時間を敵視することではなく時間を大切にすること
そういったものをメッセージとして受け取っていただけたら嬉しいです。
2016年7月1日(金)より公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』ジャパンプレミア レッドカーペット イベントが6月21日(火)東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。この日は、主人公アリス役のミア・ワシコウスカをはじめ、監督のジェームズ・ボビン、プロデューサーのスザンヌ・トッドが登壇ということもあって、大勢の報道陣が駆けつけた。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、小説「不思議の国のアリス」のその後を描く「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズの最新作。
会場では、幸運にも選ばれた一般招待客が、各々好きなキャラクターのコスプレで来場し、イベンントスタート前から盛り上がりを見せていた。ステージはこの日のために準備された豪華な“タイムの城”やレッドカーペットの入口には“鏡のゲート”が用意され、会場は、アリスの世界観を実現。イベントオープニングでは、“ニッポンのアリスたち”と紹介された日本人ゲスト6名がレッドカーペットに登場!雑誌「CanCam」の専属モデル池田エライザをはじめ、「PECO CLUB」プロデューサーのぺこ、中田みのり、水原佑果、山賀琴子、朝比奈彩がイベントに華を添えていた。
鏡のゲートまでリムジンに乗りつけスザンヌ、ジェームズ、ミアが順にレッドカーペットに登場し、ファンを含む来場者の歓声に迎えられながら、サインや写真撮影に対して、快く笑顔で丁寧に対応する一幕も。ステージ登壇後の挨拶で、ジェームズは「みなさんこんばんわ!どうもありがとうございます」と日本語で挨拶をすると、スザンヌも続けて「プロデューサーのスザンヌ・トッドです。東京に来て嬉しいです。ワンダーランドにようこそ!時間は貴重です。ありがとうございます。」と日本語で挨拶。ステージの感想を聞かれたミアは、「最高です!私たちの映画セットよりもいいかもしれない。あっ!でも美術の方には言わないほうがいいかもしれませんね。」と会場の笑いを誘った。また、その後の質問に対しても饒舌なジョークやトークで会場を盛り上げ、最後にジェームズは「アリスはこの映画の中で時間の大切さを学びます。時間を敵視することではなく時間を大切にすること、自分の愛する人たちと過ごす時間を大切にすることです!」と伝え、スザンヌは「みなさんに拍手を贈りたいと思います。今日はみなさんコスプレもしてくださいまして、本当に暖かく私たちを迎えてくださいました。そういうオープンな気持ちと心で、この映画をぜひ楽しんでいただきたいと思います。」とコメント。ミアは「本当に、このアリスというキャラクターが私は大好きなんです。とても素敵で強いキャラクターなんです。みなさんもご覧になった時に、ありのままの自分でいていいいんだ。アリスのような強さ、そういったものをメッセージとして受け取っていただけたら嬉しいです。」と語っていた。
レッドカーペット イベント終了後、ジャパンプレミア試写会でも大勢の拍手に迎えられるなか、来日した3人による舞台挨拶がおこなわれた。「とにかく楽しんでみてほしい」と、あらためて見所や作品への愛を語り、日本のファンにメッセージを送った。
上映が始まるとその絢爛たる映像美とアリスをめぐる新たな物語に試写会を訪れたファンは徐々に“アリス・イン・ワンダーランド”の世界に引き込まれていく。美しく成長を遂げたアリスと過去に心を奪われたマッドハッター、ニューキャラクターで今作のキーパーソンの一人“タイム”が物語を紡ぎだす。もちろん前作からの“赤”と“白”の女王や魅力的なキャラクター達も物語に大きく関わっていく。愛おしくもどこか奇妙なキャラクター達によるユーモア溢れる場面から、家族の絆を感じる感動的な場面まで、今作から観る人でも十分に楽しめる内容になっていた。
物語が進むにつれ明かされる〈秘密〉と〈時間〉との戦いに試写会を終えた多くのファンも満足げに、煌びやかな“アリス・イン・ワンダーランド”の〈時間〉に幕を閉じた。そのファンタジックな世界観、織りなす映像美とストーリー、魅力的なキャラクター達の〈秘密〉はぜひ劇場で体感していただきたい。
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、7月1日より全国ロードショー。
公開情報
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
2016年7月1日(金)全国ロードショー
監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ(マッドハッター)/ミワ・ワシコウスカ(アリス)/アン・ハサウェイ(白の女王)/ヘレナ・ボナム=カーター(赤の女王)/サシャ・バロン・コーエン(タイム)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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