重低音が効いたロービート！本能を刺激するような激しいサウンドが魅力
■DJをはじめたきっかけは？
E 関わり始めたのは17歳くらいかな……その時はどちらかというとモデル業の仕事がメインだったから、最初は趣味程度に楽しみながらやっていたのよ。ある時ターンテーブルを私のファンのDJの方からいただいて、そこからより熱中するようになったの。休みの日なんかは1日中ターンテーブルを回したりなんかしてね。（笑）そういえば曲作りもその時から始めたわ。気付いたらどっぷりハマっていて、そのうち私の作った曲を気に入ってくれる人も増えてきて、現在に至った感じかな。（笑）
■数多くの著名アーティストと契約するラスベガスの世界的ナイトクラブ「HAKKASAN」で初の女性レジデントDJとして活躍されている事についてはどうお考えですか？
E NERVOもいるわよ？あ、だけど私が初めてなのかな……まあでもその程度の認識よ！（笑）周りからすればすごいことかもしれないし、そのことに関してはとても光栄だけど、私からすればそんなに実感することじゃないの。 確かにこの業界は男性の方が多いかもしれないし、「HAKKASAN」には有名なDJも多く出演しているけど、私は今まで通り変わらず音楽に対して楽しみつつ真剣に取り組んできたから。 とにかく実感がないわね。 昔から男ばかりの環境にいるから女性、男性、というこだわりは私には当てはまらないのかも！（笑）
■いわゆるサバサバ系女子なのかもしれませんね。（笑）そこで敢えて伺いますが女性DJとして活躍する秘訣は？
E 女性DJが少なからず存在することは事実よね。私は好きでDJを始めたし、曲作りもしているし、今でももっと上達したいと思って、一日何時間でも音楽に時間を費やしているわ。つまり本質は熱意と行動力を向けられるかであって、そこに男女の違いはもちろん職業の違いも介在しないと私は思っているわ。
■初来日、初東京ということですが、ご感想はいかがですか？
E 街並みがアメリカと違って刺激的よね。街をワクワクしながら歩いている反面、人込みの多さに自分が全く知らない世界に紛れ込んだ緊張感があるわね！（笑）
■わかります。（笑）特に都内の日本の方は歩くスピードも速いですからね。ところで、日本に来たからには食べてみたい！というものは何かありますか？
E もう既にお寿司のレストランを予約してあるくらいお寿司が好きよ！（笑）モデルをやっていたこともあって食には気を遣っているんだけど、日本の食はヘルシーだけど美味しいから、長いこと滞在していたら太っちゃいそうよね！（笑）
■これからELE TOKYOに出演されますがお気持ちは？
E 日本のクラブシーンのことを知らないから、あまり想像ができなくて緊張するわ！だけど、総じて楽しみであることには間違いないわよね。
■Space Jungle、moxie、Getdown、Charizmaと、多くの著名DJに支持される曲を輩出していますが、曲作りの秘訣は？
E そうね……常日頃自分はどういう音楽が作りたいか、どういう音楽をプレイしたいか、どうやったらオーディエンスが盛り上がれるかって考えているの。仕事仲間や日々会う人とどういう音楽がイケてるのかとか、よく意見交換もしているわ。そういったプロセスの中からピックアップして作り上げていく感じよ。今作っているのは新しくジャンルの違うHIP HOPを取り入れたもので完成が待ち遠しいわ！
■もし、現在の仕事をしていなかったとしたら、何をされていたと思いますか？
E そのままモデルをやっていたかもしれないし、学校の授業では科学とかそういった類が好きで、特に生物学がとても好きで仕事の候補に入れていたくらいだから、きっと生物学者にでもなっていたかもね！（笑）
■そんなあなたの意外な一面を教えてください！
E いっぱいあるわよ！私、実は人見知りでシャイなのよ！（笑）私のプレイを見たことがある人からすればびっくりされるかもしれないけどね。（笑）だから、シャイっていう事実を知らなくて、静かだと変な人とかオタクとか思われるから、極力話すようにはしているのよ。（笑）でも、前の質問で言ったように私は科学とか好きだから、余計にオタクだと思われちゃうかな？（笑）
■最後にVANITYMIXの読者にメッセージをお願いします。
E 私を日本に受け入れてくれてありがとう！私のプレイを楽しんでくれていたらとても嬉しいわ！新しい曲がたくさん出でくると思うので、そちらも是非チェックしてね！早く戻ってきてお寿司も食べたいな！（笑）
PROFILE
ニューヨークのMarquee、HQなどのビッグクラブでの活動後、Afrojack、Calvin Harrisら数々の著名アーティストらが契約を交わすラスベガスの世界的ナイトクラブHAKKASAN初の女性レジデントDJ。
