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GARNiDELiA『stellacage vol.V』ライブレポート@品川ステラボール 12月17日(土)

新しいアルバム内容と同様に、ライブでもいろいろな盛り上がりを見せた東京公演!

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2016年12月17日(土)、本格的に冬に突入した寒空の下、品川ステラボールにてGARNiDELiAのワンマンライブ『stellacage vol.Ⅴ』が行われた。会場内は、今か今かと待ちわびた観客で埋め尽くされ、外の寒さを忘れさせるくらいの熱気を放っていた。

sub2オープニング、流れ始めたSEとレーザービームの演出に観客が手拍子で応え、GARNiDELiAの登場を待つ。最初にtokuがステージへ。センターで観客を煽り、その両サイドからダンサーが登場。そして、ステージに特設されたもう1段上のステージ中央に、メイリアがスポットライトに照らされ登場!その途端、叫びにも似た大歓声が巻き起こる。今回は約2年ぶりのリリースとなった2ndアルバム『Violet Cry』のアルバムタイトルからイメージされた、紫を基調としたステージ衣装になっていた。1曲目“EXXXTASY”では、セクシーなダンスで観客を魅了し、新しいアルバムのスタート曲からのオープニングに観客のボルテージが上がっていく。そして背面の大ビジョンに今回のバンドメンバーのクレジットが表示されると同時にバンドメンバーも演奏に加わった。「行くぜ東京ー!!」とメイリアが叫び、2曲目“REAL”へ。サビでは頭を振りながら会場を盛り上げ、立て続けに“Burning Soul”で一気に会場をヒートアップさせていく。続いての人気曲“grilletto”で、会場は早くも大盛り上がり!tokuも手を挙げ、声をだし、会場を煽る。大歓声の中、MCで自己紹介をし「やっとこの日が来ました!来てくれてありがとう!!」とメイリア。続いてtokuが自己紹介して「みんな元気ですか!?今日は全部出し切って帰ってね!!」の言葉に続き、“ORiGiNAL”を披露。GARNiDELiAのライブでは定番のダンスナンバーで、ステージは青と紫のライトで彩られた。サビではオーディエンスも手を挙げて会場全体で盛り上がり、そのままのテンションで、メイリアがハイトーンボイスで聴かせる“Lamb.”へ。そしてピンクから水色に照明が変わると、新しいアルバムから“My little happiness”を披露。メイリアが手を挙げて大きく振ると、会場も一緒に大きく手を振りそれに応え、会場が一体となった。続く“紫苑”では、スクリーンにリリックビデオが映し出され、メイリアが歌い上げる歌声と歌詞の世界観も演出し、しっとりと聴かせる。2度目のMCではアルバムの話をした後、今回のアルバムのリード曲“Cry”、壮大な“祈りの歌”と、メイリアのもう一つの魅力でもある切なく響く歌声に、会場全体が聴き惚れた。曲終りで、そのままバンドメンバーによるインストの演奏が始まり、次の曲“NEON NIGHT”で、二人が衣装替えをして登場。メイリアは黒と白の着物風の衣装。tokuは黒のハット、ジャケット、互いにドット柄を合わせた衣装となった。そこにダンサーも加わり、セクシーなダンスで観客を魅了。途中、ステッキを使った新しいダンスも披露した。続く“BAD BOY –GARNiDELiA vs HEAVYGRINDER-”では、重低音が鳴り響き、激しいダンスで再び会場のボルテージが上がっていく。そして人気曲の“PiNK CAT”、“極楽浄土”と続き、会場はまさにダンスフロアに!観客の盛り上がりを見たtokuが「いつもよりみんな高く飛べてるね!」と褒め、メイリアも「これからも新しいことドンドンやっていきますのでよろしく!!みんなまだまだいけるよね!?」と煽った後、懐かしの名曲“SPiCa”を披露。そして“BLAZING”では、観客が会場一体となり、ジャンプとかけ声で盛り上がり、メイリアもセンターの台に座ってファンとの距離を縮め、tokuもショルダーキーボードを掲げてステージ前方まで出て来て会場を盛り上げる。続けて“ambiguous”、“オオカミ少女”で会場の熱は最高潮に!メイリアはダンサーと一緒に扇子を使った和の雰囲気でダンスをし、そのままラストの曲“約束 -Promise code-”へ。ガルニデ史上最速のBPMを誇る疾走感のあるこの曲で、会場全体が熱狂の渦のまま本編が終了した。

