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PATRICIA SCHULDTZ VANITYMIX 2017 WINTER MUSIC RECOMMEND

みんなの反応を見ながら楽しんでプレイできたら嬉しいわ!

■DJをはじめたきっかけは?

P 学生の頃にオーストラリアに留学していたの。その時ルームメイトだった人がDJをやっている人で、熱心にすごく楽しそうにやっているもんだから、私もつられてお遊び半分でその人に教えてもらいながら始めたのがきっかけよ!もちろんクラブ遊びが盛んだったこともあって、少なからず身近な職業だったとも言えるかな。その後、学業を終えてインドネシアに戻ってきてからも、友人たちとDJをただ楽しむ感覚でやっていたわ。そんな時に友人が主催するパーティーで、「本格的にDJとしてやってみないか?」って言われて、恐る恐るプレイしてみたら思っていた以上に反響が良くて。(笑)それ以来本格的に活動を始めたのよ。

■女性DJについてどのようにお考えですか?

P そもそも女性DJ、男性DJとか括りをして分けてることが私にはあまり理解できないかな。もちろん身体的な特徴を生かした知名度の獲得なんかは常套手段かもしれないけど、やっぱりどれだけ楽しんでいるか、頑張っているかが重要な職業だから、女性男性は関係ないと思うわ。実際、今では多くの女性DJが活躍しているしね!そういう意味でも、今ではその括りに関係なくDJとして認知されていっているから良い流れだと思うわ!

■ジャカルタについてお聞かせください。

P 日本と絶対的に異なることは、鬱陶しいほどの渋滞よ!(笑)だから日本に来て、「なんて静かな道路なの!」って感動したわ。(笑)逆に日本の人にはジャカルタの渋滞は新鮮に映るかもしれないわね。あと、ジャカルタはナイトライフがとても盛んで、近年ではナイトクラブの需要が軒並み高くなってきて、ULTRAはバリでだけど、DWP(Djakarta Warehouse Project)などの大規模なフェスティバルなんかも開催されているのよ!

■思い入れのある曲なんかはありますか?

P これ!って曲はないかな。毎年数え切れないほどの曲が次々と出てくる中で、DJとしてはほとんどの曲をチェックするから、思い入れができるほどひとつの曲に固執したりしないのかもしれないわね。全て良い曲だと思うしね!

■初来日とのことですが、日本はいかがですか?

P まだ来日して半日と経たないけれど、見るもの全てがとても新鮮で刺激を受けっぱなしだわ!日本に住む人々、食事、景観どれを取っても、とても素敵で、日が浅くても日本の良さがすぐ理解できるくらいよ。

■これからV2 TOKYOに出演されるお気持ちをお聞かせください!

P 緊張の一言に尽きるわ!(笑)だけど、みんなの反応を見ながら楽しんでプレイできたら嬉しいわ!

■好きな日本食はありますか?

P 権八っていうレストランに行って、いろいろな日本食をいただいたの。どれも一つに絞れないくらい美味しいものばかりだったわ!

■日本で行ってみたい場所はありますか?

P プランがあるの!まずは都会を散策して現在の日本を見つつ、別の日には日本の古き良き村や寺院を重点的に日本の伝統的な一面も見ることが、次に日本へ来た時のプランなの!想像しただけでも素敵じゃない?

■今後の展望は?

P まず今年は数曲のリリースを控えていて、来年にはアルバムも発表する予定よ!

■意外な一面があったら教えてください!

P 意外なこと…薬学部を専攻していて、DJをしていなかったらきっと薬剤師あたりになっていたと思うわ!あと、極度な緊張症なところね。(笑)今このインタビューをしている時も多くの人に記事が読まれると思うと緊張して口ごもってしまうし、この後プレイすることを考えたらもっと緊張してソワソワしてしまうのよ!(笑)

■最後にVANITYMIXの読者にメッセージをお願いします。

P まずは日本に来られたこと、とても光栄に思うと同時に、私を招聘してくれたV2 TOKYOのみなさんに感謝しているわ!楽しいパーティーをしましょう!

PROFILE
インドネシアで初めて女性DJとして活動。ジャカルタのトップクラブVertigoXloungeでDJをつとめるなど25都市以上のインドネシアの主要クラブで活躍。2009年には、Dj Ririと一緒に作成したシングルもリリース。

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