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わーすた WEB LIMITED INTERVIEW

おしゃれに、ハードに、エモーショナルに、次々と新しい面を見せた夏のミニアルバム

日本が誇るKAWAIIを詰め込んだ世界観で、海外ファンや女性ファンからも多くの支持を集めている「わーすた」が、6月20日にミニアルバム『JUMPING SUMMER』をリリースする。取材中、メンバーが「新しいわーすた」と何度も口にした今作には、WHITE JAMのSHIROSEとDa-iCEの工藤大輝が共作したダンスクラシック“タピオカミルクティー”をはじめ、ハードロックに乗せてプラトニックな恋愛を歌う“PLATONIC GIRL”、過去最高に感情むき出しでパフォーマンスする“スタンドアロン・コンプレックス”など、いずれもタイプの異なる5曲を収録。各曲の注目ポイントや、その裏に秘めた想いについて、まだ10代の5人に語ってもらった。

■最初に聴いたときは違うグループの曲だと思ったくらいビックリしました。みなさん的にはどんな印象でしたか?

廣川 今回、私たちが結成4年目に入るタイミングで、もっともっと飛躍していきたいということで、「わーすた わんだふる YEAR」を掲げて、4月から毎月新曲を発表しているんです。それでスタッフさんと「こんな曲を歌ってみたい」という話もたくさんしたんですけど、まさかこんなにおしゃれな曲になるとは思っていなかったので、予想の遥か上をいったなと思いました。

小玉 アルバムのタイトルが『JUMPING SUMMER』なので、夏らしい楽曲が多かったり、おしゃれな楽曲もあったり、わーすたらしくないと言えばわーすたらしくない新しさを感じています。リード曲の“タピオカミルクティー”は、おしゃれな要素を持ったダンスクラシックなんですけど、衣装がぶっ飛んでいたり、わーすたらしい要素も残しつつ、新たなわーすたを見せられる曲になったと思います。

■その衣装、背中に刺さってるのはなんですか?

三品 ストローなんです。

坂元 タピオカが入っています。

松田 私たちがミルクティーです、みたいな。(笑)

■斬新ですね。(笑)スタッフさんとは、どんな曲を歌いたいと話されたんですか?

廣川 個人的にはエモい曲を歌いたいと話したんですけど、それで“スタンドアロン・コンプレックス”を書いていただけて。ハードなロックをやりたいとお話したら、“PLATONIC GIRL”ができて。本当に要望に応えていただいて、しかも豪華な方々に作っていただけて、新しいわーすたを表現できる作品になったと思います。

三品 ほかにもいろんなジャンルを出して、来年の3月まで毎月1曲ずつ増えていくので、楽しみに待っていてほしいです。

松田 私、銅鑼の音がほしいとか変なこと言っちゃったから、いつ出てくるかドキドキです。

廣川 全部採用されるわけじゃないから。(笑)

■それも楽しみにしておきます。(笑)では1曲ずつお話を聞きたいんですけど、まずはタイトル曲の“JUMPING SUMMER”から。これがいちばん「わーすたの曲なの!?」って驚きました。

三品 ちょっとおしゃれすぎますよね。(笑)

松田 この曲はWHITE JAMのSHIROSEさんに作っていただいたんですよ。

廣川 以前、WHITE JAMさんの“雨音”という曲で、(坂元)葉月がMVに出演させていただいて、それがきっかけで書いていただけることになったんです。

松田 SHIROSEさんの仮歌で曲を覚えてレコーディングしたので、みんなの声もイケメン風になっちゃって。(笑)でも、わーすたが歌うとちょっとかわいさも出て、新鮮な仕上がりになったと思います。

廣川 レコーディングではSHIROSEさんから、いろいろアドバイスをいただいて。自分が好きなように歌うのがいちばんいいとは言ってくださったんですけど、どうしてもSHIROSEさんの声に釣られてしまって、どう歌えばいいか悩んだんです。そうしたらSHIROSEさんから「心のなかで飛び跳ねて」と言われて、縦ノリしながら歌ったらレコーディングも楽しくなりました。

松田 私は「元気なテイクをOKにするから、友達とカラオケに行ってる気持ちで歌って」と言われて、努力してみたんですけど、ちょっといまいちだったんですよ。そしたらブースのなかに虫が出て、うわーってなったまま歌ったテイクがOKになって。元気って歌に出るんだなと勉強になりました。(笑)

■これから毎回虫を用意したほうがいいかもですね。(笑)夏曲という部分で意識したことはありましたか?

廣川 私は歌詞から風景を想像しながら歌いました。夏の夕暮れとか、海とか。あとドライブにピッタリだなと思って。

松田 私、この曲を夏フェスで歌うのがめちゃめちゃ楽しみなんですよ。

三品 わかる!夕方に野外で歌いたい!ちょっと暗くなってきたいい時間に。サビにジャンプする振り付けがあるので、みんなで一緒に飛びたいです。

■2曲目の“タピオカミルクティー”は、SHIROSEさんとDa-iCEの工藤大輝さんの共作です。

小玉 わーすたがタピオカミルクティーを好きすぎて、飲みすぎてっていうきっかけでできた曲なんです。歌詞にあるように、最初は嫌いだったメンバーもいて。

三品 私はミルクティーが飲めなかった人で。

松田 私はタピオカが飲めなくて。

小玉 それが半年くらい前から、みんなハマっちゃって。毎日のように飲んでいたら、SNSやスタッフさんから情報が伝わって、この曲ができたんです。

廣川 この歌詞もキュンキュンするんですよ。「前は嫌いだったけど、君が好きだから私も好き」みたいな。なんてかわいいんだろうと思って。

■三品さんと松田さんは、みんなが飲んでいるから、一緒に飲んで好きになったんですか?

三品 差し入れでいただいたときに、私は飲めないなと思って見ていたんですよ。でも、みんなが「おいしい!おいしい!」言うから、ちょっと飲んでみようかなと思って飲んだらおいしくて。(笑)それ以来、ミルクティーも飲めるようになったんです。

松田 私も飲めなかったタピオカを増量で頼むようになって。(笑)お店とか、コンビニとか、この半年間、ほぼ毎日飲んでいるんですけど、お財布がどんどん軽くなってヤバいんですよ!スタッフさんからも「飲みすぎないで」って注意されています。

■MVでもタピオカミルクティーを飲むシーンがたくさん出てきますね。

小玉 おしゃれでありつつ、かわいさもありつつ、青春っぽさもありつつ、わーすたっぽい変な要素もありつつなMVに仕上がったと思います。衣装のほかに制服も着たんですけど、ザ・青春っていうMVになっているので、ぜひ見てほしいです。

三品 学生感が眩しいっす。制服シーンは原宿で撮ったんですよ。タピオカミルクティーを飲みながら歩いて、「JKかよ!」みたいになっています。いちおう(三品と小玉は)現役ですけど。(笑)

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