sub2照明が落ちるも、熱気が冷めやらぬファンがすぐに掛け声をあげ始め、アンコールが響き渡る。しばらくしてライブTシャツに着替えたメンバーが再登場し、「もっと大きい所へ行って、これからもみんなと一緒に音楽をやっていきたい」とtoku。そしてメイリアは「今日はあっという間な気がする!それだけ楽しかったってことだよね!」と喜びを伝えた。そしてアンコール1曲目は新しいアルバムから、「みんなへの気持ちを書いたよ」とメイリアが説明した“変わらないモノ”を披露。「新たなタオル曲になる」と言った言葉通り、会場全体がタオルを振り回しながら盛り上がった。この曲はtokuもバックコーラスをするので、その時メイリアがtokuを見てアイコンタクトをする場面も見られ、二人の息の合った絆が感じられた。「みんな本当にいい顔してる!タオルめっちゃ回ってた!ありがとう!この曲すごく楽しい!」とメイリア。そして、曲終わりに発表された、来年春のサンリオピューロランドで行われる、GARNiDELiA3周年記念ファンクラブイベントと、また同じく春からスタートする、初のワンマンライブツアーが決定したことも発表され、会場から大きな拍手と歓声が送られた。「みんながいてくれるから少しずつ前に進めてる。前に前に進むためには変わらなきゃいけないこともあるけど、みんなの事大好きだってことはずっと変わらないよ!!」とのメイリアの言葉に、会場全体がひとつにまとまった様に感じた。

sub3最後の“MIRAI”では、tokuのピアノの音に乗せ、しっとりと聴かせつつ、力強い歌声に感動で見入ってしまっていた。途中、感極まって涙を見せたメイリアだが、最後まで歌いきった。ラストはバンド&ダンサーのメンバー全員で手を繋ぎ「ありがとうございました!」と挨拶をし、メイリアとtokuの二人はステージを端から端まで歩きながらファンに感謝をして頭を下げ、ライブは幕を閉じた。

今回の東京公演、アルバム曲を中心に構成されたライブは新鮮で、バラエティに富んだアルバム内容同様、ライブでもいろいろな盛り上がりを見せた。かつ、人気曲も織り交ぜた選曲がとても素敵なセットリストとなっていた。
来年3周年を迎えるGARNiDELiAだが、今後どのような活躍をするのかが今から楽しみだ。海外での活躍も期待される二人から今後も目が離せない!

http://www.garnidelia.com/

Text:隅内かな
Photo:M.キセキ

LIVE
GARNiDELiA stellacage TOUR 2017 〜Cry Out〜
■日程
2017年4月16日(日) 開場 17:30 / 開演18:00
会場:APOLLO BASE

2017年5月3日(水・祝) 開場 17:00 / 開演18:00
会場:梅田QUATTRO

2017年5月13日(土) 開場 17:30 / 開演18:00
会場:SENDAI CLUBJUNKBOX

2017年6月3日(土) 開場 17:30 / 開演18:00
会場:Early Believers

2017年6月11日(日) 開場 17:00 / 開演18:00
会場:DIFFER ARIAKE

■チケット料金
<愛知・大阪・宮城・福岡>スタンディング: ¥5,400(税込)※整理番号順入場
<東京>全席指定: ¥5,900(税込)
※未就学児入場不可 ※ドリンク代別途必要