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DJ yaksa VANITYMIX 2017 SUMMER BACK to BACK TALK

第七回
V2 TOKYO EXCLUSIVE PARTY HITS vol.3対談

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DJ yaksa(Y)
DJ Kentaro01(K)
location:V2 TOKYO
photo by: Kazunori Wataya

V2 TOKYOの今がわかる。 これを聴いて遊びに来てくれると嬉しいなって。

■DJをはじめたきっかけと2人の出会いは?

K   DJをはじめたきっかけは、よくある話ですが、先輩がやっていたのではじめました。元々ロックが好きで、最初はパンクなどのレコードを集めていましたね。はじめはクラブDJはまったく興味なかったんですよ。僕が高校生の頃はメロコアとかが流行っていたので、グリーンデイとかオフスプリングとか、日本ではあまり知られてないですが、ジャイガンターというドイツのバンドがいて、それはオススメです。日本のパフィーとかラフィンノーズなどのカバーとかもやっているんですよ!

Y   ロックの曲とかすごく知ってるよね!

K   1番好きなのはKISSなんですけど、ガンズとかも聴いてきました。メタリカやメガデスなんかも結構幅広く聴いていましたね。クラブでDJをやるようになってからは普通のクラブミュージックをかけるようになりましたけど。(笑)

Y   V2 TOKYO(※以下V2)に入ってきたのが2016年の9月だったよね。元々の出会いは、歳も同じ歳で、DJキャリアもほぼ一緒で、僕が見習いをやっていたお店で出会って、次に六本木ガーデンというお店ができて、そこに僕が移動になるタイミングで一緒にDJをやるようになりましたね。本当に気づけば古い付き合いだよね。そこから、今ではELE TOKYO(※以下ELE)などの店舗も増えてきて、ある程度キャリアがあって、しっかりできる人材を増やそうということでずっと声をかけていたんですよ。それで2016年の秋ごろにタイミングもあって。

K   本当にタイミング的にいい縁があったので。以前から時々V2ではDJもやっていたので、入ることには違和感はありませんでした。

Y   毎週木曜日のイベントでやってもらってたよね。

K   そうですね。

■V2 TOKYOのオフィシャルMIX CDシリーズ第3弾がリリースされた率直な感想はいかがですか?

Y   そうですね。第1弾は、1年半前の12月頃にでたので、まさか第3弾まで続くとは思っていなかったんですけど、なかなか評判がいいみたいで、お客さんの反応もいいから続けられているので、嬉しい限りですね。

K   本当にそうですよね。僕は、去年V2 に入ったばっかりなので、第1弾、第2弾がリリースした時にはまだいなかったんですけど、今回こういう形で携われてよかったです。自分名義というか、冠が付いたものが世にでるのは初めてだったので、とても嬉しかったです。今回は自分の自信があるものを世に出せたのは、すごくよかったですね。

Y   まあね。なかなか名前を出して、というのはないからね。オフィシャルでCDショップに並べられるのもすごい話だからね。

K   最初は、第3弾を自分のミックスでと言われて、「まさか俺なのか?」という感じでしたね。

Y&K   (笑)

Y   結構プレッシャーとかはあったの?

K   そうですね、こういう企画をオフィシャルでやるということがなかったので。

Y   自分の名前がでてCDショップに並べられるのもわかっているから、相当念入りにチェックをしてミスのないようにしないといけないしね。今回はV2のコンピだけど、基本的に僕は今ELEにいるので、よく「ELEのCDも出さないんですか?」ってよく言われるよ。(笑)でもこれはV2の企画だと思うので、ELEでもリリースするとしたら、違う企画の方がいいのかなとは思っています。

K   今作は、全体的に新しい曲ばかりで構成して、本当に実際に今フロアでかかっている曲を中心に選んでいます。

Y   「V2の今がわかる!」っていうキャッチフレーズ通りだね。(笑)

K   実際に、友人やここにいらっしゃっているお客さん、CDを購入していただいたリスナーの方に率直な意見を聞きたいですね。そういう機会ってなかなかないので。

Y   誰がどれくらい買ってくれているかわからいからね。常連のお客さんとかは「買いましたよー!」って言ってくれたりしますけどね。

K   そうですね。レーベルの人達はやっぱりいいことしか言ってくれないので。(笑)実際は辛口なところもぜひ聞いてみたいというのはありますね。

■制作にするにあたり何かエピソードなどありますか?

K   実際に第3弾の話をいただいた時が第2弾がリリースされてからあまり間が経ってなかったんですよ。

Y   そうだね。

K   だからまだ新譜がほとんどなくて、それで選曲にすごく時間がかかってしまったというのもあって、締切ギリギリまで選曲をしていたので、かなりレーベルの人にはせっつかれました。(笑)

Y   確かに期間が短いと新曲があんまりないから、第2弾と選曲が被ったりするし、どうしても新しい曲だけでやっていくのは難しいと思うので、どうしても古い曲も織り交ぜながらになるから、そこは煮詰まるだろうね。

K   第1弾、第2弾は、わりと昔のリミックスとかも入っていたので、今回は昔のリミックスをナシにして、新しいものだけを収録しようと思っていたので。制作していた期間よりも選曲を考えていた時間のほうが長かったです。

Y   本当にそうだよね。大変そうだなって。(笑)毎日のようにレーベルから送られてくる楽曲は更新されるし、明日まで待てば、新しいものが来るんじゃないかとか、たぶんそういうのがあって時間がかかったんじゃないかなって思いますね。

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