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DREAMING MONSTER VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■ちなみに就職経験のあるメンバーは?

藤方 私と、りーぬ(木下)の2人ですね。だから人生のツラさとかもわかるし。

■そんなにツラい思いをしたんですか?

藤方 私が働いていた医療事務は女子の職場だったので、けっこう人間関係がキツくて。1年ちょっとでしたけど、その短い間でも社会に揉まれましたね。最終日に出勤したときなんて、「お前、なんで来たの?」って言われたんですよ…。

■怖い!

藤方 「お前がいるだけで仕事が増えるから、いないほうがマシなんだけど」って。もう私、パソコンの前で号泣しながら仕事していて。でも、いちおうお世話になったので、最後はご挨拶しようと思って事務所に戻ったら、みんな先に帰ってしまって誰もいなくて…。いまとなっては笑って話せますけど、当時はまぁまぁ傷を負っちゃいましたね。

■なかなか壮絶な話ですね…。3年間やってきたなかで、いちばん成長したなと感じることは?

藤方 一人ひとり、個性が出てきたなとは感じていて。前はグループの色も、個々の色も、どうやって出していけばいいんだろうって悩んでいたところもあるんです。でも、いまはそれぞれ個人仕事も増えてきて、どこに行っても、誰が行っても、ドリモンの一員として恥ずかしくないメンバーが集まれているなって。

■それぞれどんな個性があるんですか?

藤方 私はおしゃべりが大好きで、毎日SHOWROOMの配信を続けているんです。だからトークが必要な場面では、前に出てがんばっていきたいなと思います。

手塚 私は、みんなから「わるみん」って言われています。

長田 めっちゃ悪いんです。メンバーの裏とかを暴露しちゃったり。

藤方 あと、お酒をひたすら飲ませてきます。そのせいで私は吐きました。(笑)

長田 しかも飲ませるだけ飲ませて、自分は先に寝ちゃうんです。(笑)

手塚 そういうのは好きなんですけど、トークとかは苦手で。

藤方 緊張しいなんです。

手塚 ひとりだと全然しゃべれないんですけど、メンバーが一緒にいてくれると、ちょっとしゃべれるようになります。

■ドリモンにいるおかげで個性が発揮できているんですね。水口さんは?

水口 グループのなかでは、いちばん食べます。

手塚 やせの大食い。

水口 みんなの残り物処理班です。(笑)

眞壁 あと、動きが変だよね。

水口 なんか勝手に手が動いてるらしいです。

眞壁 いまも動いてるし。(笑)

藤方 それと、独り言が多いですね。トイレでひとりでしゃべってたり。リーダーなんですけど、へんてこなところが多いんです。

■大食いの変人ということでいいでしょうか?(笑)次は眞壁さん。

眞壁 私は自称女子力を押していきたいと思っていまして。もともとモデル系の仕事をしていたので、かわいいものとか、コスメとか、ファッションとか、ヘアアレンジとか、いろいろ研究しています。

手塚 でも靴下には穴が空いています。(笑)

■まぁ、女子力は見えるところだけしっかりしていれば。(笑)靴下の穴は、気づいた瞬間に自分で縫ったんですよね?

眞壁 捨てました!

水口 捨てたんかい!(笑)

眞壁 でも、小学校のときは裁縫クラブと料理クラブに入っていたんです!

長田 怪しいなぁ。

藤方 疑いの目でしか見れない。

眞壁 本当なんですよ!すぐそういう目で見てくるんですけど。

■いつか検証企画をやってください。松本さんの個性は?

松本 キャラとかはよくわかんないですけど、最年長をがんばっていきたいです。

長田 年齢は最年長なんですけど、頭脳は最年少なんです。

藤方 最近はライブのセットリストも覚えられなくて。

松本 3曲くらいだったら大丈夫なんですけど、だいたい手の甲に書いてます。

水口 曲数が多いときは両手に書いてるもんね。

松本 そうなんです。だから最近は、ボケ防止でパズルゲームとかをやるようにしています。

水口 それはさすがに心配。(笑)

藤方 最年長だけど最年長っぽくないのがキャラなのかなって。ファンからもいじられるくらい愛されているので。

■長田さんは、やっぱり歌ですか?

長田 そうですね。ドリモンに入る前は、ピアノで作詞・作曲もしていたので、いつかはドリモンの曲も作れるようになりたいです。

藤方 お酒も強いよね。「鬼ころし」とか飲んでるし。

長田 103円でベロベロになれるみたいな。(笑)冷蔵庫に必ずストックしているんです。基本的に飲めないものがないんですよ。ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー……そこに酒があればなんでも飲むっていう感じです。

■アル中には気をつけてください。(笑)

長田 最近は「生意気最年少」っていうキャラもできてきて。加入した頃は、ちゃんと先輩たちを立てていたんですけど、いまは「しわばばあ」とか言うようになってしまい。(笑)申し訳ない気持ちもあるんですけど、みんなのやさしさに甘えさせてもらっています。ただ、もうすぐ新メンバーが入ってくる予定なんですよ。まだどんな子かわからないですけど、お願いだから私より年上であってくれと思っています。(笑)

■新メンバーも違う個性を持った子が入るといいですよね。そしてメジャーデビュー曲についてお聞きしたいんですが、“月夜歌”はアップテンポだけど悲壮感があるというか、正直メジャーデビューっぽくない曲だと思ったんです。みなさんはどう感じていますか?

松本 ドリモンにとっても、いままでにない曲調だったので新鮮でした。

眞壁 歌詞も普段はめったに使わないような大人っぽい言葉が並べられていて。

水口 大人アイドルだからこその楽曲になっていると思います。

長田 最初、“D.I.Y”とどっちを表題曲にするか、プロデューサーさんも悩んでいて。“D.I.Y”のほうがメジャーっぽい明るい曲だったんですけど、より大人な感じが出ている“月夜歌”のほうを選んだのかなって。

藤方 耳に残りやすい曲調だし、ライブでも盛り上がるし。それに歌詞の「ああ儚くてああ美しいそう散りゆく花だから」とか、いま輝いていられるこの一瞬にかけるっていう感じは、自分たちとリンクしているなと思っていて。やっぱりアイドルって、いつかは終わりが来るものだし、ましてや私たちは大人アイドルだから、普通のアイドルよりも時間がないと思うんです。

■やっぱり年齢的にも、いまをがんばらなきゃみたいな気持ちは強いんですか?

藤方 強いですね。

水口 限られた時間のなかでも、自分がどれだけ成長できるかを大事にしていきたいです。

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