Novelbright

Novelbright VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

聡次郎(Gt)、勇太朗(Ba)、雄大(Vo)、海斗(Gt)、ねぎ(Dr)

圧倒的な歌唱力とダイナミズム溢れるサウンドでNovelbrightが全国デビュー!!

圧倒的な表現力と歌唱力を誇るボーカリスト雄大を筆頭に、ダイナミズムとスケール観のあるサウンドと歌世界で活躍中のNovelbright(ノーベルブライト)。現在はライブハウスを中心とした活動だが、そこに留まらないホールでのライブが似合う音楽性や、老若男女/幅広い層の心を掴むポテンシャルを多分に持った5人組ロックバンドだ。彼らの魅力は何といっても「歌」。そしてそれをキチンと可視化させるかのように演出されるサウンドだ。それらが遺憾なく発揮され、詰まった1枚が今作『SKYWALK』と言える。世代、演奏場所、ジャンル等々、様々な隔たりの橋渡しとなるべく願いを込めタイトルされた初の全国流通盤となる今作。代表曲の最新アップデイトのリテイク類から初挑戦したものまで、現在の彼らが7曲7種に渡り各々描かれている。そう、求心性の高いこの盤は様々な隔たりを超えて彼らを次なる高みへと昇華していく。

■このNovelbrightは元々ベースの勇太朗さんとボーカルの雄太さんの2人が始めたとか?

勇太朗 そうなんです。高校時代のコピーバンドの頃からの付き合いで。最初に雄大をパッと見て、その歌声を聴く前に直感で「バンドをやろう!!」と誘いました。(笑)実際にカラオケに行き、歌ってもらったらめっちゃ上手くて。この歌声はヤベぇゾと。高校を卒業したらパティシェになるつもりで料理の専門学校を目指していたんですが、雄大と出会ったことで音楽の専門学校に進路も変えました。

雄大 今では完全に歌が中心の歌もののロックですが、高校生の頃はバリバリONE OK ROCKに影響を受けて、そのコピーバンドを勇太朗とやっていたんです。なので、オリジナルを始めた頃はラウド寄りのサウンドで、そこから徐々に今のようなサウンドに移っていきましたね。いわゆる歌がキチンとメインにあって、その歌を届ける為の最良のサウンドに移ってきたというか。それが確立しだしたのは、それこそ今のメンバーに落ち着くちょっと前ぐらいでした。

■Novelbrightは2本のギターの友好性も魅力の一つですよね。

聡次郎 とは言え、元々ギターは海斗君一人だったんです。2年程前に僕がスタジオのロビーで深夜に個人で練習をしていたら、その様子を見ていた勇太朗がいきなり声をかけてきて。そこでこのバンドに誘われたんです。でも当初は元々海斗君がギターで居たこともあり、特に入る気はなかったんです。とりあえず一緒に一度スタジオに入って音を出した瞬間、凄く衝撃を受けて。終わる頃には「ああ、俺はこのバンドで一生やるんや」と入る決意を固めていました。(笑)

■一方の海斗君の方は?

海斗 僕とねぎくんは途中加入だったんですが、元々違ったバンドで演っていて。当時そのバンドがそれぞれNovelbrightとよく対バンをしていたんです。それが各々解散し、同じタイミングでNovelbrightもメンバーが抜けることになり声がかかったんです。

■そんな中、加入の決め手は何だったんですか?

海斗 雄大の声に惹かれたからでした。なので、雄大の声を最大限に引き出すギターをしながらも、やはりリードギターなのでサウンドのキャラクターを決定したいとは考えていて。

勇太朗 雄大の声や歌うメロディをバンドで活かすというのは全員一致の想いですからね。それを各人のアレンジのアイデアやキャラクター、はたまた個性がブレンドされているのがこのバンドの強みにもなっているんです。

■ねぎさんは何かドラミングで意識していることってありますか?

ねぎ このバンドに加わる前までは、わりと目立ちたがり屋で難しいことにどんどん挑戦していきたいタイプのドラマーだったんです。でも雄大君の歌声と出会って変わりましたね。歌を聴かせるバンドに面白みを見い出したというか。今は逆に雄大君が歌いやすいようにと意識して叩いています。

■みなさんがおっしゃる通り、このバンドの最大の魅力はやはり雄大さんの歌声だと私も感じます。

雄大 「この歌よ届け~!!!!!」くらいの気概で毎度歌っていますから。(笑)僕は圧倒的で抜群の歌唱力を誇る歌姫みたいな方々に元々憧れを持っていて。セリーヌ・ディオンとか、アデルとか、ホイットニー・ヒューストンとか…。そんな圧倒的な歌唱力が欲しくて。いわゆる男性の声域には限界があるじゃないですか。なので、女性にしか歌われへんぐらいの声域の歌声が欲しいんですよね。

■Novelbrightの曲でハイトーンの曲が多いのは、それもあってのことだったんですね。

雄大 もう歌声でいわせたい(関西弁で、「圧倒したい」「有無を言わせない」の意)、心奮わせたいですね。それこそその場を歌で制したいんです。

■それに負けないぐらいバンドサウンドもダイナミズムを擁しています。

雄大 それ、めっちゃ嬉しいです。ある意味、壮大さは意識していた面でもあったので。今作の“ヒカリへ”なんて、それこそ壮大且つ美しさをテーマに作りましたから。

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