Sean(S)、Kevin(K)
サプライズを用意してあるからお見逃しなく!
■DJをはじめたきっかけは?
S 僕らが育ったのはリオデジャネイロで、そこにあるアメリカンスクールに通いながら、それぞれでバンド活動をしていたんだ。9歳くらいからやっていて、14歳でそのバンドを脱退したけどね。Kevinはその時何やっていたんだっけ?(笑)
K 僕?ディズニーヘビーメタルと言うジャンルの曲を作っていたよ!(笑)
S そんなジャンル聞いたことないわ!ってくだりをいつもするんだ。(笑)
K 僕は大真面目だったけどね。(笑)ディズニーとかブロードウェイ特有のサウンドと、ヘビーメタルを合体したものなんだよ!
S (爆笑)
K Seanはずっと笑っているけど続けるね。2013年にSeanからZeddのEDMを聞かされて、その時からこの世界に飛び込んだんだよ!
■自身のヒット曲でもあるTiëstoとのコラボ曲“BOOM”についてお聞かせください。
S 何その曲?Tiëstoって誰?(笑)
K こいつの冗談はさておき、アイディアは僕が出したんだ。それを同じくブラジルの同胞であるAlokに聴かせたらとても気に入ってくれて、Tiëstoにも聴かせたかったみたいで渡してくれたんだよ。そうしたら彼がとても気に入ってくれて、これで一緒になにか作ろうよって言ってくれたんだ!
S 僕はその話を聞いて、最初は本当に冗談だと思ったんだよ!(笑)生きる伝説の彼が受けるはずないってさ。
K そこから半年経って完成したんだ。そのあと、本人がULTRAに出演して、僕らも呼んでくれて、一緒にプレイしてくれたんだよ!
S 本当にありがたいよね!そのおかげで仕事のオファーが止まらない、止まらない!(笑)
K しかも、そのオリジナル曲が出来上がったあと、今度はTiëstoの方からアイディアが上がって来て、Gucci Maneをボーカルとしてやってみない?って言われてさ!
S 聞いた?!(笑)あの有名なGucci Maneがやるはずないし、ラッパーとこのジャンルの曲でのコラボなんて、「何言ってんの?このおっちゃん!」みたいな!(笑)これなんだよTiëstoのすごいところは!完成したものを聴いて革命が起きたと思ったよ!
K 本当に人柄もいい人だし、完璧な人なんだと崇拝にも近い存在だよ!
■初来日のご感想をお聞かせください。
K 僕に関しては初来日で、とても興奮しているよ!日本は世界中で見ても1番礼儀正しくて、謙虚な人々がいる国だと思うよ。
S 僕は日本には何回か来たことがあるけど、形容するならば、彼らは奇跡の民族だよ。(笑)それくらい素晴らしい人柄と、綺麗な自然に囲まれた国だね!
■好きな日本食はありますか?
K 日本の食べ物はもう……言葉にならないくらい美味しい!特に1番感動したのは牛すじ煮込みで、口に入れた時に「熱いっ!」って思ったら途端にお肉が溶けてなくなっていて、香りだけが口の中に残ってるんだ!まるで魔法かと思ったよ!(笑)
S 確かに!どれもホクホクしていて、熱くて、汗をかきながらもどんどん頬張りたくなるものばかりで、とても旨かった!1番で言うとお寿司の炙りサーモンわさび抜きかな。オーダーの仕方を職人の人に教わって、日本語で何回も注文したんだ!(笑)
■日本で行ってみたいところはありますか?
S 札幌に行きたい!大きな雪山がたくさんあるし、寒いし、雪が降っている中を歩いてみたいね!映画のラストサムライみたいに。(笑)
K 大自然ってどこにでもあると思うんだけど、日本のものは別物だとSeanから聞いていて、そういうスポット巡りをしてみたいな。
■これからELE TOKYOに出演されますが、お気持ちはいかがですか?
S 当然楽しみだね!Sevennとしての初来日公演だから記憶に残るものにしたいね!
K 日本に限らずみんながどんな音楽が好きか流してみないとわからないから、そのためにいろいろなマッシュアップもたくさん作って来たんだよ!ぜひみんなが楽しめるものにしたいね!
■意外な一面があったら教えてください。
K 俺たちそれぞれ13人兄弟がいるよ。ブラジルじゃ当たり前だけどね!(笑)Seanに関しては、日本人の兄弟が3人いる!(笑)
S そう言えばふと思い出したけど、Kevinは本当にキチガイ!(笑)パフォーマンス上でダイブする人がたくさんいるけど、それの更に上を行くことをやったんだよこいつ。(笑)あるフェスかなんかで、DJブースから観客に向かってダイブしたんだ!そのステージから観客まで当然届くはずないのに!ブースから結構高かったし、案の定3メートルくらい転がっていって、「あ、死んだなこいつ」って思った。(笑)
K 勘弁してよ!あの時は届くと思っていたんだよ!(笑)まぁそのあと何事もなくプレイに戻ってきたし、怪我もなかったしいいじゃん!(笑)
■今後の予定をお聞かせください。
K めっちゃたくさんの曲を今後リリースするよ!
S まだ契約的な問題で具体的には言えないのが本当に残念だよ!
K サプライズってことにしとこうよ!今この音楽のシーンは変革の途中だから、それに合わせてとびっきり新しいクレイジーなことを考えてるんだ!
■VANITYMIXの読者へメッセージをお願いします。
S まずは初来日公演として日本に来られたことを非常に嬉しく思っています。ファンのみんな一人一人に感謝の気持ちでいっぱいだよ!
K 観に来られなかった人たちも近い将来に絶対戻って来るから、今度はぜひ遊びに来てね!
S&K ありがとうございます!
PROFILE
Tiëstoとのコラボ曲“BOOM”で一躍有名となったアメリカ出身のデュオDJ兼プロデューサー。“BOOM”は、Billboardチャートで14位を獲得し、MV再生回数は60万回を超え、今なお多くの人に興奮を届け続けている。