです。私の夢は太陽みたいになることだから、本当にうれしくて。

■他のみなさんは?

辻野 私は「成長なんて イージー」から「日に日に身に力つけ」のところなんですけど、私は歌が苦手なんですよ。でも、少しずつ、日に日に成長していけるといいねという想いを込めて書いてくださって。

小泉 私は「ららららーんらん」から「イバラの道走破」のところまでで、やわらかい表情のなかに芯があるから、「ららららーん」って言いながらイバラの道を走破していくことをイメージしたそうなんです。だから、力強く歌ってほしいと言われました。

吉川 ひよりは「ガガガガーンガン/ゴゴゴゴーンと鳴らしてく/衝動のゴング!」で、グループのなかでいちばん元気な感じがしたと言ってくださって。みんなをゴングでゴーン!ってやってほしいと言われました。

■すごい調べて書いた歌詞なんですね。

吉川 いろいろ動画を見てくださったみたいで。

辻野 50%はとき宣で、50%は武井さんらしさを入れてくださったそうなんです。

坂井 うれしいよね。私たちの曲に武井さんらしさが入ってるって。

■とき宣も4人になってリスタートのタイミングですし、自分たちに響くものもあったんじゃないですか?

辻野 私、「松には松 竹には竹 梅には梅の輝きがある」の部分が好きなんです。4人になったからといって、自分たちらしさを捨てるのではなく、とき宣らしい輝きを持って進んでいきたいなって。最近はメンバー同士でも話し合っているんです。とき宣を始めたばかりの頃は、もっと元気にやってたんですよ。

坂井 何もわからないから、とにかく楽しんでやろうと思ってたんですけど、ちょっとずつ落ち着きが出てきちゃったというか。

辻野 まわりを見すぎて、楽しむっていうよりも、楽しませてあげなきゃって思うようになっちゃったんです。でも、それは違うかもしれないなって。楽しませるのは当然なんですけど、自分たちも楽しまなきゃいけないことに気付いたんです。

小泉 ライブでも自分たちが楽しめば、お客さんも自然と楽しんでくれるかなと思って。最近は楽しむことに重点を置いてやってます。“どどどどどりーまー”も楽しい歌なので、楽しく、でも何か伝えられたらいいなって。

■そういう意味では、最後のサビ前で「そろそろ本気出せよ!」と吉川さんが叫ぶところは、すごい伝わってくるものがありますよね。

吉川 あそこはライブで歌うときも、めちゃくちゃ気合いが入ります。魂を込めて、とにかく力強く、「そろそろ本気出せよ!」って言うんですよ。そうすると宣伝部員(とき宣ファンの愛称)さんが「うぉー!」となって。それが気持ちよすぎて、最高です!

小泉 最後のほうでも、ひよりが「かなえろー!」って叫ぶところがあるんですけど、それはレコーディングの最後の最後で入ったんです。ヒャダインさんが「ここになんかほしいな」って言ったら、武井さんが考えてくださって。それがまたすごくハマってて、あれがないと歌が終わらない感じがします。

吉川 ヒャダインさんも武井さんもすごいなと思いました。そんなこといままでなかったので。

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