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ベイビーレイズ JAPAN WEB LIMITED INTERVIEW

Japan Expoで初海外ライブ、フランス帰りのメンバーに緊急インタビュー

subsub2sub3アイドルにしかできないロックを追求し、熱いパフォーマンスで魅了するベイビーレイズJAPANが、7月7〜10日にフランス・パリで開催された日本文化の祭典「Japan Expo」に出演。現地フランスのファンをはじめとする約4000人の観衆を熱狂させた。初めての海外ライブで彼女たちは何を感じたのか。帰国翌日の5人が、疲れた素振りも見せずに興奮の体験を語ってくれた。

■Japan Expo出演、お疲れ様でした!海外でのライブは初めてだったんですよね?

高見 はい。私とりおトン(渡邊)は海外自体も人生初でした。

■どんなスケジュールだったんですか?

大矢 到着した日は時間が遅かったので、ちょっとだけスーパーでお買い物して、次の日は1日撮影して、3日目はミニライブがあったり、サイン会、チェキ会があったりして、最後の日はメインステージでライブをさせていただきました。

■凱旋門やエッフェル塔をバックにした写真も出ていましたけど、衣装で動きまわってたんですか?

大矢 そうですね。いろいろなところに写真を出していただくために、撮影のときは衣装を着てました。運よく天気にも恵まれて、きれいに写真を撮っていただけたんですけど、きれいすぎて合成感がすごいことになっちゃいました。(笑)

■ライブはいかがでした?

大矢 ほとんどの方が私たちを初めて見たと思うんですけど、一緒に手を振ってくれたり、掛け声を入れてくれたり、すごく盛り上がってくださって。Japan Expoに来ている方は、日本の文化が大好きで、アイドルにも興味を持ってくださる方ばかりで、温かかったですね。

傳谷 日本とは反応も全然違くて。ミディアムテンポの“ベイビーステップ”でも、サビが終わると「フー!」って歓声が上がるんですよ。それと、日本のファンの方は振り付けをコピーすることが多いですけど、フランスの方たちはオリジナルでダンスを作ったり、クラップしたり、本当に自由に楽しまれていたのが印象的でした。

■いちばん反応がよかった曲はなんでした?

大矢 やっぱり「オイ!オイ!」って言いやすい曲は一緒に楽しんでもらえたと思うんですけど、さっきも言った“ベイビーステップ”は、NHKのアニメ『ベイビーステップ』のエンディング曲で、会場にはNHKのブースもあったので、もしかしたら聴いてくださっていた方もいたのかもしれないなと思いました。

高見 あと、“Pretty Little Baby”は、コニー・フランシスさんの曲(日本でも中尾ミエのカバーでヒットした“可愛いベイビー”)をオマージュしているんですけど、そのことを現地の取材でよく訊かれたんです。この曲を作ってくれた渡會将士(FoZZtone)さんも、「海外で受けがよかったらいいな」とおっしゃっていたので、それがちゃんと形になってうれしかったです。

■“Baby Kiss”では、傳谷さんのセリフ部分をフランス語で言われたんですよね?

傳谷 はい。日本では2番のサビで「もう、もっと好きになっちゃうよ」って言うんですけど、それをそのままフランス語で「Je veux aimons comme plus」と言いました。曲の最後の「バカ、私のなか、全部君になっちゃうよ」は、現地の方から「あなたたち最高!」って言うと喜ばれると聞いて、「Vous êtes des merveilleux」って言いました。甘噛みしましたけど。(笑)

■反応はいかがでした?

傳谷 「うおおおお!」っていう感じで、頭の上にハートマークを作ってくれて。すっごくうれしかったです!

■林さんは“夢見るシャンソン人形”(1965年にフランス・ギャルが発表した大ヒット曲)を歌ったそうですね。

 そうなんです。やっぱりフランスに行くからには、少しでも現地の方と触れ合いたいなと思って、1カ月前から本を買って、『テレビでフランス語』(NHK Eテレ)を見て勉強したんです。それで歌も歌えたら楽しいだろうなと思って、ワンフレーズだけ覚えたんですけど、たまたま本番前日に“夢見るシャンソン人形”の話が出てきて、「そういえば、歌えるようになったんですよ」って言ったら本番で歌うことになって。

■“夢見るシャンソン人形”は日本語詞もありますけど、フランス語で歌ったんですか?

 フランス語で歌いました。フランスの方にとっては誰もが知ってる曲だったので、一緒に口ずさんでくださる方もいらっしゃいましたし、歌い終わった後にたくさん拍手をいただけて、すごくうれしかったです。

■これをきっかけにフランスのことを掘り下げたりは?

 フランス語はもっと勉強したいなと思っていて。現地で女の子の友達もできたんですよ!Snapchatを交換して、ちょっとずつフランス語で会話してます。

■どうやって友達になったんですか?

 今回友達になった子3人いて、2人はディナークルーズで一緒だった9歳と11歳の女の子なんですけど、りおトンとエッフェル塔の写真を撮っていたら目が合って、英語で話しかけたんです。子供だから英語は理解できなくて、一緒にいたお母さんが通訳してくれましたけど。もうひとりはJapan Expoの通用口で見張りをしていた女の子で、お互いに片言の英語で会話して、同い年だったので気が合って友達になりました。

■9歳と11歳の子は、渡邊さんもその場にいたわけですよね?

渡邊 はい、いました。

■友達にはなってないんですか?

渡邊 私は英語もフランス語もしゃべれないので、愛夏の様子を見てました。(笑)

 一緒に写真は撮りましたけどね。

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